こんにちは!データぶー子です。
分類/件名のダイジェスト4回目は、気象と気候についてです。
珍しく東京でも11月中から積雪があった今年の冬。
少しの雪でも電車は遅れ、交通がマヒして大騒ぎに!
雪の予想が出れば、前夜から天気予報や交通情報をチェックして翌日に備えます。
さてNDC451気象学ですが451.8気候学という分類もありどう違うのか迷うことがあります。「お天気クイズ 3 世界の天気と気候」(フレーベル館)でも最初の出題が「「気候」と「気象」は、同じこと?」でした。
「大辞泉」によると気象は「大気の状態、および雨・風・雪など大気中で起こる諸現象」で、気候は「ある土地で、1年を周期として繰り返される大気の総合状態。現在は気温・降水量・風などの30年間の平均値を気候値とする」とあります。つまり温帯気候やサバンナ気候とは言うが温帯気象やサバンナ気象とは言わないわけです。もっともこの気象と気候はしばしば混同されているようです。
もうひとつの違いは長い期間を表すのが気候でした。「地球温暖化」は451.85で気候変動現象です。では「異常気象」は?。気象庁は「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象と定義しているそうです。ややっこしいですね。