第2回は、雑誌データの構成について。
雑誌データには、「親書誌(おやしょし)」と「子書誌(こしょし)」という2種類のデータがあります。
継続的に刊行される一連の刊行物全体のデータを「親書誌」と呼びます。
「どんな雑誌なのか」がわかる情報をまとめています。
タイトル
出版社
大きさ
創刊年月日
刊行頻度...月刊誌、週刊誌、隔月刊誌 など
ジャンル...男性総合誌、女性ファッション誌、料理、文芸・読み物、コミック など
発売予定日...毎月22日、木曜日 など
親書誌には分類件名もあります。
付与する内容も考え方も図書MARCと同じです。(分類は、NDC(日本十進分類法)10版・9版です)
一方、号ごとの雑誌固有のデータが「子書誌」です。
巻数や号数
価格
各号の特集タイトル
各号の目次(目次を採用している場合のみ)
親子の関連付けは、タイトルごとに付与される10桁の固有のID番号によっておこないます。
先頭の5桁がタイトルに対応する番号、後ろの5桁で親子を区別します。
「-00000」が親書誌。子書誌は「-00001」以下、発売されるごとに1つずつ増えていきます。
00965-00000 図書館雑誌
00965-00001 2008-4 VOL.102 NO.4
00965-00002 2008-5 VOL.102 NO.5
...
(ハイフンは便宜的に入れています。)