久しぶりにAV班からお届けします。
昨年、2017年の超大作MARCは『シベリウス大全集』、
69枚組¥100000(税別)。
69枚が4つの箱に分かれて収まっていたので、MARCは4件ですが、
内容曲は、合計で617曲でした。
内容曲は、1件のMARCに最高で495曲、入力することができます。
『シベリウス大全集』には、管弦楽曲はもとより、
ピアノ曲、歌曲、合唱曲、室内楽などさまざまな分野がとりあげられ、
さらに同じタイトルの曲が何回も登場しました。
「試作版」「原典版」「最終版」「初版」「試作稿」「決定稿」
といったバージョンちがいがあったり、
一つの合唱曲にも「混声合唱」や「男声合唱」があったり...。
「断片」という文言も頻出しました。
ほんの十数秒なので、曲になる前のスケッチでしょうか。
AV班のメンバー7人、総出で入力・チェックしました。
同じタイトルでヨミやワカチが割れないように。
作品番号の大文字・小文字や、ピリオドの有無まで正しく転記するように。
1週間シベリウス漬けになって、
シベリウスさんの多彩なお仕事ぶりを知りました。
「フィンランディア」と「トゥオネラの白鳥」だけじゃなかったのですね...。
メーカーのHPによると
「スウェーデンのBIS社がたゆまぬ努力と執念で
断片まで完全に網羅し完成させた全集録音」だそうです。
http://shop.columbia.jp/shop/g/gE8406/
「録音資料」という言葉がピッタリの大全集です。
TOOLiでぜひご覧ください。