先週の「内容細目」に続いて、今週は「目次情報」です。
「目次情報ファイル」って何でしょう?
どんな図書が「目次情報作成対象」なのでしょう?
あらためておさらいしてみます。
研究者向けと大学生向けの図書、児童書ノンフィクション、そして楽譜が対象です。
分類、件名だけではとらえにくい内容も、目次を見ればよくわかることがあります。
たとえば、こちらの大学生向けテキスト。
図書の分類は464、件名は「生化学」「有機化学」と、かなり広い領域をカバーしているよう。
目次を見ると、おお~、長い!
アミノ酸とタンパク質から、ゲノム科学まで、いろんなことを扱っている様子。
知りたいことが載っているかどうか、わかりますね。
逆に、「この内容だと違うな...」ということもあるでしょう。
目次情報を確認して、図書を選んでから図書館へ行く、あるいは図書を予約する。
宿題やレポートの準備がスマートにできますよ。
児童書ノンフィクションの例もご覧に入れます。
道具といってもたくさんあります。
懐かしの「アルコールランプ」や、「糸ノコ」「上皿天びん」はあるでしょうか...?
ありました!!
「デジタルはかり」「モニターつき顕微鏡」といった、新しそうなものもありますね。
おお、「消火器」「ライン引き」の使い方も知りたいです!
という具合に、お目当てのモノが調べられるかどうか、しっかり確認できます。
最後に楽譜の例を紹介します。
うーむ、壮観!
「この曲を弾きたい!」「この曲が必要!」に応えるため、
収録曲のタイトルを一つ一つ、コツコツと入力しております。
小学生の「調べ学習」にも、本格的な研究にも、演奏したい音楽ファンのためにも、目次情報はレファレンスのお役にたちます。