先週5月1日発行の『週刊新刊全点案内』の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
4月は4件の件名を新設しました。そのひとつに「食品サンプル」があります。
食品サンプルについての図書はそれほど多くないのですが、別の件名に置き換えにくい主題ではあり、採用にいたりました。
「食品サンプル」という言葉を使わないで、食品サンプルを単語で表現しなさい...結構難しいですよね。
食品サンプルといえば、子どものころ、近所のラーメン屋さんの店頭にあったものを思い出します。
ラップがかかっていて、光線の加減もあるのでしょうが、丼の中がよく見えない。
何ラーメンなんだ...。
まあ、一緒に並べてある皿は餃子や炒飯と分かるのですが、これまたラップがかかっていて、出前サンプル?といった感じでした。
あれは普通に文字のメニューに置き換え可だったのでは、などと思ったりします。
ラップはなんだったのでしょうね。汚れよけでしょうか。
そういえば食品サンプルの正しいお手入れのしかたというのはあるのでしょうか。サクっと感あふれる衣のついたエビ天の食品サンプルなど、いかにも掃除が大変そうです。
洗えそうというのは素人考え?エアダスターなどを使用するのが無難?なんだか気になってきました。
件名「食品サンプル」で検索するとでてくる本に載っているかな?