先週に引き続きまして、ADEAC春の公開情報その2です。
今回は3月下旬から5月までに公開となった機関5館をご紹介します。
◇大和高田市立図書館/郷土資料「わたしたちの大和高田市」(5月16日)
「わたしたちの大和高田市」は、大和高田市立図書館開催の「町なか探検」3回シリーズとして子ども達と一緒に体験や見学した記録です。
地域ブランドさくらコットンの紹介・解説や、市街地の今昔などをすべて英文併記で掲載しています。
◇岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所/和田家おぅらい(4月20日)
世界遺産「白川郷・五箇山の合掌集落」の中心的な存在である和田家に関するデジタル資料をもとに岐阜女子大学にて構成された「和田家おぅらい」を公開しています。
公開されている資料は国の重要文化財である和田家に関する実物、古文書、絵図等、貴重な史料が見られます。
こちらも英文併記となっています。
◇四万十市立図書館/四万十市デジタルアーカイブ(4月2日)
『中村町史』および『中村市史 正編』『中村市史 続編』の電子書籍を公開しています。
目次より該当ページの電子書籍が閲覧できます。
◇田川市立図書館/筑豊・田川デジタルアーカイブ(3月29日)
田川市に残された『鉱山借区図』などの資料をデジタル化し、これらの地図資料を使って近世・近代の田川市の歴史を解説しています。
小中学生にもわかりやすく興味を持っていただけるような、調べ学習などに役立てるコンテンツが盛りだくさんです。
◇八尾市立龍華図書館/今東光の『小説 河内風土記』を歩く(3月20日)
今東光により八尾市をヒントに創作された全六巻におよぶ著作『小説 河内風土記』の、モデルとなった場所や風景の地図と解説をデジタル化し公開しています。
『小説 河内風土記』に記され、東光が過ごした時代のまちや風景を感じることができる地図ですので、『小説 河内風土記』とあわせてお楽しみください。
今回も簡単ですが新規公開館をご紹介いたしました。
ご紹介した以外に、リニューアルとなった機関や史料が追加された機関もありますので、ぜひADEACをご覧ください。