みなさま、こんにちは!先週に引き続きADEACの新規情報をお知らせしていきます。
今回は「ADEAC夏の公開情報」掲載以降に公開・更新された機関をいくつかピックアップしてご紹介します。
・『オーテピア高知図書館/オーテピア高知図書館 おためしデジタルギャラリー(図書館総合展2018フォーラムin高知 開催記念)』(9月21日新規公開)
今年7月に開館したオーテピア高知図書館の所蔵資料の一部を実験公開しています。
明治時代の市街図を現在の地図と重ね合わせる、年中行事を描く絵巻物を季節ごとに翻刻と一緒に閲覧できるようにするなど一工夫加えました。厳選された資料はどれも見ごたえ抜群です!
・『長柄町/長柄町デジタルアーカイブ』(10月5日追加公開)
「長柄横穴墓360度パノラマ画像」がコンテンツに追加されました。
ドローンによる360度パノラマ撮影で史跡の横穴墓とその周辺を記録し、ストリートビューのように、家に居ながらにして史跡を探訪することができます。遺跡保存の様子を映した動画を閲覧できる、横穴墓内の線刻画を高精細でじっくり鑑賞できるなどデジタルならではの工夫も満載です。
・『たましん地域文化財団/デジタルアーカイブ(旧:多摩のあゆみバックナンバー)』(11月12日追加公開)
多摩中央信用金庫(現・多摩信用金庫)が店頭で無料配布している地域誌『多摩のあゆみ』のバックナンバーを公開している機関です。今回の更新で新たに東京・多摩に関する地図・絵図やチラシといった所蔵資料がご覧いただけるようになりました。
・『岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所/和田家おぅらい』(11月3日追加公開)
世界中から人の訪れる白川郷の文化や伝統を発信するデジタルアーカイブです。
もともと英語に対応していたこちらのコンテンツですが、今回の更新で、対応言語に簡体字・繁体字・韓国語・タイ語が加わりました。デジタルアーカイブの多言語対応の例としてご覧ください。
今回紹介した以外にも、いくつかの機関がリニューアルや資料追加を行っています。ADEACのトップページに掲示される「新着情報」を見ると思わぬ発見があるかもしれません。
この先、年末から年度末にかけても新規公開が目白押しとなっています。大ボリュームでお届けする予定の次回更新もお楽しみに!