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氷のお菓子

今月の雑記のテーマは「寒い寒い体験」。
2月に入ってから急に気温が下がったり上がったり。何を着れば良いのかわからない日々が続いています。

昔は「寒かったら着込めばいいし、服も靴も冬物のほうが好きだし、こたつでみかんも幸せだし、冬大好き!」というタイプだったのですが、数年前からこれが一転。
寒くなり始める11月あたりから毎日はやく春に...はやく夏に...と祈る日々です。

高校生のとき、体感気温がマイナス20度になるような僻地の田舎に住んでいました。
冬の朝はとりあえず雪かきをしてから学校に行くような生活で、膝くらいまでの積雪も珍しくない地域でした。今住んでいる東京よりもよっぽど体感気温は寒かったのですが、雪国あるある「家の中は暖房完備で暖かい」「車社会なので外を歩かない」が当たり前だったので今よりも快適に冬を過ごしていました。(戻りたいかと言われると微妙ですが...)
そして高校生の頃の私にとっての冬の風物詩はフリージングレイン。日本語では雨氷(うひょう)というようです。
0度以下で降る雨が地面や木にぶつかった衝撃で凍るという現象。
これが降ると地面が凍って運転がとっても危険になるのですが、同時にすっごく綺麗だったのです。

写真で見ると、こんな感じ。
1927.jpg

砂糖やゼリーでコーティングされたお菓子みたいに見えませんか?
運転が面倒になるから嫌だな、と思いつつもなんだかんだこれが見たくてフリージングレインを楽しみにしていました。
いろいろな条件が揃わないと見られない現象のようなので狙って見に行くのは難しそうですが、日本では長野県で時折見られるようです。

ちなみに「雨氷」はTRC MARC学習件名にはありませんでした。
しかし目次情報を使って検索すると、扱っている本はいくつかあるようです。
よく似た「霧氷」や「樹氷」は学習件名として採用されているので、掛け合わせ検索で出てきたこちらの本を読めばそれぞれの違いを知ることができそうです。

「雪と氷」
(楽しい調べ学習シリーズ)

片平孝(著)
PHP研究所(2017.9)

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