明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
3月は2件の件名を新設しました。そのひとつに「国際観光旅客税法」があります。
出国する旅客に対し1回につき1000円の税金がかかるというもので、今年の1月に導入されました。船舶や航空会社がチケット代金に上乗せする形で徴税し、国に納税する形をとるそうです。
来年のオリンピックに向けてインバウンドが盛り上がっている今、ものすごい税収になりそうです。集まった税金は観光のための財源となるそうなので、ぜひ有意義に使っていただきたいものです。
この件名とは全く関係ないのですが、外国人旅行者関係の本が来るたびによみがえってくる思い出があります。
以前、外国人旅行客に「イケバナstationに行きたいがどうやって行けばよいのか」と聞かれ大変困ったことがありました。つたない英語でやりとりした結果、彼女が行きたかったのは「赤羽駅」だったことが判明しました。イケバナ...アカバネ...言われてみれば似ているような...。そして外国人旅行者が赤羽駅に何の用事があったのか(いや、別に用事があってもいいのですが)印象深くて忘れ難い思い出です。