姪が読書好きです。
小説はもちろん、いまどきの子どもらしく、ラノベやコミックも大好き。
おもに学校の図書室や地元の図書館から借りて読んでいるのですが、ラノベとコミックは自分でも買って持っています。
ところがそれが1~3巻、9巻、12~15巻というように、巻数がとびとび。なかには1巻がないものも。彼女は全集をどの巻から読んでも平気なタイプなのです。
続きもののお話で、どうしてそういう読みかたができるのかしら、
本棚に並べたときに、間が抜けてるのは気にならないのかな、
などとわたしは思ってしまうのですが、彼女にはそれがふつうなのでしょう。
とはいえ、全集が必ず1巻から順番どおりに刊行されるとは限りません。
最初の刊行が第5巻だったり、別巻だったりすることもあります。
最近は小説でも、完結後に前日譚にあたるものが「0巻」のような形で刊行されたりもします。
週刊新刊全点案内に掲載している図書のMARCには、配本回数を入れています。
全集初回の配本が「1配」。全巻構成がわかるときには「全15巻1配」といった形で入力し、刊行された順に配本回数を増やしていきます。
「第7巻」でも「1配」なら、第1~6巻はまだ刊行されていません。「3」が「2配」でお手元に「1」しかなくても、「2」を買いもらしているとは限りませんので、ご安心を。