明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
6月は6件の件名を新設しました。そのひとつに「統合型リゾート」があります。
これは、展示場や劇場、ホテルやショッピングセンターなどを統合した大型の娯楽施設のこと。日本では、カジノを設置できるようになる施設としても注目が集まっています。
カジノといえば賭博施設ということで怖い印象もありますが、映画などでよく見るようなゴージャスできらびやかなイメージも同時に浮かびます。以前、海外旅行で一度現地にあったカジノを見に行ったことがあるのですが(賭けはしていません)、やはり豪華な印象は変わらず、その場にいるのに映画のワンシーンを見ているような奇妙な感覚になっていました。
そんな思い出があるので、カジノが日本に来る...と聞くと少し不思議な気分になります。むしろ、個人的にはカジノよりも、併設される他の娯楽施設の方が気になっていたり。展示場や劇場、ショッピングモールも大規模なものになると思うので、オープンしたら一度くらいは行ってみたいという気持ちがあります。ラスベガスにあるようなテーマパーク型のホテルができたりするんでしょうか...。勝手な想像が膨らみます。
とはいっても、建設地の決定もまだ当分先の話。今後も話題が尽きそうにない統合型リゾートですが、どうなっていくのか気になります。