みなさまこんにちは、AS入江です。
現在ADEACは年度末公開ラッシュの真っただ中!日々デジタルアーカイブが更新・公開されていく状況ですが、今回と次週月曜の2回に分けて、3月までのADEAC更新情報をまとめてお伝えしていきます。
今回は昨年12月から2月にかけて新規・追加公開を行った機関の中から一部をご紹介します。
◇『日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム』(12月25日追加公開)
昨年日本を舞台に行われた「ラグビーワールドカップ2019」での日本代表の試合データや写真が追加されました。日本代表が念願のベスト8・決勝トーナメント進出を果たしたこの大会を、臨場感あふれる写真や熱のこもった観戦記を通して振り返ることができます。
◇『 港区/デジタル版 港区のあゆみ』(12月27日追加公開)
港区内の各地区にお住まいの方へのインタビュー映像集「みなと 記憶の風景(ランドスケープ)」が公開されました。区とともに人生を歩んできた方々から実際にお話を伺うことで、映像や写真に残されていない「記憶の風景」に迫ります。
サイト内にはかつての町の風景を記録した写真や刊行物も掲載されています。インタビューと合わせて閲覧することで、「記憶」と「記録」の両面から地域の歴史をお楽しみいただけます。
◇『大阪狭山市立図書館/築造1400年の狭山池(大阪狭山市)』(1月24日新規公開)
1400年以上前に築造され、現在もなお利用されている日本最古のかんがい用ため池である狭山池に関する絵図や石碑をデジタル化しました。資料点数こそ多くはありませんが、1つ1つの資料に充実した解説がつき、翻刻もご覧いただけます。
◇『広島市立中央図書館/広島市立図書館貴重資料アーカイブ』(2月1日新規公開)
広島市立図書館が所蔵する貴重資料のアーカイブです。今回公開されたのは広島市立中央図書館の特別コレクションである浅野文庫の絵図29点と、郷土資料1点です。
広島城や江戸藩邸の詳細な見取り図など見ごたえのある資料ぞろいで、デジタルならではの見せ方を工夫しているものもあるのでぜひご覧ください!
◇『たましん地域文化財団/デジタルアーカイブ』(2月25日追加公開)
以前から季刊誌『多摩のあゆみ』のバックナンバーを掲載してきましたが、令和元年5月発行の第174号からの連載「多摩の歴史を立体視!―赤色立体地図の風景―」を新たにご覧いただけるようになりました。
赤色立体地図を国土地理院の地図や航空写真と比較しながらご覧いただくことで、多摩の起伏にとんだ地形の面白さが一目で味わえます。
◇『下松市/郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブ』(2月28日追加公開)
大量の郷土資料・行政資料・地域の写真や無形民俗文化財に認定された伝統芸能「切山歌舞伎」関連資料など、大量のコンテンツが追加され、それに伴いページ全体の大幅リニューアルが行われました。
新しい画面では下松市の歴史や文化に関する4つの重要テーマについて、それぞれ解説・関連資料をまとめています。
そのほかにも遺跡や文化財といった切り口から資料をご覧いただけるほか、資料種別ごとのまとめ画面も用意しています。
次回は3月に新規・追加公開されたデジタルアーカイブをご紹介していきます!