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4月の特集☆入学祝い・進級祝いに贈りたい本☆その1

新年度が始まりました! 波乱含みのスタートですが、
こんな時こそ、入学や進級を迎えた子どもたちにステキな本を読んでもらいたいと思います。

データ部メンバーからお祝いにおすすめの本を募りました。4回にわけてお届けします。

1回目は、高校、大学、専門学校などに通うハイティーン向けです。

 ☆。.
 
まずは、青春もの。専門分野や職業の選択にも悩むころ、自分に合った、好きな道を選んで思い切り走ってほしい。

「見よ、飛行機の高く飛べるを」

永井愛(著)
而立書房(1998.10)

戯曲です。実際の演劇を見たメンバーの推薦。明治時代の女子学生の熱さに触れてみたい。


「どくとるマンボウ航海記」
(角川文庫)

北杜夫(著)
KADOKAWA(2018.6)

その後、ソーウツ病で有名になる北杜夫先生ですが、この青春記は不滅です。


 ☆。.

次は、具体的なサポートになる本をガイドする、いわば本の本。
この本を推薦してくれたメンバーは理系の甥御さんの大学入学祝にしたそうです。

「77冊から読む科学と不確実な社会」

海部宣男(著)
岩波書店(2019.1)


英語の勉強という大義名分で...。受験勉強から解放されて英語を楽しめるといいですね。

「スヌーピーコミックセレクション 50's」
(角川文庫)

チャールズ・M.シュルツ(作)
KADOKAWA(2015.7)

チャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナス...小学生の頃の自分と再会したりするかもしれません。
こういう子いたなあ、三つ子の魂百までなんだろうな。原点を思い出して、将来を考えるのもよし。


 ☆。.

友達付き合いにも悩む年頃、こんな本がお守りになるかも。
重苦しい空気の原因や由来を知ることで、ずいぶんラクになると思います。

「「空気」を読んでも従わない」
(岩波ジュニア新書)

鴻上尚史(著)
岩波書店(2019.4)


悩めるときには、遠くを見よう! 宇宙の果てまで飛んでいける美しい写真集。
自分の外側の世界ってこんなに広く大きいのだ!

「宇宙の地図」

観山正見(著)
朝日新聞出版(2011.12)


 ☆。.

贈りたい理由もさまざまです。
さびしいことですが、街の本屋さんは減っています。
たまには、贈りたい子ども、若者と、一緒に書店に行って、ゆっくり話し合いながら本を選べるといいですね。

この企画は全4回の予定です。
おたのしみに。
それでは、また。

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