ここ数か月で生活が突然がらっと変わり、さまざまな思いや悩みを抱えた子どもも多いと思います。今回は、物語の立場から子どもの心にそっと寄り添う「読み物キーワード」をご紹介します。
学校が再開したらいきなりのクラス替え。新しい友だちと仲良くできるかな。
なんで家でも勉強しないといけないんだろう。
家族がずっと家にいるの、不思議だな。仕事って大変そう。
気になるあの子、わたしのこと覚えているかな。
ところかまわず元気に走り回る子も、静かに過ごす子も。小さなからだと純粋な心で、きっと様々なことを考えていることでしょう。TooLiの「読み物キーワード」検索では、気になるテーマから、それを題材にした物語へと案内してくれます。
たとえば「こころ」をキーワードとすると。
テーマ検索では、まず大きなくくりとして「自分をみつめる」「心の触れ合い」「社会の中で」などのテーマが出現します。
そして気になるものを選択すると、さらに細分化されたテーマが広がります。
「自分を見つめる」の下の「人生を考える」を展開すると、「少年期、少女期」「おとなになりたくない」「なぜ勉強するのか」「幸福と不幸」etc.
「心の触れ合い」の下の「愛とにくしみ」を展開すると、「優しい心、思いやり」「けんか」「心のすれちがい」「愛とはなにか」etc.
上記以外にも多種多様、子どもが漠然と抱く思いに応えるキーワードが並びます。
これだ!と思うものを見つけたらチェックを入れ、利用対象を絞って検索。年代に合った作品に出合うことができます。
子どもに何か質問されるとき、哲学的であったり、答えのないものであったり、大人にとっても難しいものが多く存在しますよね。
あるいは人に言えない・相談しにくい悩みなどもあるでしょう。
物語がすべてを解決してくれるわけではありませんが、子どもの心にそっと寄り添うストーリーにふれることで、悩みが解決することもあるかもしれません。