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荻ではなく、萩 ~新設件名のお知らせ2021年10月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

10月の新設は9件でした。
ここでは10月の新設件名から、「はぎ」をご紹介します。


甘い物好きだからか、はぎ(萩)と聞いて頭に浮かぶのはおはぎや萩の月なのですが、件名の「はぎ」はマメ科ハギ属の植物のことです。
(おはぎも萩の月も、名前の由来は植物のはぎから来ているようです。)

日本では古くから親しまれている植物で、なんと『万葉集』にははぎを詠んだ和歌が141首も収載されているそうです。
花札にも描かれたり、秋の七草のひとつにも数えられたりと、何かと日本文化と縁の深い植物です。

ちなみに名前も漢字もよく似たはぎ(萩)とおぎ(荻)ですが、それぞれマメ科とイネ科ですので実物は見た目が全く違います。

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