地図、型紙、小冊子、CDやDVD...。今日は図書についてくる付録の主だったものについてまとめてみようと思います。
地図や型紙などの大きな紙が折り畳まれた付録は、形態に関する注記(347A)に何が何枚ついているかを記録しています。
347A01 付:実物大型紙(1枚)
275J01 1枚
347A01 付:超特大ルートマップ(1枚)
275J01 1枚
冊子はどのくらいの大きさ・ページ数の何がついているのかを記録。図書と同じ場合は大きさは省略します。背がある冊子には「別冊付録」、中綴じの冊子には「付」を使っており、付録の形態を推測することができます。冊子には読みも入力します。
347A01 別冊付録:映画館名簿(236p 21cm)
547A01 エイガカン/メイボ
275J01 1冊
347A01 付:名古屋街歩きMAP(15p)
547A01 ナゴヤ/マチアルキ/マップ
547F01 ナゴヤ/マチアルキ/MAP
275J01 1冊
折り畳まれたものも冊子も、図書に挟まっているだけだったり、すぐ取り外せるように糊で貼ってあるものには付録の数量(275J)に「1冊」「1枚」等と数量を記録。図書と離れる付録がいくつついているかをわかるようにしています。
CDやDVD等の記録媒体が付属しているものについては、付属資料の種類と形態(275E)に何が何枚ついているかとその大きさを記録。映像資料・電子資料に図書館での利用制限が記されている場合は、付属資料の著作権コード(141B)にコード化情報を入力します。
275E01 DVDビデオディスク(1枚 12cm)
121I01 F0;映像資料
121T01 F3;ビデオディスク
141B01 R9;館外貸出不可(図書)
先日、図書館で旅行のガイドブックを借りたところ、「地図がついているので一緒にご返却お願いします」と声を掛けていただきました。土地勘がないところに旅行に行こうとする時、広範囲の地図はとても便利ですが、きれいに切り離し、ポケットを貼り付けてという作業は手間がかかりますよね。大変便利に使わせていただきました。きちんとしまってお返しします。