記憶にある幼い頃の私は大人ぶりたくて絵が少ない本ばかりを選んでいたので、絵本に親しむようになったのは高校生になったころでした。以来よく手に取るようになり、今でもその豊かさと奥深さに惹かれています。中でも今だからこそ奥深さを知れたのが「文字のない絵本」でした。
TOOLiでもMARCの情報を活用してこの「文字のない絵本」を探すことができます。
まず、コード化情報のジャンルに注目してみると、まさに!な【文字のない絵本】(【児童書・絵本】>【絵本】>【文字のない絵本】)というジャンルがあります。
想像力が掻き立てられるような素敵なイラストの絵本や、0歳から親しむことができる知育絵本など、文字のない絵本にも意外と幅がありますね。
しかし、ここで検索できるのは分類に【E】がつく幼児・児童向けの本のみです。
大人向けの絵本の中にも「文字のない絵本」は存在しますので、検索してみましょう。
ここで活躍するのが「言語コード」。
分類に【726.6】、そしてコード化情報の言語の欄から【本文なし】を選びます。
このように検索すると、大人向け絵本も含んだすべての中で文字のない絵本も結果に表示することができます。
言語コードといえば、英文でも読める本を探すときなどによく使っていただいているかもしれませんが、【本文なし】のコードはなかなか触れることが少ないかもしれません。
これを機会に【本文なし】のコードを活用して、「文字のない絵本」を探してみてください。意外な出会いや発見があるかも...?