ごく個人的なことなのですが、映画「ウィキッド ふたりの魔女」の公開を心待ちにしていました。
ウィキッド(悪い魔女)として忌み嫌われた緑の肌を持つ魔法使いエルファバと善い魔女として慕われたグリンダをめぐるミュージカル映画で、オズの魔法使いの前日譚となるお話しです。
キャッチーな音楽と美しい映像、世界観を際立たせる面白い機構、どれをとっても素晴らしいので、機会がありましたら見てみてください。
注意点としては、前後編に分けて公開されるため現時点では映画館で結末を知ることができないことです。
結末を知る方法としては、ミュージカル版を観劇すること、そして原作本を読むことの2つ。
原作本の日本語版初版は「オズの魔女記」のタイトルで1996年に刊行されました。
映画タイトルと共通するキーワードは「魔女」だけですから、この本にたどり着くのは少し難しいかもしれません。
しかし、TRC MARCでは、映画やTVドラマなどの原作になった図書に対して、そのタイトルを「メディア化タイトル」として入力しています。
オズの魔女記
グレゴリー・マグワイア(著) 広本和枝(訳)
大栄出版(1996.10)
メディア化タイトル:ウィキッド ふたりの魔女
この項目を活用することで、映画「ウィキッド ふたりの魔女」から原作本「オズの魔女記」へたどり着くことができるのです!
2007年、2024年にそれぞれ新たに訳しおろされたものが「ウィキッド」というタイトルで刊行されており、もちろんこちらにも「メディア化タイトル:ウィキッド ふたりの魔女」が記録されています。
ウィキッド 上
グレゴリー・マグワイア(著) 服部千佳子(訳)
ソフトバンククリエイティブ(2007.10)
メディア化タイトル:ウィキッド ふたりの魔女
(下巻、早川書房 2024年刊の図書にも同様に記録されています。)
映画以外にも続きがどうしても気になるドラマやアニメのその先を、一足お先に読んでみるのもよいかもしれません!