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レトロな薫りの複製本

こんにちは。
図書館蔵書 小松です。

図書館の蔵書をお預かりしているここでは、図書館の棚がそうであるように、おのずと新旧とりまぜた図書を扱っています。

古い図書を扱っていると、昭和初期以前に刊行された本は、ボロボロなものも多い反面で、装丁がレトロだったり、以前扱ったように内容が時代を感じさせたりと、中身をじっくり読む機会はありませんが、興味深いものが多いです。

ところが、図書館で新しく購入されたような本の束の中から、そんなレトロな薫りのする本が現れるときがあります。

そう、複製本です。

MARCを作成する際には、複製本に特有の注意をしながら作成します。
多くの複製本には原本の奥付がそのまま印刷されているので、MARCを作成するときには複製本で新しく加えられた奥付(やそれに該当する部分、見つかりにくい場所にある場合も・・・)を探して、そこから情報を入力します。

複製本の原本のMARCがある場合もあるので、それとも比較しながら見ます。図書館蔵書でMARCを作成する場合は、ごくたまにですが、新規でMARCを作成する本の、複製本のMARCがすでにある時もあるので、それも確認しながら見ていきます。

最近の複製本は、印刷技術の発達のおかげか本当によくできていて、特に美術書や文学関係の複製には、原本と判別がつきづらそうなものもあります。奥付の版表示や発行年まで見てきて、はじめて複製本と気づくことも。

そんな複製本、もちろん奥付を見れば確実に判別できるのですが、最初にできるいちばん簡単な見分け方は・・・。

匂い!?です。

見分け方というより、むしろ嗅ぎ分け方でしょうか・・・。
新しい匂いがしたら「複製本かも」と思いつつ図書を確認しはじめます。

ただし、古い本の中にずっと置いてあると、やっぱり古い本の匂いになるので、あまりあてにはなりません。

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