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とりとめなく ~典拠のはなし~

はじめまして、津崎と申します。
この春に典拠班の一員となり早5ヶ月が経ちました。
それまでは何気なく手にとっていた本もこの頃は本編に入る前にまず
4情報源のチェックから入り著者紹介にかな読みがあるか、
西洋人なら原綴が載っているかなど
ついつい探してしまう日々です。すっかり職業病?
しかし少しは典拠作業にも慣れてきたかなと気が緩むと、
痛い目を見るので油断は禁物です。

典拠作業をしていく中で少し古めの年代の人の名前や
なかなか馴染みのない国の人の名前を見ると
私はなんだかどきどきわくわくします。
時間や空間を越えて出会えたことにちょっとした感動を覚えるような。
資料にいるかしら…名前の中に尊称などが含まれているのかも…どきどき。
上記の人達はそこまで頻繁にお目にかかるわけではないように感じますが(前者は全集の復刊などでどかんと一気にお目見えすることはあります)、同名異人を見分ける場面には日常的に遭遇します。
この人だろうか、いやいやこっちかも?やっぱりこちらがあやしい…袋小路に迷い込むとあっという間に時間が経っていて愕然とすることが度々あります。
同名異人は日本人に多いですが、先日は西洋人で同名異人の判別に悩むものがありました。
脚本家アンドリュー・デイビス氏です。今CMでもよく見かける映画「三銃士」のノベライズが典拠班にやってきたのでした。
典拠ファイルには原綴は同じ、もしくは一文字違いや若干のカナヨミ違いのアンドリュー・デイビスさんが複数人います。
その中に同じ映画界で活躍する同名の巨匠がふたり…。
手がかり探しに奔走です。

同名異人の判断の拠り所となる生年が同じ人物でも資料や図書によって割れていたり、専門分野が近しかったりするとどうしても時間がかかってしまいますし、方々調べ終えても、確実にこの人だろう、典拠ファイルで初めて出てきた新しい人だろうと断定するのは難しいなと感じることもあります。

典拠は奥が深い…。
まだまだその深淵に迫るには時間がかかりそうです。

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