典拠・望月です。
紆余曲折ありましたが、「東京オリンピック」の開幕が4日後に迫ってきました。
梅雨も明け、セミの大合唱も始まり、なんだか真夏の大運動会な雰囲気もしてきましたが、ともかく無事に終われますよう、安全を祈ります。
さて、人名典拠ファイルは、人物を区別するために必要な情報を「識別情報」として記録しています。
記録する情報には、直木賞・芥川賞といった文学賞やノーベル賞などの「受賞情報」もあります。オリンピック関連でいいますと、メダルを獲得した人はその情報で検索できると便利だろうということで、「メダリスト」情報も記録しています。
〇初出の典拠ファイルを作成するとき、その時点でメダリストだと判明していれば、その情報を記録
〇既出の典拠ファイルに何かしらの情報を追加するとき判明したら、メダリストであることも合わせて記録
追加する情報は図書に書かれた形に合わせていることが多いので、
・ベルリンオリンピック金メダリスト
・リオデジャネイロ・オリンピック男子4×100mリレー銀メダリスト
・ロス五輪52kg級銅メダリスト
といったように記録されています。
「オリンピック メダリスト」「五輪 メダリスト」など、かけ合わせる形で検索するとヒットします。
こちら↓は以前典拠班のメンバーが書いた記事。
オリンピックと典拠班の職業病についてつづられています。このときはロンドンでの開催だったのですね。今回はアジアで漢字圏の国での開催。どういう表示がされるのかも注目です!