本日、新アプリ『ぽけっと図書館』がリリースされました!
この記事では『ぽけっと図書館』って何ができるアプリなの?どう使うの?という機能の概要についてをQA形式で、また、あわせて学習面での役立て方をご紹介いたします。
☆『ぽけっと図書館』トップ画面☆
Q1.『ぽけっと図書館』ってどんなアプリなの?
A.ひとくちにいえば、GIGAスクール構想に対応した学校図書館蔵書検索アプリです。
子どもたちの財産である大切な学校蔵書・そして学校の心臓部である学校図書館と、そこに通う子どもたちの橋渡しをするために、学校図書館のICT化(機能の強化)をはかるべく誕生しました。
※概要についてはこちらもご覧ください
Q2.『ぽけっと図書館』は、一般的なOPACとは違うの?
A.『ぽけっと図書館』は学校図書館蔵書検索の機能(OPAC的機能)をベースに、児童・生徒の顕在的・潜在的興味を喚起するための仕組みや、授業や調べ学習のシーンでご活用いただける機能を備えています。
TRC MARCで設定している「学習件名」や「ジャンル」などを活用し、子どもたちと蔵書を結びつけるための多角的な機能を搭載しているのが強みです!
Q3.『ぽけっと図書館』ってどんなシーンで使える?
A.その時々の目的に応じた「伸縮性のある検索スタイル」が特徴なので、いろんなシーンでお使いいただけます。
授業中や調べ学習など「パッとピシッと特定のテーマについて探したい」ときには、短時間で目的の書誌へと導き、
自由時間に「ふわっとゆるっと気のおもむくままにながめたい」ときには、複数のサジェスト機能によって子どもたちの興味をくすぐります!
☆TRC MARCを活用し、様々な切り口で学校蔵書を表示します☆
■ Topic.『ぽけっと図書館』を授業で活用するには? ■
GIGAスクール構想対応アプリである『ぽけとしょ』は、授業シーンでのご活用も推奨しています。
おすすめの活用方法は「調べ学習の本をさがす」の画面を使うこと。
この画面は授業での活用に特化しており、アソビの要素を控えめに設定しているので、授業中に「あ、これおもしろそう」「他の本が目に飛び込んできて集中できない......」なんて授業のお邪魔はいたしません!
「調べ学習の本をさがす」画面ではTRC MARCの「学習件名」を用いた検索が可能で、児童書ノンフィクションのみをヒットさせることができます。
調べたいことが決まっていれば、キーワードや書籍のタイトル・著者からの検索が可能です。
学習件名(アプリでは「学習キーワード」という語を使っています)のサジェスト機能を搭載しているので、「調べたいことがフワッとしている......」「どんな言葉をいれればいいかわからない」時も安心です!
☆「調べ学習の本をさがす」画面☆
また、「教科書からさがす」機能も搭載!
こちらはTOOLi-Sの教科書単元検索を『ぽけとしょ』用にアレンジした画面で、
利用者IDに組み込まれた学年情報と、事前に設定した使用教科書をもとに、それぞれのユーザーに適切な画面が表示されます。
☆「教科書からさがす」画面(6年生のIDで入った場合)☆
「教科」「単元」を選ぶと、教科書で学ぶ内容にあった「学習キーワード」が提示されるため、授業に適切な蔵書を調べることができるのです。
クラスみんなで一斉に検索することができるので、授業シーンにうってつけ!
☆新しい理科 6×「単元:物の燃え方と空気」の学習キーワード☆
本日の機能紹介はここまで!
『ぽけっと図書館』について、どんなことができるのか、どんなアプリなのか、ふんわりとイメージを持っていただけたでしょうか?
次回は7/11(月)、「読みたい本をさがす」機能+楽しい仕掛けについてご紹介します!