新年度が始まって2週間、年度末から始めにかけてのデジタルアーカイブ公開ラッシュも落ち着いてきました。
今回から3回に分けて、昨年末以降に新しく公開されたデジタルアーカイブを中心にご紹介します。
◇『足立区/足立区区政資料室デジタルアーカイブ』(12月15日新規公開)
東京都足立区の区政資料を公開するデジタルアーカイブです。
「区の歴史」「区の基礎データ」「区の財政」など、さまざまなジャンルから資料を探せる作りになっています。
公開を始めてからも活発な動きがある機関で、1・2月にも資料が追加され、今後も更新が予定されています。
トップページには地域理解に役立つ資料をまとめた「足立区学習用資料」への導線も用意されており、郷土学習や探究学習など、教育現場での活用にも期待できます。
◇『福島県立図書館/福島県立図書館デジタルライブラリー』(1月8日新規公開)
福島県立図書館の所蔵資料を公開するデジタルアーカイブです。現在約230点の資料が公開されていて、いずれもパブリックドメインの資料となっています。
資料種別や時代といった切り口の他、県下の様々な資料を収集しているため、地図や市町村の一覧から関連する資料を探す機能も提供されています。
スペシャルコンテンツとして、1908年に発行された「福島県写真帖」に収録された写真の撮影地点を地図から探せるコンテンツや、現在の地図と古地図・絵図を比較するコンテンツなども実装されており、視覚的に福島の歴史をたどることができます。
◇『杉並区/杉並区デジタルアーカイブ』(2月4日新規公開)
東京都杉並区が所有する地域の資料・写真・文化財などを公開するデジタルアーカイブです。
杉並区内で撮影された写真や地図を時代・地域・カテゴリー別に探したり、行政資料、図書・雑誌、文化財等をご覧いただけます。
また、2016年に国史跡に指定された「荻外荘」(近衛文麿旧宅)の復元プロジェクトの一環として、工事の過程や建物の内部構造を確認できるウォークスルーや、内部を自由に見て回れるバーチャルツアーが用意されており、文化財を立体的・体験的に学べる点が大きな魅力です。
◇『学校法人相模女子大学/さがみデジタルミュージアム』(2月20日新規公開)
学校法人相模女子大学の創立125周年事業の一環として公開された、学園の歴史資料を公開するデジタルアーカイブです。
「学園史年表」「記念誌・写真集」等の資料を通して、1900(明治33)年の日本女学校創立から現在に至るまで、120年以上にわたる学園の歩みをたどることができます。
さらに「アーカイブフォト」「アーカイブコレクション」などのコンテンツから、校舎や学生生活の様子、時代ごとの空気感を伝える資料をご覧いただけます。
大学史・女子教育史の資料としてはもちろん、地域とともに歩んできた学園の軌跡を知るための文化資源としても価値の高いデジタルミュージアムです。
◇『茨木市立図書館/茨木市立図書館デジタルアーカイブ』(2月27日新規公開)
大阪府の茨木市立図書館が所蔵する郷土・行政資料を公開するデジタルアーカイブです。
市広報誌や市が発行している各種資料を通して、茨木市のこれまでの歩みと現在の姿を見ることができます。
茨木市に住んでいる人やこれから訪れる人にぜひ活用していただきたいサイトです。
次回は4/20(月)に2月末から3月にかけて公開されたデジタルアーカイブを紹介します。