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2020年4月 アーカイブ

2020年4月 8日

データ部ログ更新一時停止のお知らせ

いつもTRCデータ部ログをご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした緊急事態宣言が発令されたことを受け、データ部ログの更新を一時停止させていただきます。コメントにつきましても一時的に受付を停止させていただきます。
どうぞご了承ください。

緊急事態宣言発令に伴う弊社の対応につきましては、弊社ホームページにてご確認ください。

ブログの閲覧は通常通り可能ですので、過去の記事をご覧になりたいときは、左サイドの「企画記事」「カテゴリー」から選んでいただくか、右サイドの「検索ボックス」から検索していただければと思います。

各地の図書館では、現在の状況の中で図書館サービスの実施に大変苦慮されていることと思います。1日も早くこの事態が収束することを願ってやみません。

2020年4月 6日

私ってだめな娘ね~新設件名のお知らせ2020年3月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

3月は10件の件名を新設しました。
そのうちのひとつに「神棚」がありました。


母方の実家が商売をしていたので神棚がありました。
当時、幼児の私の視線ではお宮を載せている台しか見えないため
棚板からあふれんばかりの植物がせり出していて ←榊です
毎朝高いところにご飯やら水やらのっけているし ←神饌です
しかも火花飛び散る石も置いてあるしで ←これは切火用の火打石、なぜか定位置でした
いつか板ごと落ちてくるんじゃないかと
勝手にヒヤヒヤしていました・・・

JapanKnowledge日本大百科全書によると
「神棚」は
各家庭の屋内に設けられた常設の祭場。その場所としては、
座敷や出居(でい)など接客用のハレの場にあるものと、
いろり端や台所など家族の生活の場にあるものとがある。(以下略)


そういえば神棚どこに設置してあったっけ・・・
怖かった印象はあるけれど記憶は曖昧。
そこで母に尋ねることにしました。
いつもなら近いので直接会いに行ってしまうのですが
このご時世なのでメールです。
「実家の神棚ってどこにあったか覚えてる?」ときいてみたところ
台所ともう一つ神棚の専用部屋があり2つあったことが判明。
辞書の通りハレと生活の場にあったのか、と驚いてしまいました。


母には何の前触れもなくメールをしてしまったので
急に神棚に興味を持ちだして
精神的に弱っているのかと思われたらしく
結びの一文は
「ちゃんと換気しなさい」でした。
特に弱ってはいないのですが、週末は窓全開で換気しました。

2020年4月 7日

肉、魚、野菜、昆虫

今日は「週刊新刊全点案内」2155号の発行日です。
掲載件数は1363件でした。
今月の表紙はこちら。

p20200407.jpg

*イラストレーターコメント*
私は昔から勝手に「空豆は豆の王様」と思って
春、4月頃に、空豆をゆでるのを楽しみにしています。
さやを割って、へその黒部分と緑のコントラストが奇麗な
プクプクとした大きな空豆が出て来ると、ワクワクするのです!
大きいだけでなく形もカワイイ!!!
という事で
空豆&グリンピースのイメージです。(Juri)


*こんな本がありました*

「ホントに食べる?世界をすくう虫のすべて」

内山昭一(監修)
文研出版(2020.4)

春らしいさわやかな話題から一転、たいへん「強い」一冊をご紹介します。

食べておいしい昆虫の捕まえ方と調理法を紹介しているのですが、写真満載でビジュアルが強い。昆虫食への愛が強い。押しが強い。あと、身近にこんなに食べられるものがあると思えば飢え死にする気がしなくて、心強い。必要なのは捕獲の技術と少しの度胸。

セミ、バッタ、コオロギなどがある中で興味深かったのは「サクラケムシ」です。
しゃちほこがの幼虫で、桜につく毛虫なので、毛虫自体はもちろんフンも桜の香りがして有効に利用できるそう。
有効利用...ええ...と...フンを煮出してお茶にして飲むのです。素直に書けなかった...まだまだだ。

後半には食用昆虫の養殖の取り組みもあり、食材として今後重要性が高まっていくのではと思われます。
特定地域の食習慣としてではなく、ウケねらいでもなく、肉・魚・野菜のとなりに昆虫料理の本が並ぶ日も遠くないかもしれません。...かな。

2020年4月 3日

4月の特集☆入学祝い・進級祝いに贈りたい本☆その1

新年度が始まりました! 波乱含みのスタートですが、
こんな時こそ、入学や進級を迎えた子どもたちにステキな本を読んでもらいたいと思います。

データ部メンバーからお祝いにおすすめの本を募りました。4回にわけてお届けします。

1回目は、高校、大学、専門学校などに通うハイティーン向けです。

 ☆。.
 
まずは、青春もの。専門分野や職業の選択にも悩むころ、自分に合った、好きな道を選んで思い切り走ってほしい。

「見よ、飛行機の高く飛べるを」

永井愛(著)
而立書房(1998.10)

戯曲です。実際の演劇を見たメンバーの推薦。明治時代の女子学生の熱さに触れてみたい。


「どくとるマンボウ航海記」
(角川文庫)

北杜夫(著)
KADOKAWA(2018.6)

その後、ソーウツ病で有名になる北杜夫先生ですが、この青春記は不滅です。


 ☆。.

次は、具体的なサポートになる本をガイドする、いわば本の本。
この本を推薦してくれたメンバーは理系の甥御さんの大学入学祝にしたそうです。

「77冊から読む科学と不確実な社会」

海部宣男(著)
岩波書店(2019.1)


英語の勉強という大義名分で...。受験勉強から解放されて英語を楽しめるといいですね。

「スヌーピーコミックセレクション 50's」
(角川文庫)

チャールズ・M.シュルツ(作)
KADOKAWA(2015.7)

チャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナス...小学生の頃の自分と再会したりするかもしれません。
こういう子いたなあ、三つ子の魂百までなんだろうな。原点を思い出して、将来を考えるのもよし。


 ☆。.

友達付き合いにも悩む年頃、こんな本がお守りになるかも。
重苦しい空気の原因や由来を知ることで、ずいぶんラクになると思います。

「「空気」を読んでも従わない」
(岩波ジュニア新書)

鴻上尚史(著)
岩波書店(2019.4)


悩めるときには、遠くを見よう! 宇宙の果てまで飛んでいける美しい写真集。
自分の外側の世界ってこんなに広く大きいのだ!

「宇宙の地図」

観山正見(著)
朝日新聞出版(2011.12)


 ☆。.

贈りたい理由もさまざまです。
さびしいことですが、街の本屋さんは減っています。
たまには、贈りたい子ども、若者と、一緒に書店に行って、ゆっくり話し合いながら本を選べるといいですね。

この企画は全4回の予定です。
おたのしみに。
それでは、また。

2020年4月 2日

あえて海

今月の雑記テーマは「春のおでかけ」です。

うららかな春の陽気を感じられるようになってきた今日この頃。本社のまわりの桜も満開です。
2018年の春に特集した「春の東京名所」では、桜の名所をいくつかご紹介しました。

毎年待ち遠しい花ざかりの季節。咲きこぼれる桜を愛でながら、ビールを美味しくいただく...のが大好き(どちらも同じくらい)なのですが、ここ数年はあえて春の海に出かけたりもしています。夏本番の楽しげな雰囲気とは打って変わって、穏やかに凪ぐ大海原。波の音に耳を傾け、ぼんやりと遠くを眺めるのもとても気持ちが良いのです。

このところ一番興味があるのは、千葉の南房総にある「原岡桟橋」。千葉出身ですが行ったことがありませんでした。
大きく腕を広げる海の向こうに鎮座する富士山はまさに圧巻。そして注目すべきは海を渡す木製の桟橋。先端まで行くと、まるで海に浮いているような感覚を味わえそうです。また夜になると桟橋の上に電灯がともり、どこか昔懐かしい雰囲気を醸し出すのだとか。
レトロで粋な春の海というのも新鮮ですね。

いま世の中は大変な状況ですが、できる予防をしっかり、明るい雰囲気に戻ったら足を運びたい場所を思い浮かべながら。日々を乗り切っていければと思います。

2020年4月 1日

きょうのデータ部☆(4/1)

IMG_20200401_154123.jpg

年度初めです。
今年度もデータ部ログをよろしくお願いいたします。

昼下がりの茗荷谷は人通りもまばら。
冷え込みのせいか近辺の桜はまだ見頃の木もあります。

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