7月からTOOLi-Sに加わったオプション機能、『ぽけっと図書館』。
もうパンフレットはご覧いただきましたでしょうか?
前回までの記事では「機能の概要」「学習での活用方法」をご紹介しました。
そこで本記事では「読みたい本をさがす機能」をはじめとする楽しい仕掛けについてご説明します。
■ Topic1.豊富なサジェスト機能 ■
シーンに合わせた読みたい本選びがスムーズな子がいる反面、
「朝読書の本思いつかないよ」
「なんでもいいから楽しい本を教えて!」
という悩みを抱えた子どももいますよね。
そんな子たちの読書の世界を広げる機能が『ぽけとしょ』にはたくさん備わっています!
。*+ ガチャ本゜ +*。
楽しいアニメーションと共に「今日のおすすめ本」を学校蔵書全体からランダムに提示します。
アニメ機能は1日1回に限っているので、興味にあう本に出会うまで「ガチャ!」ボタンでサクサクと本を切り替えることができますよ!
。*+ 新着図書ボックス +*。
学校に新しくはいった本を書影付きで紹介するエリアです。
児童・生徒に新着本を周知し「前読んでた本の続きだ!」「あ!気になっていた本!」と学校図書館に足を運ぶきっかけをつくります。
。*+ テーマ図書ボックス +*。
学校図書館のテーマ棚を再現した機能で、いろんなテーマに沿った蔵書を書影付きで紹介するエリアです。
「テーマを変える」ボタンを押すことで他のラインナップに切り替わる仕組みで、
「物語のなかの夏休み」などの季節テーマのほか、「プレゼン・学習発表が得意になっちゃう!?」「ワクワクしかない!工場見学」といった自由な切り口、また「環境も家庭科も......ロボまで!?【5類】の本」等の分類テーマも用意しています。
きっと興味のあるテーマが見つかるはず!
。*+ おすすめバナー +*。
図書館便り等の特集を再現したエリアで、児童・生徒の「本への興味・知的好奇心」を擽るおすすめを用意しました。
テーマ図書ボックスとの大きな違いとしては、書影がないこと、検索対象を学校蔵書に限らないことの2点が挙げられます。
「今年の課題図書」といったシーズンを限ったおすすめのほか、「朝読にはコレ!」等の特定のシチュエーションを想定したもの、「マンガでまなぼう」「ドキドキ!冒険物語」等の広いものから「ナゾ解き!ひらめき・数の名探偵」「楽しすぎる!Scratch」等の狭いおすすめまで、いろんな切り口で読書の世界へ誘います。
。*+ こんな言葉はいかがですか? +*。
蔵書(児童書・ノンフィクション)をもとに、ランダムで1つ「学習キーワード(学習件名)」とそれに紐づけられた「本の情報」を書影つきで表示します。
ここでは知らない言葉、知っているけれど詳しくはわからない事象、興味のあるワードなど様々な言葉に出会うことができるので、学習との橋渡しにも、潜在的興味の喚起としても役立てていただけます。
「ほかの言葉にする」ボタンで何度でも更新可能なので、きっと児童・生徒の心にピッとくる言葉が見つかるはずです!
■ Topic 2.学校ごとの感想ランキング ■
本を読んだら「この本ワクワクした!」「こんなところが最高だった!」と感想や評価を言い合いたくなるもの。
それを共有する方法は様々ありますが......この『ぽけとしょ』は6歳から15歳までの様々な発達過程にある子どもが使用するアプリであることを考慮し、「感想スタンプ」という機能を搭載しました!
。*+ 感想をスタンプで伝えよう! & みんなの感想スタンプ +*。
「この本について」画面の右側に「感想をスタンプで伝えよう!」と題したエリアがあります。
わくわく/わははは/きゅんきゅん/ぞ~っ/ほろり/じ~ん/なるほど!/おぉ~っ!、の8種のスタンプが用意されており、どれか1つを押すことで感想を投票することができます。
投票した情報は「みんなの感想スタンプ」に即時反映される仕組みなので、ここを見れば学校の他の児童・生徒がその本にどんな感想を抱いたのか?が一目瞭然!
。*+ 感想スタンプランキング! +*。
この画面では、先の8種の感想スタンプの統計結果がランキング形式で表示されます。
「みんなが「いい!」って思っている本が読みたい」「今日の気分は......わくわくできるおはなしがいいな!」といった子どもたちのニーズに応える画面です。
■ Topic 3.ユーザーごとのカスタマイズ ■
。*+ ふりがなをつける/やめる +*。
基本的には「小学校5年生段階で習得済の漢字」を使用している『ぽけとしょ』ですが、様々な年齢・学習状況の子どもが使うアプリであることを鑑み、ふりがなの一括ON・一括OFFの機能を搭載しました。
。*+ 色をかえる +*。
『ぽけとしょ』の背景やリボンの色を変える機能を用意しました。
カラーは黄色/ピンク/青/緑/黒の5パターンを用意し、気分や好みに合わせて変更いただけます!
但し、色覚多様性をもつユーザーや、授業シーンでの進行(「みんな!次は黄色い〈もどる〉ボタンをおしてね」等)を考え、主要な役割をもつボタン・エリアの色は5パターンで共通です。
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さぁ、全3回にわたり『ぽけっと図書館』の機能について紹介してきましたが、どんなアプリなのかイメージを掴んでいただけましたでしょうか?
学校図書館を活性化すべく、TRC MARCの特徴を最大限活かした蔵書検索アプリ『ぽけっと図書館』。
どうぞみなさまの学校・自治体でも導入を検討して頂けましたら幸いです。