明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
5月には3件の件名を新設しました。そのうちの1つが「ぎんりょうそう」です。
漢字で表記すると「銀竜草」。ファンタジーに出てきそうです。
別名「ユウレイタケ」ともいうそう。こちらは幽霊茸という意味でしょうか。
ずいぶん印象が違う二つの名前ですが、写真を確認すると、両方なんとなく納得がいく姿をしています。
辞典類には、ツツジ科の腐生植物で、林の中の暗くて湿り気のあるところに生えるとあります。
腐生植物とは、葉緑素をもたず、光合成を行わないかわりに有機物を吸収して生活する植物とのこと。
葉緑素を持たないので、銀ともみえる真っ白さなわけですね。
しかし光合成を行わない植物とは。なにやら植物と植物でないものの境界を考えさせる存在です。
私の中で印象がだいぶ「ユウレイタケ」寄りになってきました。