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2026年6月 アーカイブ

2026年6月30日

どうなっている?

本日は「週刊新刊全点案内」2461号の発行日です。
掲載件数は963件でした。

*こんな本がありました*

「本ってだいたいこうなってますよね? 図解で探る本のひみつ」
西岡裕二(著)
技術評論社(2026.7)


日常的に手に取るもの「本」。
特にデータ部では、この原稿を書いている今も、文庫、新書、絵本など様々な本に囲まれています。
こちらは、そんな本のつくり、つまり種類、構成、ノンブル、書体、紙の種類など...についての本です。
天、小口など、日々の業務でもよく使う言葉が載っている一方で
やはり知らない内容もたくさん。
特に気になったのは、本文書体としてよく使われるいくつかの「明朝体」を見比べることができるページ。
明朝体にもいろいろあるんだなーと思いつつ、自分の愛読書に使われているのはどれか、脳内で記憶と照らし合わせてみます。
うーん、わかりそうでわからない。実物を隣に置いてじっくり見比べればわかるのかもしれませんが。

この世界、奥が深いです。

2026年6月26日

うれしい詰め合わせ ~MARCや検索のはなし~

短編を読むのが好きなのですが、短編集というくくりで本を探すのって意外と難しい...と感じます。
「短編」「アンソロジー」などでキーワード検索をしても、タイトルや内容紹介にこれらの単語が含まれるものしかヒットしません。

いろんな作家さんと出会うことができてお得!なアンソロジーですが、図書館では基本的に著者が3人以上いるとタイトルから図書記号を採りますので、置かれる棚がバラバラになってしまうことも。
一人著者の作品集や連作集も、作品ごとの文体の違いが楽しめたり、構成の妙が味わえたりして大変おもしろい!のですが...外見からは普通の長編と見分けがつかないことも多く。

実際に棚を見て探すのもなかなか難しいな、と思います。


そんな私のように、「とにかく短編集形式がいい!」という場合はTOOLiの【内容細目あり】で検索するのがおすすめです。
図書検索画面【コード化情報】の欄、内容目次ファイルのプルダウンから選択できます。

TRCでは、短編集のような独立した作品が複数収録されている図書を対象に、「内容細目ファイル」を作成しています。
論文集やインタビュー集なども作成対象ですので、小説を探す際は分類913.6(前方一致)を掛け合わせると、アンソロジーや個人の作品集・連作集だけをまとめて探すことができます。

たくさん出てきますので、出版年月や著者、ジャンル、読みたいテーマをキーワードに入れるなどで絞り込むとよさそうです。


収録された一編一編のタイトル著者名が検索対象になっているのはもちろんのこと、ファイルの有無でも検索ができるのは便利ですね。

2026年6月24日

きょうのデータ部☆(6/24)

photo260624.jpg

カラフルな付箋たち。
週刊新刊全点案内の校正に使用します。
色に特に意味はなく、皆さん好みの色をお使いのようです。

2026年6月23日

料理を通して社会を見る

本日は「週刊新刊全点案内」2460号の発行日です。
掲載件数は878件でした。

*こんな本がありました*

「中国の回鍋肉にキャベツは使わない 中華料理から見つめる日本と中国」
中島恵(著)
ウェッジ(2026.6)


40年以上にわたり中国社会と中国人を取材してきたジャーナリストである著者が、中国各地で、そして東京で出会った中華料理について綴ったエッセイです。
タイトルを見ると、「じゃあ、キャベツの代わりに何を使うんだろう?」と気になってしまいますね。

中国在住の中国人と会食する時でも現地の中華料理店を自分でリサーチしていたという著者だけに、中華料理への情熱は高く、興味は幅広いようです(インターネット検索が発達する前は、日本で探したほうがかえって中国の観光情報を集めやすかったそう)。

日本には伝わっていない中国各地の食文化も、日本で独自に発達を遂げた日式の中華料理も、食べたときの思い出とともに鮮やかに描き出してくれます。

2026年6月25日

自転車移動のお供

6月の雑記テーマは「お気に入りのレイングッズ」です。

お気に入りというより必須グッズはフード付のレインポンチョ、自転車に乗るときに大活躍しています。遠い昔、子供の保育園の送迎をしていたころは自分+2人分のレインコートを着せなくてはならず時間がかかって大変でしたが、今は自分の支度だけで良いので楽ちんになりました。

レインポンチョは手ごろな値段のもあるけど、アウトドアグッズブランドのを買ったほうが傷みにくいし着心地が良く快適なことが分かりました。プリント柄も可愛いし、バンドやキャラクターとのコラボもあって他の人ともかぶることなくオタク心に刺さります。いくつも集めたいけれどそれなりに高いので、ネットで眺めるだけにして1着でじっと我慢です...。

2026年6月18日

今日も履いてきました

6月の雑記テーマは「お気に入りのレイングッズ」。
私のお気に入りは、防水仕様のレインローファーです。
見た目は飾り気のないローファー、材質は塩化ビニル樹脂で履きごこちはゴワゴワ~。靴下の選びかたを誤ると足が擦れてめっちゃ痛くなる系の靴なのですが。
通勤時に避けては通れない地元の交差点。ちょっとした雨でも横断歩道の渡り切ったところ=歩道と車道の境で、雨水がたまってしまう場所がありまして。
朝は雨だったけど帰る頃には止んでいて、でもやっぱり例の場所には雨水が歩幅以上に溜まっていて、ふつうに歩いたらじゃぶじゃぶで足元がグチャグチャになる~という時でも、快適に歩けるのでした。(ちなみに仕事中は室内履きに履き替えています。)

2026年6月17日

きょうのデータ部☆(6/17)

photo260617.jpg

秋~冬~春には大活躍のハンガーたち。
この季節だけはお休みです。

2026年6月16日

新しい仕事

本日は「週刊新刊全点案内」2459号の発行日です。
掲載件数は831件でした。


*こんな本がありました*

「ドローンを仕事にする」
名倉真悟 (著)
学芸出版社(2026.6)


ドローンビジネススクール(というものがあるのですね)の修了生30組に取材し、さまざまな分野で活躍する様子を紹介しています。物流や農業、地域振興、エンタメ、空撮、点検・測量・防災・警備など、かなり広い分野でドローンは活用されているそうで、未来のテクノロジーだと思っていましたが普通にビジネスとして成り立っているのだなと驚きました。

ドローンの件名標目は、TRC MARCでは「無人航空機」です(「ドローン」は参照形)。ドローンの本をもっと読みたい!という方は件名「無人航空機」で検索してみてください。

2026年6月19日

出版年月で月日の流れを痛感~MARCで探そうQ&A~

Q. 2026年5月に本が発売されているのに、MARCの出版年は2026年6月となっているのはなぜですか?

A.MARCでは図書の奥付にある出版年を採用しています。

図書に記載される発行年月と、実際にその図書が書店で販売される日にちは、必ずしも同じではありません。
だいたい実際の発売日よりも、奥付の発行日の方が遅くなっている(未来の日付になっている)ことが多いようです。もちろん、諸般の事情で逆になっている場合もあります。
今は6月ですが、すでに発行年月日は7月になっていたりするので、「もう一年の半分を過ぎてしまったのか!」と愕然とするのは、データ部あるあるです。
特に年末などは、翌年の発行年のMARCを作成することになるので、「月日の経つのが早すぎる...」と戦慄します。

また、出版年を採用する際、図書の表記が令和〇年であっても、西暦に変えて記録します。
令和はれいわ(018)で、西暦の下2桁マイナス18にすれば令和何年かわかる、という覚え方がありますね。令和から西暦にするには、逆に18を足せばいいわけです。
新刊書だとまだ混乱は少ないですが、たまに電子書籍で平成時代の本の出版年を入力するときなどは、平成を西暦に直すのに苦労します。(ちなみに、平成→西暦は88を足す、だそうです)
みなさんはどういう風に覚えているでしょうか?

2026年6月11日

海中散歩

6月の雑記テーマは「お気に入りのレイングッズ」です。

私のお気に入りはミズクラゲの傘、でした。
ビニール素材で明るい水色のプリントが施されており、雨の中差すとまるで海中をふわふわ漂っているかのような心持ちに♪
紫陽花との相性も抜群です。

260611.jpg

ただ悲しいことに、この写真は数年前のもので、
ある時忙しさにかまけ雨で濡れた後に広げて乾かすのを怠っていたらビニール同士がくっついてプリントが剥げてしまい、見るも無残なクラゲの姿になってしまったため、泣く泣くお別れしたのでした...(冒頭「でした」と過去形になっているのはそんな訳でした...涙)

雨の日でも気分が上がる新たな傘との出会いを待ちわびています。

2026年6月12日

それぞれ別のファイルがあります~典拠のはなし~

データ部にいくつかある部署のうち、典拠班では
「個人名典拠ファイル」と
「団体名典拠ファイル」の
ふたつの典拠ファイルの作成と管理を担っています。

その本を書いた人(個人あるいは団体)→著者
その本の主題となっている人・もの(個人あるいは団体)→被伝者

著者、そして被伝者の名前(名称)を見出しとした典拠ファイルを作成、その固有のファイルと本のMARCとをリンクさせています。

TOOLiの「典拠検索」画面でためしに個人名典拠「村上春樹」と検索してみましょう。(注1)
すると、典拠ファイルが3件ヒットしました。ご存じ小説家の村上春樹さんと、平将門研究者の村上春樹さん、そして社会科の先生の同姓同名の3人です。
MARCを単純に文字列検索すると、圧倒的に小説家の村上春樹さんの本(著書のほか主題となっている本など)が出てきます。同姓同名の人の本は埋もれてしまいますが、典拠ファイルから検索すると、ファイルにリンクされた図書にたどり着けるので容易に探すことができます。
p20260612-4.jpg※イメージ図。実際の優先名称(統一形)とは異なります。

同姓同名の区別は、典拠ファイルの役割の中でもかなり役立つものだと思いますので、ぜひご活用ください。

典拠ファイルには、ほかにも便利な役割があります。よければこちらもご覧ください(異名同人関連①関連②

団体名典拠ファイルについて、詳しくはこちら(団体①団体②団体③

(注1):実際の検索の際は「個人名」に絞り込む必要があります。

2026年6月10日

きょうのデータ部☆(6/10)

photo260610.jpg

関東地方では6月7日に梅雨入りが発表されましたが、今日はいい天気ですね。
地域によってはゲリラ豪雨の可能性もあるそうなので、晴雨兼用の傘が手放せません。

2026年6月 9日

五七五のリズムにのせて

本日は「週刊新刊全点案内」2458号の発行日です。
掲載件数は771件でした。


*こんな本がありました*

「精神はもっと猫背」
三田三郎(著)
堀之内出版(2026.5)


歌人三田三郎による第三歌集。
この歌集に登場する人物はかなりお酒好きなのかな?と思わせる連作「新年会」「飲んで帰る」。タイトルのもとになった一首が含まれる連作「猫背」など。

「精神はもっと猫背」、こう表現されてバシンッ!と雷に打たれたような心持になりました。わかる、わかる。からだも猫背だけど、こころはもっと猫背だ...心当たりがありすぎる。

若い世代にも短歌が流行っているようですね。発表の場は主にSNS。ハッシュタグ(#tanka)とともに、自由に、自分らしく投稿している様子を目にします。
五七五七七のルールさえ知っていれば、その輪の中にヒョイッと入れそうな短歌。毎日の生活の中で流れていく景色や、感情とまではいかない淡い気持ちの動き、それらを千年前から続く詩形に乗せて表現するなんて、素敵だなぁ、とあらためて感じ入りました。

2026年6月 5日

今日は誰の誕生日?

毎日、誰かしらが誕生日を迎えています。誕生日おめでとう!
ということで、企画「今日は誰の誕生日?」の7回目をお届けします。

今日6月5日は、落語家・5代目古今亭志ん生の誕生日です。

5代目古今亭志ん生は明治23年生まれ。明治40年橘家円喬に入門。
昭和14年5代目古今亭志ん生を襲名。昭和32年落語協会会長・就任。昭和48年没。
<人物・文献情報データベースWHO>より

子どもの頃に演芸場に連れて行ってもらうと大人だらけの場内にいるのが珍しかったからか毎回声をかけられました。
「誰が好きなの?」
「(3代目古今亭)志ん朝さんです」
「そっか~志ん生には間に合わなかったんだねぇ、かわいそうに」
このあとは私を挟んで祖母と隣のお客さんが志ん生のすばらしさについて延々と語り合うのでした...
(※3代目古今亭志ん朝は5代目古今亭志ん生の息子さんです)

なので当時の私には伝説の落語家のイメージでした。


ブログのネタ探しに<人物・文献情報データベースWHO>で6月5日生まれの人を検索したところ、志ん生の名前が飛び込んできました。
運命の再会とばかりに詳細画面を開けたところ
なんと改名は16度に及ぶとのこと!

さっそく人名典拠ファイルで古今亭/志ん生(5代目)を検索。
古今亭/志ん馬(5代目),金原亭/馬生(7代目)がすでに関連されていました。
あと14の名前で典拠ファイルは出現するのか?
口に出すと自分にファイル作成が当たりそうなので、心の中で思うことにします。


余談ですが
お恥ずかしい話、ドラえもんの誕生日は6月6日だと思っていたら、9月3日だったことを知りました。
確かに絵描き歌で誕生日とはひとことも言っていなかったですね...

2026年6月 4日

降っても照っても

6月の雑記テーマは「お気に入りのレイングッズ」です。

私のお気に入りのレイングッズ、それは折りたたまない長い日傘です。
テーマはレイングッズですので、もちろん晴雨兼用です。
折りたたみ傘はたたむのが面倒なので、持ち歩くにはちょっと邪魔ですが長い傘(長傘という呼び名で合っていますか?)を愛用しています。

朝は晴れていても帰宅時間に本降りの雨になっていること、ここ数年では珍しくなくなってきました。
折りたたみでは心もとないゲリラ豪雨でも、長傘ならば安心。
風が強く吹いてもひっくり返らないし、カバーできる面積も広い!
夏が終わるまで、外出時の相棒として大活躍です。

2026年6月 3日

きょうのデータ部☆(6/3)

photo260603.jpg

台風6号の影響で東京は朝から雨。
通勤に影響があった方もいらっしゃったでしょうか。
この台風は「チャンミー」(韓国語で「ばら」という意味)という名前だそうです。

2026年6月 2日

趣味を楽しめる生活のために

本日は「週刊新刊全点案内」2457号の発行日です。
掲載件数は1032件でした。

今月の表紙はこちら。
p20260602.jpg

梅雨時の曇り空の下
湿ってどんよりした空気・・・・
それをサッと一蹴するかの樣に
あちらこちらに向いた大きな蓮の葉の間から
シュッと伸びた蓮の花の蕾のイメージです。
(Juri)

*こんな本がありました*

メガホンとペンライト
キム/キョンファ(著)
皓星社(2026.05)

「デモ」や「政治」と聞くと、どうしても身構えてしまう人は多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人。
数年ほど前からよく聞くラジオで「選挙に行こう!」と呼び掛けられるようになったのですが、そこで、あの歌のように投票後に外食行ったとか、おでかけしたとかのメールが読まれるようになったことで、ようやく身近に感じられるようになりました。
もうひとつ、距離を変えてくれたのが韓国のペンライトを振って参加するデモ。
韓国のデモでは、ペンライトのほかにも、ユーモアのある旗を掲げていたり、「ここにいるよ~」という意味で個性のある主張をするそうです。
政治が生活や趣味に密接に関わっているということがよく表現された主張の仕方だな、と思いました。

韓国や日本の民主主義のあり方を読み解きます。

2026年6月 1日

林の中に白く ~新設件名のお知らせ2026年5月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。


5月には3件の件名を新設しました。そのうちの1つが「ぎんりょうそう」です。

漢字で表記すると「銀竜草」。ファンタジーに出てきそうです。
別名「ユウレイタケ」ともいうそう。こちらは幽霊茸という意味でしょうか。
ずいぶん印象が違う二つの名前ですが、写真を確認すると、両方なんとなく納得がいく姿をしています。


辞典類には、ツツジ科の腐生植物で、林の中の暗くて湿り気のあるところに生えるとあります。
腐生植物とは、葉緑素をもたず、光合成を行わないかわりに有機物を吸収して生活する植物とのこと。
葉緑素を持たないので、銀ともみえる真っ白さなわけですね。
しかし光合成を行わない植物とは。なにやら植物と植物でないものの境界を考えさせる存在です。
私の中で印象がだいぶ「ユウレイタケ」寄りになってきました。

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