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その本わたしが持ってます

ご紹介したデータ部でICタグの記事の中
誰がどの本を持っているかがわかる」というお話をしました。
このしくみがよくわからなかった…というご意見をお聞きしたので今回少し補足をしてみます。


まず、前提
・入力システムをメンバー各自が固有のIDでたちあげている
・各自のPCにそれぞれアンテナとリーダ/ライタがつながっている
・ICタグそのものがMARCの内容や位置情報を持っているのではなく
 ICタグのもつ固有番号(UID)とMARCのNo.をリンクさせている

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※右下の本にはさまっている緑色のカードにICタグが貼ってあります
 その下のベージュの板みたいなのがアンテナになります
 (多少お見苦しい点をご容赦くださいませ)

私が目録チェックをするとき、本を持ってきて、まず自分のアンテナの上に置きます。
私の使用している入力システム用IDと、
本に挟んだICタグがリンクするMARC No.を頼りに
「これこれという本は大谷が持っています」という情報が書き込まれます。
ただ本を持ってきただけでは「私が持っている」ことにはなりませんから
この読み取りを各自きちんと行うよう、キビシく周知されています。

目録チェックが終わったら「リリース」して「持ってる情報」をリセット。
つまり、図書館でやっている貸出/返却の手続きを
新刊目録のメンバーひとりひとりがやっているイメージです。

チェック済の本を置く棚には 棚アンテナ が仕掛けられているので
「何番の棚にあります」という新しい位置情報が書き込まれます。
(棚アンテナがない置き場所も実際には存在しますのでそこは目で探します)

本の位置情報はICテーブルという別の情報タンクの中にあり、
これは私たちが直接のぞくことはできませんが
MARC No.をリンクさせることにより
入力システム上でICテーブルの情報を見せるしくみになっています。
つまりデータ部の入力システムにアクセスできなければ、何もできないICタグ。
お箸があってもお料理が来ない、という感じでしょうか。

ただしここまでくどくどご案内したのはあくまでデータ部の仕事のための使い方。
実際の図書館や書店、はたまた他の業界では、
要求される働き方が違うと思います。

そしてICタグは確かに優れた道具ではありますが
ICを使ってどういう仕事をするのか、コンピュータのシステム、プログラムが
現場の仕事の流れにマッチしていて使いやすく出来ていることが必要です。
現在データ部が使用しているシステムは
社内の電算室という部署で作られました。
あれこれワガママな要望を聞いて対応してくれた電算室メンバーには
感謝ひとしおです。。
(と、おおいに賞賛しつつまた追加のお願いがしたいな~と思っている自分なのでした)


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