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2024年9月 アーカイブ

2024年9月30日

環境・自然・資源に関する法律続々~新設件名のお知らせ2024年9月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。


9月の新設は「再資源化事業高度化法」と「生物多様性増進活動促進法」の2件でした。


2法とも今年令和6年成立の法令で、「再資源化事業高度化法」は「資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律」、「生物多様性増進活動促進法」は「地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律」の略称です。
略称を件名標目としていますが、略称でもまだ長めですね。


再資源化の法律というと「リサイクル法」「プラスチック資源循環促進法」「建設リサイクル法」「自動車リサイクル法」「食品リサイクル法」といった件名がすでにあります。
また、生物多様性や自然保護関連でも、「生物多様性基本法」「自然環境保全法」「自然公園法」「自然再生推進法」「地域自然資産法」などざっとさらっただけでも多くの件名がみつかります。
お恥ずかしながら、それぞれの違いや関係がぱっとは分からず、件名付与作業の際にはきちんと調べてみなくてはいけないなと思いました。関係省庁等がインターネット上で公開している資料はもちろんですが、図書の件名検索も活用したいと思います。

「食」から知る

本日は「週刊新刊全点案内」2375号の発行日です。
掲載件数は1059件でした。

今月の表紙はこちら!
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いつまでも暑い日々ですが
10月ともなれば、漸く暖かい飲み物が嬉しくなって来る頃
で、まったりと湯気の上がるマグカップのイメージです。
カップの中は、私としてはコーヒーですが
紅茶でも何でも見た人に自由にイメージして頂ければ!と思います。
(Juri)

*こんな本がありました*

「〈図説〉食から見るスペインの歴史と文化」

マリア・ホセ・セビージャ(著)内田智穂子(訳)
原書房(2024.10)

パエリア、スパニッシュオムレツ、生ハム、最近(でもないかも)よく聞くアヒージョ、バスクチーズケーキetc.
スペインの食と聞いて思い浮かんだものがこちらでした。それからオリーブオイルとか。

そんなざっくりとしたイメージしかなかったですが、あらためて地図でスペインを探してみると、ヨーロッパのはてで半島、海を挟んで隣はアフリカ、長く続いたイスラム国家など、さまざまな文化が混じりあっていまのスペインが生まれたことが想像できました。
<図説>とある通り、挿図がふんだんに使われています。料理の写真はもちろん、同時代の食事の風景を描いた絵画などもあり、読みやすそうだと思いました。

2024年9月26日

手書きの手紙は魔法かも

9月の雑記のテーマは「手紙」です。

昨年、伯母が亡くなり、今年はまたべつの伯母が亡くなった。従兄、従妹にお香典をおくると、手書きでお礼の手紙がとどいた。儀礼的なものではなく、今の気持ちや近況を伝えるあたたかな文章だった。むかしむかし、子どものころには、手紙のやりとりをしていたものだ。とくに従妹とは、互いにタカラヅカ通いをしており、私は東京で、彼女は宝塚で見ては感想を書き送っていた。

いとこ二人とも文字がきれいだ。忙しいはずなのにこんな手紙を書いてくれたことがうれしい。親のケアをし、見送った彼らに敬意をこめて、わたしも久しぶりに手書きで返事の封書をしたためた。敬意みたいなものは、手紙でないと込められないような気がする。わたしの文字はマンガ文字みたいなもので、きれいでも大人っぽくもないけれど、人生の節目を越えた彼らを心からねぎらいたいと思った。

私の母はよく手紙を書いている。義理の兄や姉にせっせと書いている。80歳が90歳に送る手紙だ。その家族によれば、胸に抱くようにして嬉しそうにしているという。メールでは大事にかかえたりはできない。

手紙は一種の形代なのかもしれない。遠くにいる人に自分の「代わり」を届けることだ。書かれた文字が、書いた人を彷彿とさせる。いわば「どこでもドア」なのだ。そういうマジカルな手段を、少し前まではふつうに使っていた。速さと便利が魔法だと思っていたけれど、ほんとうの魔法はちまちまと一文字一文字書くことが起こす。

2024年9月27日

課題図書も探せます~MARCや検索のはなし~

お盆休み中に、普段は見られない昼間のテレビ番組を見ていたら、夏休みの宿題は必要か不要かという論争をしていました。
どちらにも言い分はあると思いますが、個人的には読書感想文の宿題はなくさないでほしいなと思います。教員をやっている姉によると、最近の子どもはほぼ動画ばかりで、本と呼ばれるものは漫画すら読まない子も多いようです。宿題という形でもいいので、ぜひ1冊の本を読み通すという経験をしてもらいたいものです。

読書感想文と言えば課題図書ですが、TRC MARCでは、「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書、「読書感想画中央コンクール」の指定図書、「西日本読書感想画コンクール」の指定図書を対象に、各コンクールの名称を記録しています。
TOOLiでは、それぞれの回次・年次、区分・学年でさらに絞り込みができます。

そうはいっても、そもそも読書感想文の書き方がわからない、という子どもには、別置を「児童」、件名を「読書感想文」と入れると、子ども向けの読書感想文の書き方の本が検索できます。
もう今年の夏休みは終わってしまいましたが、来年からでも、ぜひTOOLiを読書感想文の宿題に役立ててもらえればと思います。

2024年9月25日

きょうのデータ部☆(9/25)

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9月も最終週となり、一気に涼しくなってきました。
読書をするのにも丁度良い気候ですね。

2024年9月24日

吟遊詩人

今日は「週刊新刊全点案内」2374号の発行日です。
掲載件数は879件でした。


*こんな本がありました*


「吟遊詩人の世界」

国立民族学博物館(監修)
河出書房新社(2024.9)


「吟遊詩人」という言葉からは、なんとなく神話やファンタジー小説のような物語か、映画やゲームのようなフィクションの世界を思い浮かべてしまうのですが、
この本が扱っているのは実際に世界各地に存在する人たちです。


エチオピア高原の吟遊詩人やタール砂漠の芸能世界、
ベンガルの吟遊行者と絵語り、マリ帝国の歴史を伝える語り部などなど、家から家、村から村へと巡り歩き、詩歌を歌い語る吟遊詩人たちの姿を紹介しています。


日本では、瞽女などがとりあげられています。

2024年9月20日

身近な異変~分類・件名のおはなし・140~

9月になっても真夏日が続き、未だにエアコンと別れられません。
今年はゲリラ豪雨の頻度も例年より多いように感じます。一体どうなっているんだろう?と気になった方のために、今回はこれら気象の変化について調べる際に役立つ分類・件名についてお話します。

気象全般を収める分類は「451 気象学」となります。これだけならばあらゆる気象についての本が幅広く探せますが、近年の気象問題に注目するならその中でも「451.85 気候変化.気候変動:温暖化,温室現象」が対応します。
また、これらの気象問題と切っても切り離せないのは地球温暖化などの環境問題。こちらの視点から見る場合、「519 環境工学,公害」(9版の場合「451.85」)の分類に件名「気候変動」や「地球温暖化」をかけ合わせて検索すればテーマに沿った本が見つかります。
私たちの生活と密接に関わる気象問題。今起きていることについて知識を増やせば、今後の過ごしかたの参考になるかもしれません。

2024年9月18日

きょうのデータ部☆(9/18)

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昨日は中秋の名月で満月がとても綺麗でした。
少し秋の風を感じるなと思いきや、
今日はまた夏の暑さが戻ってきています。
早く涼しくならないかな?

2024年9月19日

「ありがとう!うれしかったよ」

9月の雑記のテーマは「手紙」です。

娘が小5の夏、学校で配られた「サマーボランティア」のお知らせに「ろうの子たちと手話で交流しよう」という集いが載っており、せがまれて参加したことがありました。(ドラマにハマりYouTubeで見よう見まねの娘)

お知らせには「応募多数の場合は抽選」とありましたが、行ってみると母娘づれが3組のみ。完全に付き添いのつもりだった私は、メンバーの一人に数えられてしまいました。

始まる前に主催の方に言われたのは「これからの時間はろうの子どもたちと同じように、声ではしゃべりません。手話・ジェスチャー・筆談で会話します」ということ。内心焦りつつ、部屋に入るとそこは本当に静寂の世界でした。

まず、ろうの子ども達と外部の参加者が組みになり、自己紹介のための手話を教わりました。私を選んでくれたのは小学校3年生くらいの男の子。掌に私の名前を指で書くと、ひとつづつ指文字を教えてくれました。なんとか皆さんの前で名前を紹介して、施設内に貼ってあるクイズを解いたりして遊びました。

最後に子ども達から折り紙と手紙をもらいました。メッセージカードにその場で書いてくれたのですが、そこには「ありがとう!うれしかったよ」と2行。
外部の参加者の中で手話レベル最低(しかも覚えも悪い)の私は、足を引っ張り、満足にコミュニケーションを取れなかったのに...。

ほんのひと時の交流でしたが、忘れられない時間になりました。
その時の手紙は今も定期入れに入れています。

2024年9月17日

自分で作れば

本日は「週刊新刊全点案内」2373号の発行日です。
掲載件数は985件でした。

*こんな本がありました*

「かいた絵をはるだけ!はじめての推しぬい」

寺西恵里子(作)
汐文社(2024.9)

好きなキャラクターのぬいぐるみを作る「推しぬい」の本はすでに何冊か見ましたが、こちらはおそらく初めての児童書です。布にペンで絵を描いてボンドで貼り合わせるという方法で、針と糸を使わないで作れるので、低い年齢の子から楽しめそうです。着せ替え用のお洋服の作り方も載っています。

好きこそものの上手なれ...といいますが、こういうところから始めてどんどん上達していくのですよね。
キャラクターの似顔絵を何度も描くうちに手慣れてきた子ども(小6)を見るとそう思います。

ところでそのわが子にはご多分に洩れず「推し」がいるのですが、それが最近変わったようなので理由を聞いたところ、「(前好きだったキャラクターは)最近公式からの供給がないから...」と答えたのにはびっくりしました。そういう言い方するんだ。

推しぬいの自作などは、さしずめ自給自足の推し活になるんでしょうか。

2024年9月12日

未来の自分に宛てて

9月の雑記のテーマは「手紙」です。

過去の自分から手紙が届いたことがあります。
「未来の自分に宛てて書く手紙」なんていうと、アンジェラ・アキさんの「手紙」がすぐ思い出されますが、手紙を書いた過去の自分は15歳ではなく、もっと幼い小学校低学年でした。
おそらく郵便局が企画したイベントで、「21世紀の自分に宛てて手紙を書こう!」のようなもので、学校で一斉に強制的に書かされたものだったはず(時は20世紀)。
それをきちんと21世紀まで保管し、届けてくれた郵便局、すごい。
20年近く昔の自分からの手紙を受け取ってまず思ったのは、「なんて汚い字!!」でした(笑)
読んでみると、そこには当時の夢やそのとき好きだった歌手。
書かれていたのは、「学校の先生になっていますか?」でした。
...いいえ、全然なっていません!

その手紙を受け取ってからさらに20年近くが過ぎました。
今、更に20年後の自分に手紙を書くとするなら、何を書こうかな。
...「いつかいつかと思っている部屋の片付けはできましたか?」かな。

2024年9月11日

きょうのデータ部☆(9/11)

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お世話になったPCにさよならを...。

2024年9月10日

トリック オア?

本日は「週刊新刊全点案内」2372号の発行日です。
掲載件数は914件でした。


*こんな本がありました*

「しろくまきょうだいのハロウィン」
(コドモエのえほん)

serico(え) たきのみわこ(ぶん)
白泉社(2024.9)


「パディントンのハロウィン」
(絵本「クマのパディントン」シリーズ)

マイケル・ボンド(さく) R.W.アリー(え) 木坂涼(やく)
理論社(2024.8)

データ部には季節先取りで様々な本がやってきます。
なかでも目を引くのは絵本です。
今年も既にハロウィンの絵本を2冊発見!
東京の最高気温はまだ30度を超えていますが、
ハロウィンの頃にはもっと涼しくなっているはず。

ちなみに、例年通りならハロウィンの次は
クリスマスという流れになります。
2冊目にご紹介した「絵本「クマのパディントン」シリーズ」の既刊に、
クリスマスの絵本もありました。

「パディントンのクリスマス」
(絵本「クマのパディントン」シリーズ)

マイケル・ボンド(さく) R.W.アリー(え) 木坂涼(やく)
理論社(2017.10)

2024年9月13日

名前がなくてもどうにかなる!(平安時代の人名のはなしPart2)~典拠のはなし~

大河ドラマ盛り上がっていますね。
9月の典拠のはなしは2週にわたる平安時代の人名の話のPart2です。

源氏物語の作者の紫式部、ドラマでは「まひろ」という名前で呼ばれています。実は私が一番慣れるのに時間がかかったのが、登場人物が名前で呼ばれていること。

この時代の貴族は原則的に本名では呼ばれません。当時の生活を垣間見ることはできませんが、平安時代の物語、例えば源氏物語を見ても、本名で出てくるのは従者など男性の召使のみ。男性貴族は主に「大臣」「頭中将」「宰相」などの官職名(やその漢名など通称)で呼ばれています。直接の呼びかけはおろか、物語の地の文でさえ、本名で表すのは違和感があったようです。

女性はといえば、宮廷に仕える女官や特に位を与えられた女性以外は名前が記録に残っていません。現代のように固有の名前は与えられていなかったかもしれないという説すらあります。

ではどう呼ばれるかというと、家の中で話題にする場合は住んでいる建物や部屋(北の方、政所、対の上)で呼んだり、主人の何人目の娘かを表す呼称(大君、二の姫、姉宮)。世間で話題にのぼるときは、住所や屋敷の主人の官職を付けて呼ばれます(六条御息所、三条の北の方、大将の御方)。これで案外、特定の誰かを表すことができたらしいのです。しかし、これが固有名かというとなかなか微妙なところ。

宮仕えをするようになると、職場での通称、やや固有名に近い名前で呼ばれることになります。これは女房名というものです。

紫式部(ムラサキシキブ)
和泉式部(イズミシキブ)
赤染衛門(アカゾメ エモン)

世間での呼び名と同様に身内の男性の官職や縁の深い土地などから名付けられることが多いようです。もう少し時代が下ると、よくある女房名は個人を識別するために仕える主人の名がつくこともあります。

後深草院二条(ゴフカクサイン ノ ニジョウ)
建礼門院右京大夫(ケンレイモンイン ウキョウ ノ ダイブ)

どちらの場合も、女房名は現代のような姓名で構成されている名称ではないため、ひとつながりの名として扱います。

また、宮仕えしていない女性の中にも歌人や散文の作者として頭角を現す女性がいます。このような種類の名前で有名なのは、ドラマでは藤原寧子とされていた「蜻蛉日記」の作者。

藤原道綱母(フジワラ ミチツナ ノ ハハ)

こちらは身内の男性貴族の名と血縁関係で固有名にしている例です(息子の道綱の名前は前回ご紹介した氏と名の間の「ノ」を取り除くルールに従っています)。同じ女性を指すのに「藤原倫寧女(フジワラ トモヤス ノ ムスメ)」という言い方もあって、こちらも父親の名前を使った固有名になっています。

姓名を使って社会生活を営んでいる私たちからすると不便な気もしますが、世界を見回してみれば、伝統的に身内との関係を示す名前を使っている国も多くあります。こちらはまた別の機会に。

2024年9月 6日

その「ノ」はどこに入りますか?(平安時代の人名のはなしPart1)~典拠のはなし~

大河ドラマ盛り上がっていますね。

見ている横で、家族が「みんな藤原ばかり...」と呟いています。源もいます!(そういう話ではないらしい...)。9月の典拠のはなしは、2週にわたって「光る君へ」の舞台平安時代の人名の話をしていこうと思います。

さきほど家族がつぶやいていた「藤原」。ドラマの中ではだいたい下の名前しか出てきません(ほぼ全員藤原ですから)が、「藤原道長」の「藤原」は、現在の姓や苗字とはややことなり「氏」にあたります。

「氏」は古代の血縁集団に縁の深い地名や朝廷内での仕事にちなんだ名前をつけたもの。天皇から与えられることもあり、藤原氏の氏の由来として中臣鎌足が天智天皇から藤原朝臣姓を与えられたエピソードをご記憶の方も多いでしょう。時代が下ると、氏とは別の姓(かばね、やや今の苗字に近い)を持つようになってくるのですが、平安時代の藤原氏や源氏は、氏が姓を兼ねています。

こうした「氏」を姓として扱う人名を読む場合、慣例的に氏と名の間に「の」を入れて読むことになっています。つまりご存じの通り「藤原道長」は「ふじわら の みちなが」と読みます。

ところが、典拠ファイルで「藤原道長」を検索すると、統一形のカタカナ形は「フジワラ,ミチナガ」...。なぜでしょう?

その理由は日本目録規則にあります。

♯6.1.5.4 姓名の間に「ノ」を入れて読む名称
おおよそ中世までの人名で慣用される、姓と名の間の「ノ」の読みは、原則として記録しない。ただし姓が短い場合に例外的に「ノ」を記録することがある。
(「日本目録規則」2018年版)

姓と名の間にある「ノ」は、姓の一部でも名の一部でもなく宙ぶらりんです。何の気なく「藤原」や「道長」をカタカナ形で検索しようとしたときに、そのカタカナ形が「フジワラノ」や「ノミチナガ」になっていたら検索しづらいでしょう。

この規則に従って、統一形のカタカナ形は「フジワラ,ミチナガ」と「ノ」を抜いた形になっています。「フジワラノミチナガ」で検索したい方もご安心ください。参考資料に「ノ」の含まれた形で掲載されていれば、「ノ」が入った形でも検索ができるように参照形も作成しています。

2024年9月 5日

写真と手紙

9月の雑記のテーマは「手紙」です。

最近は出すことがめっきり少なくなりましたが、
昔は結構出していたと思います。

「手紙」と言われて一番先に思い出したのは、
写真を送る時の「手紙」でした。


大学を卒業するとき、卒業旅行でユースホステルを
使って北海道に行ったことをきっかけに、その後何年か
北海道を「ユースホステル」や「とほ」宿を使って旅し
ました。

たいがい、そこで同宿・同部屋になった人と翌日観光し
たり、山に登ったり、カヌーをしたりして、同行人を撮
ったり、一緒に写真に写ったりしていたので、宿を出る
時に、住所を聞いて、家に帰ってから、現像した写真を
手紙とともに送っていました。


相手からも写真が届いたり、別の旅の便りをもらったり、
旅が終わってからも「楽しい」が続いて好きでした。


この手紙は、手紙入れではなく、その旅の写真と一緒に
アルバムにはさんであります。思い出一緒に蘇ってくる
ので。

今は旅に行っても、ホテルかペンションになってしまった
ので、偶然知り合った人の写真を撮るのも、写真や手紙を
送るのも、あまり機会がなくなってしまったのが、ちょっ
と残念です。

2024年9月 4日

きょうのデータ部☆(9/4)

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雨が降り続いていましたが、
今日は漸く晴れ間が少し見えてきました!

2024年9月 3日

心穏やかに

本日は「週刊新刊全点案内」2371号の発行日です。
掲載件数は1232件でした。今月の表紙はこちら。

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秋のお彼岸。
で、おはぎのイメージです。
おはぎがスーパーやコンビニ、和菓子屋さんの店頭で目立ち始めると
「9月だなぁ、秋のお彼岸だなぁ~」とちょっとしみじみとしたりして・・・。
あんこ・きな粉・黒ごま が定番!とずっと思っていたのですが
それは私が関東人だからだと割と最近になって知ってびっくり!
関西の代表、青のりを加えて、4種のおはぎのイメージです!!
(Juri)


*こんな本がありました*
やさしい仏像彫刻
鈴木/謙太郎(監修)
メイツユニバーサルコンテンツ(2024.8)

ときどき、俗世を忘れたい!!となり、突発的にお寺や神社へ行くことがあります。信仰心があるわけではなく、静かで心穏やかに過ごせる場所、のレパートリーがお寺・神社くらいだからという理由です。
せっかく来たのだからと、仏像を見ていくこともしばしば。
霊験あらたかなものを感じられる繊細さを持ち合わせていないので、大きいな~、顔が可愛いな~、お線香がいい匂いだな~、と言って帰ってきます。
作れるようになったら、奥深さを感じられるのかもしれません...。

2024年9月 2日

農業の今~新設件名のお知らせ2024年8月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

8月の新設は2件でした。そのうちの1つが「スマート農業技術活用促進法」です。

農業の生産性の向上を図るためスマート農業技術の活用を促進することを目的とする法律で、今年成立しました。計画認定制度で認定を受けた農業者や事業者は金融や税制などでの支援措置を受けることができるそうです。

正直全然馴染みがなく...。
そもそもスマート農業とは?というところからだったのでWebで調べてみたところ、ロボットやAI、IoTなどの先端技術を活用する農業のことをスマート農業というそうです。
Webで検索した際に出てきた、ドローンの飛ぶ農地や果物を収穫するロボットアームを見て「わお、近未来...。」という、感想にもなっていない感想しか抱けなかった私。
自分の食生活に直結する領域なのに、過去のイメージにとらわれたまま、知ろうともせずに過ごしていたことを反省しました。
農業機械メーカーで働いている友人や農業に従事している親戚に、実際のところ現場ではどうなのか、機会があれば聞いてみようかなと思います。

なお「スマート農業」関連の図書には「農業機械化」という件名を付与しています。「スマート農業について知りたい!」という時はこちらの件名での検索もお試しください。

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