料理を通して社会を見る
本日は「週刊新刊全点案内」2460号の発行日です。
掲載件数は878件でした。
*こんな本がありました*
「中国の回鍋肉にキャベツは使わない 中華料理から見つめる日本と中国」中島恵(著)
ウェッジ(2026.6)
40年以上にわたり中国社会と中国人を取材してきたジャーナリストである著者が、中国各地で、そして東京で出会った中華料理について綴ったエッセイです。
タイトルを見ると、「じゃあ、キャベツの代わりに何を使うんだろう?」と気になってしまいますね。
中国在住の中国人と会食する時でも現地の中華料理店を自分でリサーチしていたという著者だけに、中華料理への情熱は高く、興味は幅広いようです(インターネット検索が発達する前は、日本で探したほうがかえって中国の観光情報を集めやすかったそう)。
日本には伝わっていない中国各地の食文化も、日本で独自に発達を遂げた日式の中華料理も、食べたときの思い出とともに鮮やかに描き出してくれます。