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典拠ファイルができるまで(ダイジェスト第28回)

こんにちは!
いま、データぶー子はデータ部の典拠部署に来ています。

ここでどのように人名典拠ファイルが作られていくのか、今日はその流れをカンタンに説明していきたいと思います。
いわば、ブログダイジェスト6~9回「MARCができるまで」の人名典拠ファイル版!
部署の一員になった気分でご覧ください。
databuko2.gif

初めて本を書いた著者(=まだ人名典拠ファイルがない著者)がいる図書が典拠の部署にやってきます。

まずその著者の名前を確認。
どういう漢字か、ヨミガナはあるか、情報源によって表記が違っているところはないか。
日本人か、東洋人か、西洋人か、いつの時代の人か。はたまた個人ではなく団体なのか。
図書の情報源(MARCと同じ、標題紙、奥付、背表紙、表紙、カバー)にプラスして、典拠の部署では「著者紹介」もしっかり見ます。

次に、本当に人名典拠ファイルがないかどうか、改めて確認します。
漢字の形、ヨミガナの形で検索。同姓同名のファイルがあれば、略歴などを見比べて判断します。

調査が必要であれば、参考資料にあたります
日本人で古い時代の人ならこれとこれ、といったようにだいたい見る資料が限定されているので、それをもれなく調査。
調べ終わったところで、見出し(統一標目)の形を決めます。
そして、図書の著者紹介や参考資料で得られた情報から、その人と特定しやすい部分をまとめて作文します。現在の職業や、専門分野、生没年などが主だったところです。

ものによってはこの一連の作業を2回繰り返し、ひとまず完成となります。

できたものは必ずほかの人の目で確認する、それがTRC MARC作成現場の鉄則!

ここからは、できた人名典拠ファイルを確認する作業となります。
担当者が、人名典拠ファイルをひとつひとつ見直します。見出し(統一標目)はこの形でよいか、情報を正しくまとめられているか、図書と照らし合わせながらチェック。誤字脱字などのケアレスミスも見逃しません。ここまでは図書を手元に置きながら作業します。
このチェックが終わった時点で、図書はMARC入力の部署へ返却。

その翌日、担当者は前日にチェックした人名典拠ファイルを、1日分まとめてリストの形にして見直します。この時はもう図書は手元にないので、リストだけを重点的にチェック。
(もちろん必要なときは、図書を探して確認する作業も行います)

別の担当者が、さらに違うリストで最終的な見直しをして、人名典拠ファイルの作成は完了です。
databuko10.gif
いかがでしたか?
以上、典拠ファイルができるまで、でした☆

2007年4月16日の記事より)
→団体関連記事はこちら
→統一標目関連記事はこちら
→参考資料関連記事はこちら

ダイジェスト人名典拠連載も一区切り。
典拠について興味がでてきた方はぜひ、
企画記事「人名典拠」「MARC MANIAX 典拠
カテゴリー「典拠ファイル」「著者
などもチェックしてみてくださいね♪

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