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2025年2月 アーカイブ

2025年2月28日

おしゃれでキラキラ!?難読タイトル! ~MARCや検索のはなし~

2025年5月施行の改正戸籍法に先立ち、先日、法務省から「キラキラネーム認容指針」が発表されました。
これは親の希望する名前のヨミを柔軟に認めつつも、社会通念上不適切とされる名前には制限を設ける指針であり
例えば「太郎(ジョージ)」というように、漢字の意味と大きくかけ離れたヨミは認容されません。
 
さて、では図書のタイトルではどうでしょうか。
TRC MARCにおいては、
図書のタイトルにルビが振られている場合は、そのヨミが特殊なものであっても、そのまま採用しています!
また、あわせて通常的なヨミ(統一ヨミ)もMARCに記録することで、特殊なヨミ・通常のヨミのどちらからでも検索できるようにしています。
 
なかなか興味深いヨミをさせているものもあり...
刑事(デカ/ケイジ)、生活(ライフ/セイカツ)のような馴染みのあるもののほかに、例えばこんな特殊ヨミがありました。
 
完璧令嬢(フローレスレディ/カンペキレイジョウ)
ぶっ壊れ錬金術師(チートアルケミスト/ブッコワレレンキンジュツシ)
R6(レイワロク/アールロク)
呼吸する(イキスル/コキュウスル)
微視的(オタクテキ/ビシテキ)
 
こうして並べてみると、ヨミや意味ありきで文字面を与えているものが多い印象でしょうか?
ヨミと文字の関係性...ううむ、なかなか興味深い世界ですね。
 
参考:特殊ヨミに関する話題(2011年)
参考:キラキラネームと戸籍法に触れている、特殊ヨミの話題(2022年)
(キラキラネームについての検討、このときからずっと続いていたんですね...!)

2025年2月27日

箱いっぱいの

2月の雑記のテーマは「アート本」です。

私が図書館蔵書にいた頃のことです。
ある図書館からデータ作成の依頼があり、送られてきた段ボールを開けると、箱いっぱいに展覧会や美術展の図録が入っていました。
都内の美術館・博物館で発行された分厚くて重たい、いかにもな図録や、その一館でしか開催されなかったであろう小規模な展覧会のシンプルな冊子など。図録をこんなにまとめて見るのは初めてだったので、箱から取り出しつつ、この展覧会見に行きたかったな、とか、この作家さんの器はやっぱり素敵だなぁ、などと感心していたのですが
いざデータ作成となると...苦戦しました。
洒落ているつくりの図録は、オシャレすぎてどの文言をタイトルにすればよいのか迷うし、会期・会場の注記をしたいのに探せなかったり。また、一般の書店で販売されることを前提としていない図録もあり、発行元が情報源に書かれていなかったり、値段がわからなかったり。
図録データ作成初心者の私には悩むことがらが多く、とにかく本をひっくり返してあちこちから眺めてみては、いつもよりも時間をかけて作成したのを思い出します。
今でもミュージアムショップで図録を手に取った時は、さりげなく表・裏を見てタイトルを確認したり、奥付はどこかなーと、ついつい探してしまいます。

2025年2月26日

きょうのデータ部☆(2/26)

TRC本社ビルのアート作品ご紹介、今回は番外編です。
2Fテラスから撮影したカイザースラウテルン広場(文京区の公園)のパブリックアートです。

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2025年2月21日

今日は誰の誕生日? レーモン・クノー

毎日、誰かしらが誕生日を迎えています。誕生日おめでとう!
ということで、新企画「今日は誰の誕生日?」の2回目をお届けします。
本日2月21日は、フランスの作家、レーモン・クノー(Raymond Queneau)の誕生日です。

クノーは、1903年生まれ。日本では何といっても映画「地下鉄のザジ」の原作者として有名ですが、彼の活動は多岐にわたります。シュールレアリスム運動に参加し、フランスの名門出版社ガリマールの編集委員をつとめ、ウリポ(ポテンシャル文学工房)という文学実験集団でも活動しました。

実験的な文学とは...? たとえばクノーの代表作に「文体練習」があります。まず最初に短いエピソードが示されます。バスの中で隣の客と口論する若い男を見かけた。2時間後にサン・ラザール駅前の広場で、その男をまた見かけた。連れの男がいて「君のコートにはもうひとつボタンがいるね」と言っているのが聞こえた。という、それだけ? というものです。

これを99通りに書き換えるのがクノーの文体練習です。集英社世界文学大事典によれば、オード、ソネットのような詩のスタイル、逡巡(しゆんじゆん)体、夢想体、怪奇体、不器用体、公式書面ほかの多様なスタイル、さらには日本の短歌の様式まで採用されているとのこと。実際に読んでみると、原型はどこに...? と感じるものもありましたが、音楽でいう「主題と変奏曲」だとすれば、第99変奏までつくるのだから、そうもなるでしょう。

もうひとつ、超実験的な作品(=本)をご紹介します。これは電子書籍にはできない、オブジェとして意味のある書物です。

「100000000000000の詩篇」
(ヒャクチョウ/ノ/シヘン)

TRC MARCの内容紹介文では以下のとおり。
「南米の風景や、詩作と言語についての考察、死についての強迫観念などを詠んだ10篇のソネットの各句を切り離し、それぞれを組み合わせることで10の14乗、すなわち100兆の詩篇が生成される詩集。切り込み線あり。」
31ページの本で、100兆の詩篇ってどうして? 切り込み線ってどういうこと? 

ソネットは14行で構成される詩型です。その一行一行を切り離して、1番目の詩の一行目に、2番目の詩の2行目以下をつづけることが可能なつくりになっています。3行目は7番目の詩、とか最後の行はまた1番目の詩にもどるとか、自在な組み合わせで、理論的には10の14乗=100兆ものソネットをつくれるというわけです。
クノー1DSC_0285.JPG
この薄い縦長の本のもつ膨大な可能性にふるえつつ、ハサミを入れてみました。(私物ですもちろん)

クノー2DSC_0286.JPG
こういうことです。パズルのような、機械的につくる不条理な一人連句というか。
そして2500円のご本に切り込みを入れるというドキドキも...。
読者にそんな体験をさせる、マジカルな作家です。

2025年2月25日

キモノ

本日は「週刊新刊全点案内」2395号の発行日です。
掲載件数は1129件でした。


*こんな本がありました*

「世界が見たキモノ」

桑山/敬己(著)
昭和堂(2025.2)


日本の伝統服=民族衣装である「キモノ」を、海外の人々はどのように見たか。

海外の眼を意識した日本人は、どのように見せたか。

日本が欧米と接触した幕末から現代に至るまでの海外の視点と、
それに対する日本人の反応について考察した図書です。

どうやら欧米の人たちにとって「キモノ」とは、
たんに異国的なだけではなく、エロチックなものというイメージがあるようです。

海外の映画やドラマでときどき見かける「着物柄のガウン?」
(そしてそれを着ている人が妙に色っぽかったりする)が
なんだか不思議だったのですが、なるほど、
そういうことだったのですね。

2025年2月20日

自分とは違う視点で

今月の雑記のテーマは「アート本」です。

画集や写真集を家で開いて「見る・眺める」という習慣がないもので、展覧会等に行っても図録を買うことはほぼありません。(ポストカードを1枚だけ、どうしても!の時は数枚、買うようにしています。)

そんな私の本棚でアート本と呼べる唯一のものがこちらでした。

「木端と言端 彫刻家の作品と言葉」

大森暁生(著)
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社美術出版社書籍編集部 美術出版社(発売)(2023.6)

彫刻家大森暁生氏の作品と言葉が掲載された本です。

大変失礼ながら、もともと彫刻に興味があったというわけでもなく、大森氏のお名前も作品も存じ上げず、ポスターに惹かれてなんとなく見に行った大森氏の展覧会にて。
目の前の作品に圧倒され「こんな作品をつくる人はどんなことを考えているのだろう...!」と思い、その場で購入したものです。
なので白状しますと、購入時点で私が手元に置きたかったのはどちらかというと「作品の写真」ではなく創作者の「言葉」でした。
しかし家に帰って開いてみて、そこに掲載される彫刻作品に改めて魅了されました。本棚にしまうのが惜しく、少しの間、机の上に置いていたのを覚えています。

もう一つ感じたのは、カメラマンや書籍編集に携わった方々のフィルターを介すことで、自分とは違う視点で作品を見ることができるのもアート本の良さだな、ということでした。
「図録とか作品集って作品そのものではないからそれを見てもっていうか...それで記憶が上書きされてしまうのもちょっとっていうか...」と思っている方こそ(そうです。私がそういう風に思っていたクチです。)お手に取ってみると面白い発見があるかもしれません。

2025年2月19日

きょうのデータ部☆(2/19)

TRC本社ビルのアート作品ご紹介第2弾。
データ部が入っている2Fの柱に飾られている絵画作品です。
(ちょっと曲がっているような...)

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2025年2月18日

猫をほぐす

本日は「週刊新刊全点案内」2394号の発行日です。
掲載件数は747件でした。

*こんな本がありました*

「とろけるにゃんこ」

石野孝(著)
永岡書店(2025.2)

猫は液体、という話ではなくて猫向けのマッサージの本です。猫にマッサージ?と思いましたが、以前から類書はコンスタントに出ているようで、今週号にももう1冊同じ趣旨の本が入っていました。

人間がちょっとした不調をセルフケアするように、猫の健康もおうちで維持できる。マッサージは飼い主にとっても癒される一時になりそうです。

ところで本筋とは関係ないのですが、モデルになってマッサージを受けている猫の写真が、わりとどの猫も無表情だったのがなんだか面白かったです。猫を飼っていない人間には、いったいこの子がどんな気分なのか想像しようにも手掛かりがなく...。とはいえ表紙にはほぐれた表情の猫が写っていますし、きっと猫にとって心地よいのでしょうね。

2025年2月14日

チョコレートつながり ~典拠のはなし~

今日2月14日はバレンタインデーですね。
ふと気になって「チョコレート」を名称に含む個人名と団体名の典拠ファイルを、TOOLiの「典拠検索」で検索してみました。


個人名 佐藤/チョコレート
個人名 =ごうはら/たけし


団体名 メリーチョコレートカムパニー
個人名 =原/邦生


団体名 チョコレート・ファッション  etc...


検索結果には個人名や会社名、音楽グループなど、さまざまな典拠ファイルがヒットしました。それだけでなく、チョコレートを含む名称とともに=(イコール)で表示された別名称の典拠ファイルがヒットしています。


これは典拠ファイル同士が関連(相互に参照)している状態を示しています。
関連の記録ついてはこちら


「佐藤/チョコレート」の別名義として「ごうはら/たけし」、
「メリーチョコレートカムパニー」と関係の深い人物として「原/邦生」がそれぞれ関連づけられています。


バレンタインデーだけに、メリーチョコレートカムパニーと原邦生が気になります。
原邦生氏はこの会社の2代目社長で、諸説はあるものの、日本のバレンタイン市場の生みの親とのこと!MARCの内容紹介から知ることができました。

原邦生氏の著書を読むとその辺の秘話が書かれているかもしれません。また、メリーチョコレートカムパニーの本を読むと、長らくチョコレート文化を担ってきた会社だけに日本のチョコレート史が紐解けそうです。


なんとなくの思い付き検索から、日本のバレンタイン文化事情にたどり着くことができました。典拠ファイルの関連を活用すると、広く深く調べ物ができます。ぜひご活用ください。

2025年2月13日

画集はやっぱり紙でないと

今月の雑記のテーマは「アート本」です。
昨年、個人的にかなりショックだったのが、イラストレーターのいのまたむつみさんが亡くなられたことでした。
中学時代に「宇宙皇子」という歴史伝奇小説にハマっていたのですが、この小説のイラストを描いていたのがいのまたむつみさんでした。
ストーリーの面白さもさることながら、とにかくイラストが美しい!
同じようにハマっていた友人たちと、「このイラストがいい!」とかきゃあきゃあ言いながら読んでいました。
そしてほどなく、「宇宙皇子」のイラスト集が発売されたのですが、中学生にとってはなかなかのお値段...。何日も悩んだ末に思い切って購入して、「やっぱり買ってよかった!」と感動したのを、今でも鮮明に覚えています。

最近は「場所をとる」という理由で、画集はおろか紙の本もほとんど買わなくなってしまいました。
ですが、やはり画集やイラスト集は、PC上の画像ではなく手に取って見た方が感動もひとしおなので、今後電子書籍化が進んでも、アート本だけは紙で生き残っていくような気がします。

「Sanctuary いのまたむつみ画業40周年記念画集」

いのまたむつみ(著)
パイインターナショナル(2024.8)

こちらは最後の画集。やっぱり好き...

2025年2月10日

ADEAC2025冬の公開情報その2

年度末が近づき、ADEACの新規・追加公開ラッシュが続く時期がやってきました。
今回は前回の記事以降に新規公開・リニューアルされた機関をご紹介します。

◇『秋田県/図書館・公文書館・文学資料館デジタルアーカイブ』(1月30日新規公開)
秋田県立図書館、秋田県公文書館、あきた文学資料館が所蔵する貴重な資料を公開するデジタルアーカイブです。カテゴリー別の資料検索から様々な貴重資料をご覧いただけるほか、秋田県関係の雑誌記事、秋田魁新報記事見出し検索等の充実した索引をご利用いただけます。

◇『筑西市立図書館/筑西市デジタルアーカイブ』(1月31日リニューアル公開)
茨城県筑西市のデジタルアーカイブがリニューアルされました。美術工芸や地域資料などのカテゴリ別に資料を探せるようになっています。
また、令和7年3月に誕生20周年を迎えることから、スペシャルコンテンツ「筑西市誕生20周年記念 特別展示」のページが追加されました。筑西市の歩みに関する資料を収集し、デジタル化・公開するプロジェクトで、今後さらに拡充されていきます。

◇『新発田市/新発田市デジタルアーカイブ』(2月1日追加公開)
新潟県新発田市のデジタルアーカイブで、これまでにも公開されていた越後の国郡絵図を様々な角度から楽しめるコンテンツ「越後国絵図に親しむ」が追加公開されました。
『正保越後国絵図』を読み解く」では絵図に描かれた七郡の色分けや、御蔵入地、11の大名・旗本領、寺社領が区分されて、区域ごとの村を確認できます。
また、それぞれの村の名前や石高といった情報の翻刻分が原図の上に重ね表示されるので、江戸時代の絵図を簡単に読み解くことができます。
国絵図から広がる越後の景観」では、正保・元禄・天保の各年代の絵図から、関連する名所・史跡・資料の情報にリンクしています。当時の越後の情景を巡れるコンテンツです。

今回の紹介は以上です。年度末に向けて新しい機関が次々に公開していくので、ぜひお楽しみに!

2025年2月 6日

不平を言いつつも、つい買ってしまうもの

暦の上ではすでに春...。
名のみか、と思いきや、会社の窓から眺める外の日差しは少し春めいているような。
あと少し! がんばりましょう。

2月の雑記のテーマは「アート本」です。
お定まりの写真集や画集以外に、展覧会の図録もやはりアート本と言って良さそうです。

昨年末は東京国立博物館の「特別展 はにわ」に行ってきました。
最近の展覧会はオープンな展示が多いので、ガラスを挟まずにみられるものも多くありがたいです。教科書で見たあの埴輪、この埴輪、初めて見る優美な埴輪、かわいらしい埴輪。
家に帰ってからも見ていたくて、図録を買ってきました。

しかし、展覧会場に積んであると小さく見えるのに、持ち帰るときには重く、家についた途端にやけにサイズが大きく感じられるのはなぜなのか。

やや不満に思いながらも、目の前で見てきたものを、家で飲み物片手に、じっくり解説を読み込みながら見るのは至福です。

アート本と言えばデータ部では、

装丁が凝っている→指紋がつきそう、不思議な素材、どこが開くかわからないときもある。
印刷が高品質→重い、手が切れそう、独特な匂いがするときが多い。

実はあまり良い印象がありませんが、アート本もなかなか良いものです。

2025年2月12日

何に見える

本日は「週刊新刊全点案内」2393号の発行日です。
掲載件数は931件でした。


*こんな本がありました*

「ふしぎなくも」

荒木/健太郎(文・写真・絵)
金の星社(2025.2)


外でスポーツをしているので、
休憩時間によく「あの雲○○に見える」と眺めています。

でも雲を見て名前がわかるのはひこうき雲と積乱雲くらい...。
それ以外にも雲にはたくさん種類があるそうです。
波状雲(見たことある!)、ずきん雲(見たまんま!)、
ばくふ雲という見たことも聞いたこともない、すてきな雲の写真もありました。
滝に行かないと見れないようですが、一度見てみたいですね。

雲を眺める時間が楽しくなりそうです。

2025年2月 5日

きょうのデータ部☆(2/5)

TRC本社ビルには様々なアート作品が飾られています。
こちらは地下ホールの様子です。

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2025年2月 4日

あたたかくなったら...

本日は「週刊新刊全点案内」2392号の発行日です。
掲載件数は885件でした。
今月の表紙はこちら

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ふきのとう のイメージです。

ひょっこりと顔を出す
淡い緑色でキラリと輝いてさえ見える!!それを
暦の上で立春を迎えてもまだまだ寒い自然の中でみつけると
「もう春が来るな!」と実感出来たり!ほろ苦い味を味わえたり!
何とも嬉しい早春の使者です。

(Juri)

*こんな本がありました*

全国駅弁大百科
旅鉄BOOKS編集部(編)
イカロス出版(2025.2)

ここからまだまだ寒くなる季節。
旅行どころか、スーパーへ行くのさえおっくう...。
とはいえ、春先のちょっとしたおでかけを計画するには良い時期ですね。

若い頃は交通費を節約したくて夜行バスを使うことも多かったのですが、最近はさすがに厳しく...。
旅の目的も大体が観劇なので、少しでも腰をいたわることが優先される今日この頃。

せっかくなら道中もおいしいものを楽しみたいですね!

2025年2月 3日

歯は大切に~新設件名のお知らせ2025年1月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

1月に新設した件名は2件でした。そのうちの1件が「歯内療法」です。

歯内療法とは読んで字のごとく歯の中の治療のことですが、特に歯の根の中の管(根管)に関した治療のことをいうそうです。歯科用語では「エンド」なんていう言い方もするみたいですね。この件名を新設する前は「歯科学」という広い件名を付与していましたが、関連する医学書がたくさん出版されていることから今回の新設となりました。

歯内療法。この件名を見てああ、あれか...とすぐ思うほどに私には馴染み深いこの治療。子どもの頃に「根っこの治療」を行なう羽目になり、それがうまくいっておらず、大人になってからやり直し...。最終的にその治療をした歯がダメになり、抜歯。インプラントにするか、ブリッジにするか、選択を迫られることになりました。

ちなみに、TRC MARCではインプラントもブリッジも497.5という歯科補綴学に分類しています。ブリッジを扱った本に付与されているのは「歯科補綴学」という件名ですが、インプラントの本には「インプラントデンチャー」というそのものの件名を付与しています。

歯医者さんは嫌いな人も多いだろうし、なかなか億劫だし、通い始めると時間がかかるし...ですが、歯内治療しなくてはいけなくなるまで放置せず、早めに歯医者さんに行って、ずっと健康な歯を大切にしていきたいですね。

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