スクリーンを独占
今月の雑記テーマは「1人〇〇」。
イベントや食事に誘える友人はとても少ないので良いお題だと思いましたが、一人旅、一人飯、一人スポーツ観戦...と、披露できるような面白い体験は何も思いだせませんでした。ということで家族3人で映画館を独占した時の記憶です。
子どものころ、隣町の映画館がもうすぐ取り壊される、「南極物語」と「ハチ公物語」の2本立てが上映される、というので母と妹と行ってみました。駅前通りから細い脇道に入った突き当たりにドアがあり、入場すると自分たちの他にお客がいません。暗いフロアに古い緞帳、汲み取り式トイレの臭いまで漂っており即座に帰りたくなりました...が母の許しがなければ帰れません。フロアのど真ん中の席に3人並び、大画面で犬たちの物語をしっかり鑑賞することになりました。
映画自体は環境もあいまってとても感動的で大号泣、2本立てもあっという間に感じました。しかし帰って布団に入ってみると瞼に浮かぶのは苦しみを熱演した犬たちの映像ばかり。オーロラを見て気がふれてしまい氷原を走り去る犬、首に残った鎖が災いしてアザラシ穴に引きずり込まれる犬は、しばらくトラウマになりました。

