『週刊新刊全点案内』は毎月最初の号の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」として前月に新設した件名を掲載していますが、8月は掲載対象の新設件名がありませんでした。
そこで今回は、今年前半に新設した読み物キーワードの中からいくつかご紹介したいと思います。
読み物キーワードは、児童書のフィクションと絵本を対象に、テーマや登場する事物をキーワードとして付与するというものです。お話の内容から検索できるので、子どもたちが自分で読みたい本を探すことができてとても便利です。
■こんにゃく-物語・絵本
こんにゃくができるまでを紹介した絵本などで出てきたのかと思いきや、こんにゃくが主人公の絵本で新設された読み物キーワードでした!
たいやきのあんこになれなかったあずきのアズッキーと、おでんになれなかったこんにゃくのニャックが出会うお話。かわいいな、ニャック...。アズッキーのための「あずき-物語・絵本」という読み物キーワードももちろんあります。
■シューマイ-物語・絵本
こちらもシューマイは主人公として登場。
こちらの絵本で新設されました。本に出てくる形は「シュウマイ」ですが、読み物キーワードは「シューマイ」の形。ですが、「シュウマイ」からもたどり着けるように、シュウマイ-物語・絵本という参照形も作成されています。絵本への出現はシューマイよりもぎょうざがメジャーなようで、「ぎょうざ-物語・絵本」の読み物キーワードはもっと前に作成され、複数の絵本に付与されています。
■やまのいも-物語・絵本
14ひきのかわいいねずみが登場する、いわむらかずおさんの「14ひきのやまいも」という絵本に付与された読み物キーワードです。
やまいも、というのは俗称で、長芋や大和芋などの「ヤマノイモ科」の芋を総称して「やまいも」と呼んでいるそうです。読み物キーワードには、俗称ではない「やまのいも」が採用されています。14ひきがやまいも掘りに行くお話なので、やまのいもが主人公というわけではありませんが、お話に出てくる特徴的なものとして読み物キーワードが付与されています。
いかがでしたでしょうか? 思いもよらない読み物キーワードが存在しますので、いろいろ検索してちょっとマニアックな絵本に出会うのも楽しいかもしれません。