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こちらは「図書館の本屋さん」こと株式会社図書館流通センター(TRC)の
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2026年3月19日

今はまだ、遠くにあることがわかった沼を望遠鏡で見ているくらい

3月の雑記のテーマは「伝統芸能」です。

狂言、歌舞伎、能は学生時代に観る機会があったのですが、人形浄瑠璃文楽はそういった機会がなく、いつか行きたいなーと思うまま長い年月が経っていました。
転機は1年と少し前。居住地の近くで公演があることを知り(国立劇場が閉場中だからですね)チケットをゲット。行ってみました。

私が観たのは「妹背山婦女庭訓」。さすがに初観劇で1日中通して観る勇気は無かったので第一部のみです(小松原の段/太宰館の段/妹山背山の段)。
「人形は3人で動かす、声を出す人(=太夫)は1人」という、どこで得たかもわからないとてもぼんやりしたイメージだけを持って行ったので、そうではないパターンもあることに驚くところからでした。(複数の太夫が各役を担当することや、床が上手と下手両方に設置されることもあるんですね!と。本当に何も知らない素人ですみません。)
想像以上にダイナミックな舞台装置、ライブ感満載の義太夫節、エンタメ要素の強いストーリー、そして色々な想像をさせてくれる人形たち。大変興味深く拝見しました。
「他の演目も観てみたい!また行きたい!」という気持ちは日に日に強くなり、12月の「文楽鑑賞教室」、2月の公演と、本当に少〜しずつではありますが、文楽鑑賞が増えつつあります。次は5月かな。

日本の古典にありがちな、とんでもなく極端な思想や展開(そんな理由で人を殺そうとしないで!で、それを当然のように受け入れないで!?)に面食らいながらも、気づけば泣きそうになることもあり、登場人物に共感するとかしないとかそういうところじゃない感動を知ったのでした。

私が思う、私のような全くの初心者が公演を楽しむコツ。
それは、変な意地や見栄を張らずにイヤホンガイドを借りること。これです。(意見には個人差があります。)
とはいえ、やっぱり生のお声や音楽を全身で浴びたい気持ちもあるので、いずれはガイドに頼らず観られるようになりたいと...あ、2回行けばいいのか。

2026年3月18日

きょうのデータ部☆(3/18)

瓶いっぱいのチロルチョコ。
見た目も可愛くて疲れが飛んでいきます。
ホワイトデーのチョコレート、いつもありがとうございます♪
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2026年3月17日

昭和は遠くなりにけり

本日は「週刊新刊全点案内」2447号の発行日です。
掲載件数は1170件でした。

*こんな本がありました*

「昭和に浸る、驚愕のジオラマ」
情景師アラーキー(著)
宝島社(2026.3)

昭和100年ということで、去年から今年にかけて、昭和を回顧する様々な企画本が出版されています。
こちらの本は、駄菓子屋さんや造船所、スイカを載せて道を行くトラック、空き地に放置された古い自動車など、精緻なジオラマで昭和の風景を再現しつつ、当時をしのばせるショートストーリーを併載しています。
ジオラマが本当にリアルで、写真と見紛うほど。たくさん登場する自動車はフォルムもかわいくて、部屋に飾っておきたくなります。

子ども時代だった昭和の当時は、早く未来が来ないかな、きっと石油は水素エネルギーになっていて、リニアモーターカーが新幹線の代わりに走っていて、癌の特効薬も発見されているのだろうなと思っていましたが、現実はなかなか厳しいですね。地球環境はむしろ、現代の方が確実に悪化しているようです。
もちろん、昭和には昭和の問題や課題がたくさんあったので、当時の方がよかったとは一概には言えませんが、昭和が恋しく思えるぐらい、現代が殺伐としているということなのかもしれません。

2026年3月13日

たのしい社史(団体名典拠ファイルについて)② ~典拠のはなし~

前回(たのしい社史(団体名典拠ファイルについて)①)に続き、団体名典拠ファイルについてのはなしです。


優先名称の決定にはどのようなルールがあるのでしょうか?


まず、法人組織を表す語句の扱いを例示としてご紹介します。

 図書表記:株式会社ブルボン → 優先名称:ブルボン
 図書表記:広島放送株式会社 → 優先名称:広島放送株式会社
法人組織を表す語句は優先名称から省略するが、それが末尾にある場合は省略しない。『日本目録規則2018年版』の「法人組織等の語句」として定められています。


同名異団体が出現した場合はどうするのか?

『日本目録規則 2018年版』の中で「識別要素の付加」が定められています。付加する識別要素の種類はいつくかあるのですが、多いのは「団体の種類」「団体と結びつく場所」「団体と結びつく日付」です。
 優先名称:ライオン(音楽グループ) ...「団体の種類」を付加
 優先名称:東照宮(日光市) ... 「団体と結びつく場所」として所在地を付加
 優先名称:木曜会(1957~) ...「団体と結びつく日付」として創立年を付加


『日本目録規則』にはこのような規則が定められており、それに即して優先名称を決定します。
(団体名典拠には変遷があり、データの継続性を維持するため『日本目録規則2018年版』に準拠していない場合もあります)


次に、実際の団体名典拠ファイルの具体例をご覧ください。
ひとつ目は先に例示にあげた株式会社ブルボン、ふたつ目は音楽グループおよび関連の例示です。

典拠ID:20000000000-0000 ※IDは架空です
優先名称:ブルボン
読み:ブルボン
備考:株式会社,菓子総合メーカー,1924年北日本製菓(株)として創業,1952北日本食品工業株式会社,1989年現名となる,本社在:柏崎市


典拠ID:20000000001-0000 ※IDは架空です
優先名称:King Gnu
読み:キング/ヌー
備考:日本のミクスチャー・スタイルバンド,2015年クリエイター常田大希がSrv.Vinciという名前で活動開始,2017年King Gnuに改名,メンバー:常田大希(g,vo),勢喜遊(ds),新井和輝(b),井口理(vo)
関連個人名ID:100000001-0000 井口/理  ※IDは架空です
       100000002-0000 常田/大希


個人名典拠ファイルに比べてあまりなじみのない団体名典拠ファイルですが、団体名典拠では社史がたのしかったりします。日常では触れることの少ない社史ですが、創業100年を超す会社の老舗感に圧倒、新事業を扱う会社の勢い、ニッチな事業に邁進する会社など、こんな事業があるのか!と驚きの世界を知ることがあります。
個人的にはこの「典拠のはなし」にとりあげた株式会社ブルボンの社史が刺さりました。会社の年表だけではなく、これまで販売されたお菓子年表が写真付きで掲載されていて壮観。レジェンドお菓子「ルマンド」の歴代パッケージにわくわくしました。


個人名典拠ファイルと同じく規則に即し、日々悩み、時にたのしく作成している団体名典拠ファイルです。


<参考>
団体名典拠ファイルの特長についてはこちら→「個人名だけではない~典拠のはなし~」
関連についてはこちら→「典拠ファイルで「関連」を~典拠のはなし~」

2026年3月12日

大和屋!

3月の雑記のテーマは「伝統芸能」です。

では趣味の相撲の話でも。
そっちじゃないですね、はい。

歌舞伎は毎月観に行っています。
習慣化してしまっているので熱量は月によってまちまちです。
東銀座にある歌舞伎座は昼と夜で演目が異なるので
少なくとも月2回は行っていますね。
それ以外に新橋演舞場や浅草公会堂、国立劇場(現在閉場)
もあると、土日祝日は歌舞伎三昧の月になることも。
贔屓の襲名披露の時は松竹座、御園座、南座、博多座、金丸座も行きました。
夜行で行って昼・夜観て夜行で帰っていたので観光ゼロ、
勿体ないことをしました。


歌舞伎を観に行くきっかけになったのは
中学校の音楽の授業で習った演目「勧進帳」です。
通しだと約1時間30分の演目ですが、
中学の授業だと毎回途中で終わってしまうので話がつながらない...
と夕飯の時に母親に話したところ
「歌舞伎は生で観るものよ」と言って翌日には
「来月歌舞伎座でちょうど勧進帳やるから観に行きなさい!」と
あっという間に歌舞伎座デビューとなりました。
親がとってくれた席は1等席だったので、生の長唄と三味線の音
最後の飛び六方は迫力半端なし。
音楽の定期テストはバッチリでした、めでたしめでたし。


それから火が付いたのは私でなくて母。
実は結婚するまでは歌舞伎座に通っていたらしく
仮名手本忠臣蔵や義経千本桜などスタンダードな演目がかかると
歌舞伎座に連れて行ってもらいました。

そんなある日に観たのが当代の坂東玉三郎による「藤娘」
幕があいた瞬間、劇場の皆が息をのむのが分かりました。
本当に可愛らしく、そして美しかった~、もちろん今も。
帰りの電車ではキレイ!また観たい!とだいぶ興奮していたらしいです(本人覚えていない)
それからは"坂東玉三郎"と予告を見かけると
試験前でも劇場に行く困った学生に成長しました。
そして今に続きます。

ちなみに標題は坂東玉三郎丈の屋号です。

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