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2016年1月 アーカイブ

2016年1月28日

珍しさにわくわく

先週あたまは都内、そして週末は西日本が大雪でした。
特に沖縄においては記録的(奇跡的?)な年となったようですね。いまだに毎年雪が楽しみな私(九州出身)としては羨ましいニュースでした。


1月の雑記テーマは「冬のあそび」です。


沖縄ほどではありませんが雪が降らない九州。当然積もることは更に珍しいので、雪遊びはめったにできませんでした。

代わりといってはなんですが、冬に好きだったのが「つらら集め」。
......この遊びがどの程度メジャーなのか分からないですが。ご近所さんの軒先に下がった透明で綺麗なものをパキッと折るのが楽しかったです。長ければ長いほど自慢できた気がします。
「先生見て見て!」と教室まで持ちこむクラスメイトもしばしば。いや、それ溶けるでしょ...と先生に「捨ててきなさい」と言われるのですが、どうしても捨てたくない。あろうことかポケットに突っ込みはじめる男子。凄まじき執着心。


そんな土地柄なので、3cmも積もろうものなら大はしゃぎです。

雪が積もった日には上級生と校庭の取り合いで、4時間目の終わりごろになると「早く授業終わらないかな」とクラス中が浮足立っていました。(積雪が薄すぎて、一番乗りで行かないとすぐ溶けてなくなってしまうのです...)
  

豪雪地帯の人には呆れられますが、珍しいものにはやっぱりわくわくしてしまいます。  
「積雪1メートル」への憧れが未だ捨てられない私ですが、いつか「これぞ冬遊び」と呼べるような雪合戦をやってみたいものです。

2016年1月29日

書名(タイトル) ~MARCや検索のはなし~

カラオケ店に行った時のこと。曲を探すもヒットせず。
「あの曲が入っていない?そんなばかな。」歌手名で検索したら出てきました。
「あ、これ、マドンナって読むのか!」
どうりで『セイボタチノララバイ』と検索しても出てこないわけです。
(歌いたい曲名くらい知っておきなさいという話ですが...。)

というわけで、月末にお届けしているMARCや検索のはなし。
本日は特殊なルビの振られたタイトルについてです。

「聖母」と書いて「マドンナ」というような、一般的なヨミとは異なるヨミが付されているもの、図書でもよく見かけます。

マドンナ繋がりでこのような図書がありました。
「聖母(マドンナ)たちの殺意」
(集英社文庫)

赤川次郎(著)
集英社(2000.7)

タイトル中の漢字を宛字的に読んだものや特殊なヨミが情報源に付されている時は、そのヨミが振られている漢字の直後に( )で囲ってルビを入力します。
これは、日本目録規則
「2.1.1.2A ルビは,それが付されている語の直後に付記する。」に則っています。

じゃあ表記は「聖母(マドンナ)たちの殺意」になるわけだから、「聖母たちの殺意」と入れても一致とみなされずヒットしないってこと?と思われた方、鋭いです。
実はシステムや採用しているMARCによっては「聖母(マドンナ)たちの殺意」という(ルビ)つきの形を入れないとヒットしないことがあります。
それではあんまりなので、TRCMARC/Tタイプでは「聖母たちの殺意」という(ルビ)部分を除いた形も提供しています。

さて、ヨミの話に戻ります。
TRCMARCでは図書にある特殊なヨミをタイトルヨミとして入力すると同時に、その漢字の一般的なヨミもタイトル統一ヨミとして入力しています。
さきほどの本の場合
タイトルヨミ:マドンナタチ/ノ/サツイ
タイトル統一ヨミ:セイボタチ/ノ/サツイ

これで、「聖母」と書いて「マドンナ」と読むことを知らなくても「セイボタチノサツイ」で検索できますね。

こちらの記事もどうぞ。
「普通ならこうは読まないタイトルヨミについて」
「刑事と書いて何と読む?」

2016年1月27日

きょうのデータ部☆(1/27)

データ部フロアにあるデッキ。
気持ちのよい風の通るリフレッシュスポットですが、さすがに冬のこの時期はのんびりお昼を食べるには寒すぎて人の気配がありません。

p20160127.jpg

が、よーく見るとシロタエザクラにはもう蕾が。
春遠からじ、でしょうか。


2016年1月25日

増えています

こんにちは。

内容/目次の部署では、内容細目ファイル、目次情報ファイル、そして週刊新刊全点案内(以下、新刊案内)に掲載していない図書のMARCを作成していますが、昨年作成した件数はいったいどのくらいあったでしょうか。

内容細目ファイルは5219件でした。そのうち新刊MARCで内容細目を作成したのは4495件です。
目次情報ファイルは5931件。一般書・児童書・楽譜別では、それぞれ3268件、1553件、1110件です。
新刊案内に掲載していない図書のMARCは19175件でした。

この3種類とも2014年に比べて増えています。なかでも目次情報ファイルのうち楽譜の作成件数が多くなっています。楽譜の目次情報ファイルは曲のタイトルで必ず検索できるよう、目次にあるものは全て入力していますので、タイトルの一部分だけでもわかればお役に立てると思います。内容細目とあわせてどうぞご利用ください。

2016年1月22日

今日は何の日?~分類/件名のおはなし・64~

本日は1月22日。今日はどんな日なのかを調べてみました。
「統一の日(ウクライナ)」「飛行船の日」「ジャズの日」「カレーの日」
...カレーの日? 予想外のラインナップでしたが、せっかくなのでそれぞれの記念日と分類をみてみようと思います。

「統一の日(ウクライナ)」
1919年の1月22日にウクライナ人民共和国と西ウクライナ人民共和国が統一条約に調印したため、今日が記念日になったそうです。
ウクライナの国の分類は「238.6」ですね。

「飛行船の日」
1916年1月22日に初の国産飛行船である「雄飛号」が実験飛行を行ったことに由来するそうです。
飛行船の分類は「538.5」、項目名は「気球.飛行船」となっています。

「ジャズの日」
JAZZのJAがJanuaryの先頭2文字であり、ZZが22に似ていることから決められたそうです。こじつけのような、なんとなく納得するような...。
ジャズの分類ですが、器楽合奏の観点からだと「764.7」、ジャズ歌手は「767.8」になります。それぞれ項目名は「軽音楽.ダンス音楽.ジャズ.ロック音楽」と「歌謡曲.流行歌.シャンソン.ジャズソング」です。

そして最後に「カレーの日」
1982年に学校給食開始35周年を記念して1月22日の給食のメニューをカレーにすることに決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたそうです。
なぜ35周年を記念するメニューがカレーだったのか、今でも1月22日の給食メニューはカレーなのか...色々謎です。でも、自分の小学生時代を思い返すと、給食がカレーだと嬉しかったような。主食は米ではなくソフト麺が多かったように記憶しています。
いわゆるカレーライスの分類は「596」、インドやタイなどアジア料理のカレーには「596.22」を付与しています。ちなみに、学校給食の分類は「374.94」です。

2016年1月21日

てぶくろを買いに

今日は「大寒」、暦通りの寒さになりましたね。
都内でも日陰では月曜の雪の名残が見られます。

1月木曜日のテーマは「冬のあそび」です。

最近自転車を買って近所を回るようになったのですが、素手では寒さがしみる!
ということで、お正月休みは自転車用の手袋を求めてお店を巡ることに。

防寒といえば皮だけど、そんなに値は張らないもので...
ミトンかわいいなぁ、と目移りしつつ。
結局は機能性も考えて毛糸の5本指型に落ち着きました。

毛糸の5本指は小学生以来。
懐かしい感触に手も心もほっこりしていると、ふと思い出しました。
みなさん手袋で人形を作ったことはありますか。
こんなのです。

p20160121p.jpg

小学校への通学路は、徒歩で40分近くかかる道のりでした。
手袋の季節になると友達と人形を作っては、ごっこ遊びをしながら通ったものです。

この記事を書くのに久しぶりに作ってみようとするも、上手くいかずネットに頼ってしまいました。
TOOL-iで探してみたところ、こんな本を発見。

「手袋でつくるてぶぐるみ はさみも針も使わないかんたん、かわいいぬいぐるみ」

笹川勇(著)
池田書店(2010.10)


「てぶぐるみ」、ぜひお手持ちの手袋で作ってみてください。

2016年1月20日

きょうのデータ部☆(1/20)

第154回(2015下半期)の芥川賞・直木賞が昨日発表されました。
芥川賞に滝口悠生氏の「死んでいない者」、本谷有希子氏の「異類婚姻譚」
直木賞に青山文平氏の「つまをめとらば」

というわけで、2015年7月に既に刊行されている「つまをめとらば」のMARCに受賞情報を追加する作業をしています。

p20160120.JPG

赤字で指示が記入された紙がきましたので、それに従ってデータにタグをおこして「直木賞」「154(2015下半期)」を追加...と。
手作業でございます。

2016年1月26日

意外な人の意外な著作

本日は「週刊新刊全点案内」1948号の発行日です。
掲載件数は1306件でした。


*こんな本がありました*

ユークリッドと彼の現代のライバルたち

ルイス・キャロル著
日本評論社(2016.1)

あのルイス・キャロルが幾何学教育に関する学術書を書いていた?
テーマは、ユークリッドの「原論」が幾何学の教科書としてふさわしいかどうか??

頭にはてなマーク???が飛び交う一冊です。

ユークリッドとは、古代ギリシアの数学者で、幾何学の祖とされる人物です。私が大学で初めて履修した講義が、このユークリッドの「原論」を読むというものでした。

「平面角とは平面上にあって互いに交わりかつ一直線をなすことのない二つの線相互の傾きである」というような定義をひらすらに読んでいくという講義スタイルに、大学ってこういうところなのかと面くらった記憶があります(そもそもなぜこの講義をとったのか自分でも謎...)。

数学的素養のない私には、残念ながらこの本の内容はさっぱりわからないのですが、あの「不思議の国のアリス」の世界観には心惹かれます。
ルイス・キャロルは、オックスフォード大学で26年間数学の講師を務めていたそう。数学者としてのルイス・キャロルを知った上で読むと、またさらに楽しみが深まりそうです。


こんな本もありました。

数の国のルイス・キャロル

ロビン・ウィルソン著
ソフトバンククリエイティブ(2009.3)

ルイス・キャロルの生涯と、彼が愛した数の世界を紹介した本で、著者は幾何学の教授です。


ちなみに、ルイス・キャロルというのは筆名で、本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。数学者としての著作はこちらの名前を使っていたそうです。

2016年1月19日

本をてづくりする

本日は「週刊新刊全点案内」1947号の発行日です。

掲載件数は768件でした。

*こんな本がありました*


美篶堂とつくる美しい手製本 本づくりの教科書12のレッスン

美篶堂(編)
河出書房新社(2016.1)


これはとっておきたい、と思う資料やコピー。

表紙や背が傷んできたけど、中身が大事で手放せない本。

そのままにしておいたら紙の束、傷んだ本にすぎないけれど

製本すれば、生まれ変わる...

そのことがよくわかる一冊です。

ブックケースや夫婦箱の作り方も載っています。


中学生か高校生のときに、製本講座に参加し

自分の作品のあまりの出来のよくなさに、愕然...。

それ以来、製本からは遠ざかっていたのですが

この本を手にしたことで、

再度挑戦してみる気持ちになりつつあります。

2016年1月18日

内容細目あればこそ! ~TOOLiで探そう~

こんにちは、データ部典拠の原田です。

私はラジオ愛好者なのですが、ラジオドラマや朗読番組ってけっこうあるのです。
他人に読んでもらう読書もなかなかいいものです。

浅田次郎さんの短編小説「角筈にて」を、ここ数年で2回聞きました。
再放送ではなく、別の局の企画でした。
哀しくも優しい親子の情愛が描かれていて、ついホロリとしてしまう物語です。

では、このお話をじっくり本で読んでみたい!と思い立ったら...?
TOOLiでタイトル検索!
「角筈にて」でも「ツノハズニテ」でも3冊ヒット!

これは内容細目ファイルあればこそ、なのです。
TRCの内容細目ファイルにはヨミもふってありますので、耳できいた「ツノハズニテ」という情報からだけでも検索ができるのです。

「角筈にて」は、「鉄道員(ぽっぽや)」(単行本と文庫)、「短編復活」に収録されている短編小説です。
内容細目がなければ、この作品を探すのに、浅田次郎さんの短編集を一冊一冊、チェックしなくてはなりません。

内容細目ファイルは、著作の多い作家の全集の内容も検索できるので、とても便利です。
単行本は絶版になって入手が難しい場合でも、全集なら図書館に収蔵されていることが多く、めあての作品にたどりつける確率は高いのです。
どうぞご利用ください。

2016年1月14日

冬に汗をかく

1月木曜日のテーマは、冬の遊び(スポーツ)です。
子どもの頃、グリーンスタンプを集め
スケート靴を手に入れようと
一生懸命台紙に貼っては、優雅に氷の上を滑る自分を
想像していました。
台紙は結構な冊数にはなりましたが、
スケート靴を買うには至らず...。

学生時代には、富士急ハイランドのスケートリンクで
夜通し滑った頃を思い出します。
滑り飽きたので、乗り物に乗ったら、
寒風に顔が壊れかけました。

近頃の冬の楽しみはハイキング。
低山のハイキングは、夏には不向き(熱中症に要注意)ですが
寒いこの時期なら大丈夫。
空気も澄んでいて、身体も暖かくなり、
有酸素運動により(山にいる時だけですが)
鼻の通りもよくなります。
寒く暗い時間の早起きさえクリアすれば、
筑波山・鎌倉天園・大山などで
「やっぱりきてよかった!」と思える景色が広がります。

毎日の寒さに気持が内向きになってしまいがちですが、
いい汗をかきに出かけてみてはいかがでしょう。

2016年1月15日

レファ? ~典拠のはなし~

今回は典拠の参考資料のご紹介です。

201601131.JPG

これは、典拠作業時に資料調査の結果を書き込むための用紙です
(西洋人の例)。
1人の著者について様々な資料を調べ、綴りや読みがどのような形で載っているかを書きとっています。
典拠ファイルの見出しの形=統一標目は、原則は最初に目録を作成する図書に表示されている形から作成しますが、歴史上の人物や著名な人は別。
人名辞典など、参考資料において多く用いられている形が優先されます。ここで上の調査票の出番。


白紙の調査用紙を準備して、さあ調べるぞという時、最初に見るのがタイトルにある「レファ」です。
典拠班では「レファ」と呼んでいますが、正しくは、「人物レファレンス事典」(日外アソシエーツ)です。
ある人物が、数十種の事典・辞典にどのような形で掲載されているかを見ることができ、日本人・東洋人・西洋人に分かれています。
定番のレファレンス・ブックであり、「使ったことある!」というかたも多いのではないでしょうか。


「レファ」でどの事典に載っているか、図書にある形と別の名前などで載っていないか、を調べてから、載っていることが分かった実際の事典にあたれば無駄なく調べられるため、「いちばん最初に見る資料」となっています。

201601132.JPG

調査用紙も先頭に「レファ」が。

201601133.JPG

棚の「レファ」の皆さんたち、使いすぎて崩壊寸前です。
現在はweb版「日外e‐レファレンス・ライブラリー 人物レファレンス事典」がある為、冊子を使うことはあまりなくなりました。
今は静かに休憩中です。

2016年1月13日

きょうのデータ部☆(1/13)

2016年のカレンダーにかえたばかりのような気持ちでいましたが、あっという間に1月半ばです。

ところでカレンダーを選ぶ際に、どのような点を重視していらっしゃいますか?
数か月分確認できる、月曜はじまり、大きさ、とにかくもらったものを使う!などなど人それぞれかとは思いますが、私は「西暦」と「和暦」の年が併記されているかを確認してから買いました。

p20150113.jpg

出版年や巻冊記号は、図書での表記が和暦であっても、MARCには西暦で記録します。
特に巻冊記号は意外とクセモノ。報告書や統計などは、2016年に「平成26年度」(=2014年度)のものが刊行され、一瞬「あれ?」となったりします。
そんな時に机上のカレンダーに今年の西暦和暦が併記してあると心強いのです。

2016年1月12日

こいつは春から・・・

本日は「週刊新刊全点案内」1946号の発行日です。
掲載件数は1049件でした。

*こんな本がありました

えんぎがいい コドモエのえほん」

雨宮尚子(著)
白泉社(2015.12)

月曜日が祝日だったこともあって、お正月気分がまだ抜けきらない今日この頃。身の回りを見回すとまだまだお正月の名残があることも。この週末は川原でどんど焼きの準備をしているところを見かけました。

でも、お正月飾りでなくても、さがせばちょっとラッキーと思ってしまうような「えんぎもの」はどこにでもあるようです。こちらの絵本は、切り絵に手で彩色をしたかわいらしい絵柄で縁起の良い動物を紹介しています。神社のきつね、飾り棚の招き猫、お財布のかえるなどなど。まずは上野動物園にカエルでも見に行こうかと思いました。

2016年1月 8日

ぶう太のデータ部見学記~AS編~

ぶう太>あけましておめでとうございます!
新人のデータぶう太です。

ぶう太郎よろしくね右透過済.gif

ぶー子>あけましておめでとうございます。
データぶー子です。ぶう太ともども、今年もよろしくお願いしますね!

yubisashir20.gif


ぶー子>さて、データ部見学の続き、今回はASよ。

ぶう太>ASって何の略ですか?

ぶー子>「学術情報ソリューション」の略ね。
ASは「特注班」と「NC班」に分かれているの。

ぶう太>どういう違いがあるんでしょう。

ぶー子>特注班は、TRC MARCに累積しない「特別注文」のデータを作成しているわ。和書・洋書・AVなどを扱っていて、目録や所蔵(ローカル)データ作成など、その図書館のオリジナルのデータを作っているの。
また、カード目録やリストなどからも、データを作ることがあるわ。

KIMG0118.JPG

ぶう太>NC班は?

ぶー子>大学図書館の資料整理を担当していて、NACSIS-CAT登録代行なども行っているのよ。NACSIS-CATというのは、全国の大学図書館にどのような学術文献が所蔵されているかがわかる総合目録データベースを作成するためのシステムのこと。

ぶう太>あー、だからNC班というんですね。

KIMG0116.JPG

ぶー子>それから、ADEACを作成しているのもこのASなのよ。

ぶう太>聞いたことがあります!
えっと...なんとかデジタルシステム...。

ぶー子>うう~ん。もうちょっと勉強が必要ね。
デジタルアーカイブシステム。以前は歴史資料検索閲覧システムという名称だったんだけど、歴史資料だけではなくもっと幅広い資料を扱うようになったので、この名前に変わったの。

ぶう太>へえ~。ASはいろんな仕事をしているんですね。

ぶー子>そうそう。データ部と一口に言っても、部署によって仕事の内容が全然違うことがわかってもらえたかしら?

ぶう太>ほんとですね~。で、ぶー子先輩、次はどこへ?

ぶー子>最後は雑誌班。ちょっと先になるけど来月に見学に行くわよ!楽しみにしていてね。


2016年1月 7日

雪遊び

 今年の冬はあたたかい日が続きますね。例年の冷え込みや、昨年、一昨年の雪の日の交通機関の乱れを思うとありがたいのですが、マフラーや耳当てを出す機会もあまりなく、雪もほぼ見られないことが少しさびしくもあります。

1月木曜日のテーマは「冬のあそび」です。

 幼いころ、テレビ番組(○ンキッキ)で豪雪地帯の様子を見て憧れていた私(都内北東部在住)。
大きな雪だるま作りに、かまくらでおこたに、雪の中でアイスクリーム作り。着ぐるみのキャラクターが雪の中に大の字で転がる姿は何よりうらやましかったです。
 珍しく雪が積もったある日、意を決して、空き地の雪へ大の字でダイブしてものの、したたかに地面に全身(顔含む)打ったこともありました。
 初めてスキー場へ行った際にも、板を足に付ける前に雪の山へダイブ。今度は雪に沈み込み引っ張り上げてもらうことに。程よい雪って難しいのだなと実感。

 体育の授業が大の苦手だった学生時代を過ぎ、社会人になってからはじめた趣味の運動はなかなか楽しく、冬はもこもこのウェア(体型が目立たないのもポイント)でスノーボード、スキーに出かけるようになりました。帰りに温泉で疲れた体をほぐしたり、美味しい食事やお酒を堪能できるのも魅力。かつて夢見た雪の中でアイスクリーム作りも、ペットボトルに材料を入れて腰に下げて滑ったらできました。たくさん転んでいいシェイク具合です。
 何せ元々運動音痴なので、リフトから降りるだけで転んだり、股割のように左右の足が離れたままヨレヨレ進み、コントロール不能でコースアウトすることもままあります。上達への道は遠いですが、冬にしかできない遊び、周囲に大きな迷惑をかけないように楽しんでいます。
 今年はやっと雪が積もってきたようなので、そろそろ滑り初めに行こうと計画中。転んでも仕事道具の手だけは折らないようにします(誓い)。

2016年1月 6日

天然ものに限る!~新設件名のお知らせ2015年12月分~

昨日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。


2015年12月は3件の件名を新設しました。
新設した1件に「入浴剤」があります。


印象に残っている入浴剤で
チョコバナナ風味というのがありました。
使った感想は、チョコレートフォンデュになった気分といいましょうか。
しばらく浴室が甘い香りに包まれましたが、
掃除が大変だったなど
色々と記憶に残る入浴剤でした、
それ以後使っていませんが。


年末帰省した折りの入浴剤は
こたつで量産されたミカンの皮を干したものでした。
香りが良くてすっかり癒されました。
この時は勿論、
手は食べ過ぎでまっ黄色、お腹はたぷたぷ。

ぜい肉の落ちる入浴剤って発明されないですかね...

2016年1月 5日

イタドリの旅

あけましておめでとうございます!
2016年最初のデータ部ログです。今年もMARCについて、本について、更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、本日は「週刊新刊全点案内」1945号の発行日です。(発送は12月末に行っています)
掲載件数は1333件でした。

こちらは今月の表紙。華やかですね。

p20160105.jpg


*こんな本がありました
Moving Plants

渡邊耕一(著)
青幻舎(2015.12)

写真集です。
しかし、ぱらぱらっと見たところでは何の写真集なのかわかりませんでした。こんもりとした緑の茂みがたくさん写っているけれど。文字のページが多いのも写真集らしくありません。

その謎は帯の文章を読んで解決。イタドリというタデ科の植物を追いかけ、取材した写真集なのでした。
雑草を追いかけるだなんて、なぜそんなことをしたのか?この本によると、イタドリはシーボルトが長崎滞在の土産としてヨーロッパに持ち帰ったのち、世界中に繁殖したのだとか。そして、その繁殖力の強さから「侵略植物」とまで呼ばれるようになったとのこと。そのイタドリの歴史に惹かれて、写真家である著者が世界を旅した写真集なのです。目次を見ると「イギリス、ポーランド、オランダ、アメリカ、長崎」とあり、本当に世界各地に広まったことがうかがえます。江戸時代の日本から世界各地へ。イタドリはいったいどんな旅をしたのでしょうね?

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