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2011年2月 アーカイブ

2011年2月28日

メロンパンのうた

少し前にこんなCDがありました。


【CDマキシ】 メロンパンのうた (11900419)

アーチスト名は「ゆっぴ」。ジャケットにはどどーんとメロンパン。
これは一体・・・ケースを開けて歌詞カードを見てみると、
あんぱんにはあんこが、クリームパンにはクリームが入ってるのに、メロンパンにはメロンが入ってない、残念!
などとありました。(正確には記憶していません。残念!)

なんだ、これ~?
と思いながらも、ブログに書いたら面白いかも?!と予感。


記事を書くにあたりいろいろ見てみますと、ゆっぴは当時9歳の小学生の女の子。ギターを片手に作詞、作曲し、なんとライブもやっているシンガーソングライターでした。そして「メロンパンのうた」が発表されたのは2007年のことで、ゆっぴファンが映像をつけたプロモーションビデオがYouTubeにアップされ、瞬く間に話題になったそうです。(Victor Entertainment HP参考)ご存知の方も多いかもしれませんね。


週末、私もYouTubeを見てみました。歌詞がなんとも言えず面白いのです。私もメロンパンが一番好きだけど、メロンが入ってないことを疑問に思ったことはなかったような。子どもの視点って鋭い。そのうち「フランスパンにはフランスが~」なんてことも言い出して、不思議な世界に連れて行かれそうになります。なんて、大げさか。


私よりも面白がっていたのは5歳と2歳の息子たち。
長男が「「メロンパンにはクリームパンが入ってない」の歌さぁ~」と言い出し、「それは当たり前でしょ!」と突っ込む私。次男はなぜか「メロンパンにはおにぎりが入ってない」「メロンパンには大根が入ってない」などと、勝手にバリエーションを増やし、自分でしつこく大笑いしていました。

ちなみに、2010年に中学生になったゆっぴは学業に専念するため、現在は活動を休止しているそうです。(ゆっぴの公式ホームページ参考

2011年2月25日

日販王子流通センター見学・第2回

こんにちは、新刊目録・中尾です。
日販王子流通センター見学記、第2回目の本日は送品の品質管理についてお送りします。


広大なストックヤード、次々と書店別に仕分けられていく本・本・本、そしてベルトコンベアで後から後から流れてくる箱。
昨日の記事で1日に50万冊もの注文品を書店別に仕分ける機械について触れられていましたが、王子流通センターから出荷されるのはこの機械で処理した分だけではありません。
新刊の初回分や、文庫・新書などもあわせて1日に王子流通センターから出荷される箱は約5万個にもなるとか。
このものすごい数の箱、出荷の際の検品はどのようにしているのでしょうか。
実は重量で検品しているのだそうです。

王子流通センターで取り扱う商品はすべてデータ化されており、ISBNのほかに重さ、縦横高さの大きさ等の情報もデータベースにもっています。
それらの情報に基づき、重量と容積を計算して、それぞれの箱に詰める商品と冊数が指示されています。
標準の17kgサイズのダンボール箱の場合、入っているべき本の総重量と実際の箱重量の差がプラスマイナス70g以上あると箱詰め後の検品でエラーになります。
ちなみに250pほどのそれほど厚くない文庫本で1冊150g程度ですので、文庫本1冊足りなくても検品でわかるようになっているわけですね。
プラスマイナス70gの余裕をもたせているのは、やはり製本のときに若干は発生する個体差や、紙製品なので雨の日はどうしても重くなるといったことを考えてのようです。


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<重量検品機・通り過ぎる間に重量検品完了です>

重量での検品は在庫のピッキングの段階でも行われており、ピッキングミスの防止にも役立てられているそうです。

取り扱う商品すべてをデータ化していることと、この重量検品システムの導入で日販王子流通センターの送品事故は100万冊に1冊台とのこと。
膨大な数量を扱う中で、迅速かつ正確に検品をおこなうための重量検品、なるほど、と思いました。

さて、2回にわたった日販王子流通センター見学記いかがだったでしょうか。
日頃本の読者の皆様の目に入ることは少ないですが、書店を通してスピーディに欲しい本をお届けするために、このような工夫されたシステムが稼働しています。
興味をもたれた方は是非日販のサイトのこちらのページもご覧ください。仕分け機の動画も掲載されています。

2011年2月24日

日販王子流通センター見学

こんにちは。新刊目録・原田です。

MARC作成のための見本は、日本出版販売株式会社(日販)に手配していただいております。そのご縁で、2月10日木曜日に、日販王子流通センターを見学させていただきました。

王子流通センターは書籍の新刊、注文品を扱う日販では最大の物流センターとのこと。全国の書店からの注文に応え、24時間休みなく出荷を行っています。

書店からの注文はオンライン発注が基本。一部、電話やFAX、短冊での注文もありますが、それらもすべてデータ化しているそうです。

在庫は15万点、600万冊(ちなみにTRCの在庫は12万点180万冊)。出版社からの納品は朝6時30分から1日につきトラック300台くらい。広大な倉庫からピッキングされる本…。ここまでは、予想の範囲内。


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しかし次に見た機械にはビックリ! 版元から届いた「注文品」の書籍を自動的に1920方面に仕分けることができるのです。
届いた書籍を次々とマシンに入れると、勝手に全国の各書店の箱に仕分けて入れていくのです。書籍のバーコード情報と書店からの注文データを瞬時にすりあわせているわけです。1920方面(1920書店と思ってよいでしょう)かける1日3回。1日で50万冊5760書店の注文を仕分けることができるのです。


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奥の青い箱が高速仕分けマシン「マルチスーパー2」


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近寄ってみると書店ごとに書籍がたくさん入っています


また書店は、日販に注文した書籍が「いま」どうなっているのか、どこを動いているのかをオンラインで確認できるそうです。バーコードを使った進行管理のおかげで、追跡調査や計画的な作業ができるのですね。

これだけのスピードアップと機械化を果たしながら、要所要所では人手が入り、書籍はキレイに丁寧に扱われています。


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書籍は多品種少量生産という難しい商品です。王子流通センターを見学して、改めて書籍を全国各地の書店へ確実に届けるための工夫と努力を思いました。

2011年2月23日

きょうのデータ部☆(2/23)

本日の新刊MARC作成件数は、400件超。

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本が増えて、年度末らしい雰囲気になってきました。

2011年2月22日

トイレで○○を

本日は「週刊新刊全点案内」1706号の発行日です。
掲載件数は1176件でした。

*こんな本がありました*

何でも、テレビで「もうすぐ本も出るんです」といいながら折っていたとか。(自分は観ていないのですが、他のデータ部メンバーが教えてくれました。)

オンライン書店ビーケーワン:トイレットペーパーおりがみ トイレではじまる新しいコミュニケーション
東大折紙サークル「Orist」

講談社(2011.2)
発送可能時間

トイレットペーパーは三角折はもう古いんだそうです。
でもペーパーの先が折鶴とか四つ葉のクローバーだったら、場所によっては幻覚かと勘違いしそうな気もします。
自分も「疲れてるのか…」とかつぶやいて、潰して使ってしまいそうです。

と、いうのも写真のトイレットペーパー折紙がかなりしっかりした折紙になっているからでして。
片方しか自由にならない上に、やわらかいトイレットペーパーでここまで折れるのか…と感心しました。
自分のような不器用さんがやったら折鶴の口がアヒルかガチョウになりそうな気もしますが。

2011年2月21日

「だし」と「醤油」で・・・・・

こんにちは 新刊目録 大谷です。

月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。
月末というにはちょっと早い今回は、MARCのヨミのちょっとしたお話です。

オンライン書店ビーケーワン:老舗醬油屋さんの本格ごはん だし醬油さえあれば、誰でもできる!


この本のMARCを作成したとき、ふと
このサブタイトルのところにある「だし醤油」って「だしじょうゆ」かな、それとも「だししょうゆ」?


そういえば、グッチ裕三さんもテレビの料理番組で「だし醤油」を使っていたっけ。なんて呼んでいただろう… 「だしじょうゆ」も「だししょうゆ」も、日常生活の中ではどちらでもありそうですが、MARC作成の現場ではモンダイです。
だし醤油がタイトル関連に出てくる本は初めてみたいだから、ここはハッキリさせておきたい。基本の参考図書「広辞苑」などを調べましたが「だし」と「醤油」はあっても「だし醤油」の語は見当たりませんでした。

今回は、図書のタイトル関連ということで、出版社の方に問い合わせをしてみることに。
結果は「だししょうゆ」でした。

数日後、スーパーの棚に、ズバリ「だししょうゆ」という商品を発見。
パッケージに堂々、ひらがなで書いてあるではありませんか。
世の中では常識だったんでしょうか…???

そんなこんなでだし醤油、今ではわが家の常備調味料として冷蔵庫に納まっています。

2011年2月18日

気象と気候~分類/件名のおはなし・20~

今週は会社のある東京都文京区にこの冬初めての積雪がありました。わずか1cmの積雪だったそうですが東京都では58人の方が転倒して病院に運ばれたとニュースにありました。 
 
さてNDC451気象学ですが451.8気候学という分類もありどう違うのか迷うことがあります。「お天気クイズ 3 世界の天気と気候」(「フレーベル館」でも最初の出題が「「気候」と「気象」は、同じこと?」でした。

「大辞泉」によると気象は「大気の状態、および雨・風・雪など大気中で起こる諸現象」で、気候は「ある土地で、1年を周期として繰り返される大気の総合状態。現在は気温・降水量・風などの30年間の平均値を気候値とする」とあります。つまり温帯気候やサバンナ気候とは言うが温帯気象やサバンナ気象とは言わないわけです。もっともこの気象と気候はしばしば混同されているようです。

もうひとつの違いは長い期間を表すのが気候でした。「地球温暖化」は451.85で気候変動現象です。では「異常気象」は?。気象庁は「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象と定義しているそうです。ややっこしいですね。

上記の引用に天候という言葉があり新たな疑問が湧いてきました。天気、天候、気候の違いは。どうやら後ほど長い期間の気象のことのようです。天気予報は今日とか明日とかの気象予測。この秋は天候に恵まれた。聞かない言葉ですが気候予測は地球が温暖化または寒冷化に向かっているのかという使い方のようです。


オンライン書店ビーケーワン:お天気クイズ 3 世界の天気と気候

2011年2月17日

「悦ちゃん」-わたしの思い出の本

こんにちは。新刊目録の水谷です。
思い出の一冊を紹介する企画、第3回。
私の一冊は獅子文六の「悦ちゃん」です。

小学校の図書室にありました。児童向け名作全集に収録されていたと記憶しています。
ちょっと頼りないパパの再婚話をめぐって、大人顔負けのしっかり者の女の子・悦ちゃんが活躍する物語。
道徳のにおいがする「名作」というのとはちょっと違う…ユーモア小説、ですね。発表されたのは戦前です。
大好きで、二度、三度と借りては読みました。

街を「円タク」が走り、デパート勤めの女の子は「ターキーのレビュー」が今度のお休みまでに終わっちゃってたら「悲観だわ」なんて考える。
今思うと、主人公悦ちゃんの魅力もさることながら、作品がもつ昭和初期のモダンな空気にも惹かれたのかな、と思います。

2011年2月16日

きょうのデータ部☆(2/16)

月曜日の夜から、東京ではめずらしく雪が積もりました。

翌日は真っ白な校庭で小学生が大はしゃぎ。
会社の近くにもこんな大きな雪だるまが出現していました!
0216_1.JPG
葉っぱの鼻がキュートです♪

そして水曜日の今日は、一転して春の陽気に。
日陰にはまだすこし雪がのこっていますが春らしいお花も咲いています。
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めまぐるしく変わる2月のお天気。
春が近づいてきているんですね。

2011年2月15日

目で見ることわざ

本日は「週刊新刊全点案内」1705号の発行日です。
掲載件数は974件でした。

*こんな本がありました*

ことわざ辞典は数あれど、これはちょっと面白いです。

オンライン書店ビーケーワン:写真で読み解くことわざ大辞典

「地団駄を踏む」の「地団駄」って何?
「かんこ鳥が鳴く」の「かんこ鳥」ってどんな鳥?
「つじつまが合う」の「つじ」「つま」は何をさしている?

言われてみれば、確かによくわからない…。そういう言葉、ことわざの中によくあります。
この本では、それらの言葉を写真で解説してくれます。
ことわざにでてくる言葉は、昔の道具や普段あまりなじみのないものが多いですよね。
文章だけではなく写真でも示してもらうことで、「そこからきている言葉だったのか!」と納得できます。

さらにもうひとつ。
それはどういう状態? 実際にみたことがないから、いまひとつピンとこない…。
そんなことわざも、写真でばっちり解説。
「青菜に塩」には、しゃきしゃき新鮮小松菜の写真と、塩をかけてしばらく置いたしんなりした小松菜の写真。
「ぬれ手であわ」では、濡れた手のひらをあわに押し付けている写真と、ぱっと返した手のひらにびっしりあわが付いている写真が載っています。

続きを読む "目で見ることわざ" »

2011年2月14日

正式でも略でも ~典拠のはなし~

こんな本がありました。

オンライン書店ビーケーワン:パリの手作り自転車、アレックス・サンジェ
ランデヴー・アレックス・サンジェ

飛鳥新社(2011.1)
発送可能時間

アレックス・サンジェはパリにある手作り自転車工房。工芸品のように美しいスペシャルメイドな45台を精緻なビジュアルで紹介しています。
この本の編者である「ランデヴー・アレックス・サンジェ」は日本国内のアレックス・サンジェオーナー及び趣旨に賛同する人たちによって構成された団体のようです。
パリからわざわざ取り寄せて愛用し、ファンクラブ的活動も行うなんて、このアレックス・サンジェには他では味わえない魅力があるのですね。自転車に興味がなかった私も、つい、くいいるように眺めてしまいました。

ところで、この「ランデヴー・アレックス・サンジェ」。
団体典拠ファイルとして初登場だったため、この形で統一標目作成かと思ったのですが。…ちょっと待て、これって本当に正式な団体名なの?
正式名称,略称等の複数の名称を使用する団体は正式名称を原則として統一標目としているので、正式名称かどうかを調査する必要があるのです。

図書をよ~く確認すると、著者紹介に「正式名称はサイクリングクラブ・ランデヴー・アレックス・サンジェ」と記述があり、欧文表記も記載されていました。
というわけで、今回は「サイクリングクラブ・ランデヴー・アレックス・サンジェ」を統一標目として典拠作成。

《統一標目》 サイクリングクラブ・ランデヴー・アレックス・サンジェ
《記述形》 ランデヴー・アレックス・サンジェ
《参照形》 Cycling Club Rendez‐vous Alex Singer

正式名称と略称で思い出すのは 「日本放送協会(NHK)」ですが、一番身近なところに例が!

《統一標目》 図書館流通センター
《参照形》 TRC

実は弊社も正式名称と略称があるのでした。

2011年2月10日

図書館蔵書の年度末

こんにちは、図書館蔵書 小松です。

ちょっと暖かくなりはじめたと思ったら、また寒くなりましたね。
今夜は東京も雪になるそうです。

さて、図書館蔵書は年度末を迎えて、てんやわんやの毎日を送っています。

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箱はスペースにぎっしりと。

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普段は物置になっているブックトラックも、本の置場として動員しています。

図書館からお預かりする本がかなり増えています。
箱を開けると、ひんやりと冷気が・・・。中身の本もしっかり冷えています。
届いたばかりの箱を一箱開けると、手がかじかみそうです。

この忙しさ、3月上旬までは続き、ほっとしたところで桜が咲き始めます。
それまでは風邪でダウンはできません。

職場のお母さんたちの情報によると、インフルエンザも流行している模様です。
みなさまも、お体にお気をつけて週末をお過ごしください。

2011年2月 9日

きょうのデータ部☆(2/9)

この冬はまったく雨が降らなくて、カラカラな日々が続く東京。

今朝やっと雪まじりの雨が降りました。

お昼前にはやんで、午後にはカラカラに戻ってしまいましたけど。

ひさしぶりに傘立てが華やいでいます。

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2011年2月 8日

姿もいろいろ

本日は「週刊新刊全点案内」1704号の発行日です。
掲載件数は1192件でした。


*こんな本がありました*
もともとは、アニメーションなどのためのポーズ集なのだと思います。

オンライン書店ビーケーワン:ヒューマン・モーション 02 職業×壮年・老人

人間の動きをコマ送りのように撮影したり、手や目などのパーツをアップで紹介したりしています。
この巻の登場人物は、50代~90代までの方々。ソーセージ職人だったり、ダンサーだったり、販売員だったり、それぞれの職業でキャリアを積んできた方々が対象。
その生きてきた道が、姿かたちに表わされていてなんだか感動してしまいました。
同じ“背筋を伸ばす”でも、ダンサーさんと校長先生とでは全然ちがうんです。
販売員さんは、笑顔がとてもなめらかです。
90代のおばあちゃんは、半分かみさまみたいなかわいらしい笑顔。

それぞれちがう人間の、ちがう人生を想像できる、おもしろい本だとおもいました。

2011年2月 7日

児童書セットもの…

先日「きょうのデータ部」で紹介された「児童書セットもの」はブログに載せた日の前後にも続々と入荷してきました。

1705号では9セット、38冊、目次情報を入力しました。もちろんこれ以外の図書も入力しています。

児童書は見ているのには楽しいですが、学習件名、児童用内容紹介、目次情報…、いろいろとしなければならない作業が多いので、一度にどっとくるとちょっと大変です。

例えば、先日の写真にあった「心に響くあの人のことば 第2期」 はこんな感じ

オンライン書店ビーケーワン:心に響くあの人のことば 第2期1 大きな目標を持つ。

大変だといいながら、ここでは目次しかみられないので大変さをわかっていただけないのですが…。

目次はこちら

ところでこの本、昔の偉人だけかと思ったら、直江兼続ももちろんいるけど、富野さんやダルビッシュやマー君までいるんですね。

残念ながら第2期に今話題の「ゆうちゃん」はいなかったようですが、第1期もあとで検索してみようかな。

2011年2月 4日

「つかへい腹黒日記」-わたしの思い出の本

こんにちは。データ部分類/件名の豊田です。
昨日に続き、思い出の一冊を紹介したいと思います。

昨年亡くなった、劇作家・演出家つかこうへいの「つかへい腹黒日記」です。
父親に連れられて、小学生の頃に初めて「熱海殺人事件」を見たときには、まったくその内容が理解できなかったものですが(当たり前…)、高校時代につかさんの著作を読んでから、すっかり夢中になってしまいました。
 
「つかへい腹黒日記」は、形式的にはエッセイという触れ込みですが、虚実入り混じった文章といい、ダンディズム溢れる生き様といい、エッセイという範疇には収まらない独特の世界観に、強烈に惹きつけられます。

正直、いまだにつかさんの死が信じられない自分がいます。
もしかしたら、亡くなったというニュースはつかさんの一世一代の大芝居で、右往左往している私たちをどこかで笑いながら眺めているんじゃないかと、そんな気がしてならないのです。

2011年2月 3日

「じゃんけんねこ」-わたしの思い出の本

こんにちは。新刊目録の望月です。

今月は、データ部メンバーがそれぞれの「思い出の本」について語っていきます。

望月の思い出の本はこちら↓


オンライン書店ビーケーワン:じゃんけんねこ
佐藤 さとる
岩村 和朗

あかね書房(1977.6)
発送可能時間


この本は、家の近くの地区センター内にある図書室にありました。
どれだけ近いかというと、家の玄関出て30秒で着いちゃうくらい。なにせ道路はさんでお向かいでしたから。
子どもの頃は、よくこの図書室に遊びに行ってました。ちいさい図書室でしたが、わたしにとってはワンダーランド。ここでいろんな本と出会いました。

その中で、いちばん好きだったのがこの本。「じゃんけんに勝ったら、ねこになれる!」というのがほのかな憧れでした(笑)
原っぱの陽だまりで、ぽかぽかお昼寝とか、なんともしあわせ。
思い出すと、おひさまの匂いがしてくるような本でした。

2011年2月 2日

きょうのデータ部☆(2/2)

データ部風物詩のひとつ、通称「児童書セットもの」

新年度をまえに、児童向けの全集が続々と入荷しています。


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これから3月にかけてが山場です!

2011年2月 1日

チリ

本日は「週刊新刊全点案内」1703号の発行日です。
掲載点数は1368件でした。
今月の表紙はこちら。

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*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:33人チリ落盤事故の奇跡と真実
マヌエル・ピノ・トロ
大纏 玲子
真砂 冬愛
美馬 しょうこ
矢田 陽子

主婦の友社(2011.2)
発送可能時間

来ました。救出されてから約3ケ月。スペイン語の原書から直接翻訳されたようです。主婦の友社さん、がんばったなぁ。

救出劇がとても感動的だったので、なんとなく「めでたしめでたし。良かったね。」で終わってしまいそうな気配もありますが、そもそもどうしてこんな事態になったのか、労働環境とか安全面の問題はどうだったのか、といったことが、これからきちんと追求されていくのでしょうか。今後が気になります。

つながるひろがる~新設件名のお知らせ2011年1月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

1月は12件の件名を新設しました。
そのなかに「ソーシャルメディア」という件名があります。

SNSやツイッター、動画共有サイト、ソーシャルブックマークなど、Web上でユーザー同士が情報を発信しあってつながっていくサービスの総称として新設しました。
個々のサービスに対しては、それぞれ「ソーシャルネットワーキングサービス」「マイクロブログ」「動画共有サイト」などなどの件名がありますが、これらをひっくるめた総称としての件名も必要では?ということで、しばらく前から新設を検討していました。
こういう新しい言葉はすぐに廃れてしまうものも多いので、件名として採用すべきかどうか悩む部分もありますが、関連本も増え、事典類にも載るようになったことから、このたび晴れて採用することになりました。

オンライン書店ビーケーワン:ソーシャルメディア革命 「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日
立入 勝義

ディスカヴァー・トゥエンティワン(2011.1)
発送可能時間

個人的にはSNSもほったらかしだし、そんなにつぶやきたいこともないし、筆不精はネット上でも筆不精なのね…と思ってしまう今日この頃ではありますが。昨年からの色々な騒動を見ても、たしかにこれは単なるサービスや技術というより、新しい「メディア」なんだなぁと感じます。

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