きょうのデータ部(5/27)
先日ほんのり紫だったラベンダー、大分色が濃くなってきました。
でもまだ蕾はちょっと固そうです。
ところで、隅の方にひっそりと咲いていたこの子も、ラベンダー
だったはず...
ネットでササッと検索しただけでは、種別がわからないので
今度、検索辞典図鑑を借りてこようっと。
先日ほんのり紫だったラベンダー、大分色が濃くなってきました。
でもまだ蕾はちょっと固そうです。
ところで、隅の方にひっそりと咲いていたこの子も、ラベンダー
だったはず...
ネットでササッと検索しただけでは、種別がわからないので
今度、検索辞典図鑑を借りてこようっと。
本日は「週刊新刊全点案内」1915号の発行日です。
掲載件数は1335件でした。
*こんな本がありました*
しばらく前に、ある図書館で「ジャケ買いした本」をお題にビブリオバトルが行われたという記事を読んで、ほぅ、と思いました。
「ジャケ買い」というと、その昔はCDやレコードのイメージがあったように思います。本は書店で手にとって中身が見られるから、あんまりジャケ買いという感じはなかったなぁ。
でも考えてみると、最近は楽曲はネットで試聴してから買うし、逆に本はネットで中身を見ずに買ってしまうこともあるし、本のほうがジャケ買いをしているのかも...
ジャケ買い。独特の博打感があってなかなか楽しいのですよね。
1915号でジャケ買いするなら...と独断で選んでみました。
■まずはスッキリ潔い系
「パセリ食堂 パセリが大好きになる絶品レシピ」
パセリの主役感!
■なんだか気になる系
「必要十分生活 少ないモノで気分爽快に生きるコツ」
モノを減らすのが最近のテーマなので気になります。
生活必需品というわけでもなさそうなところがまた。
「わたしのかぞく LLブック なにが起こるかな?」
逆上がりの練習とおぼしき表紙の写真。なにが起こるのでしょうか...?
■インパクト大系
「Amazing Science 驚きのエンターテインメントサイエンス工作25」
「虫とツーショット 自撮りにチャレンジ!虫といっしょ」
内容細目ファイル・目次情報ファイルをつくるために内容目次班にやってくる本の中で、「ここ数年、なんかすごく増えたでしょう!」と思われるのが「妖怪」本。
試しにTOOLiで検索してみました。
タイトルに「妖怪」と入っているものを出版年で区切ってみますと、
2011年 81件
2012年 82件
2013年 106件
2014年 191件
2015年 124件
5月でこの件数ということは、きっと今年は去年を上回るのでしょう。
妖怪は日本に古くから伝わるもので、常に一定の愛好者がいるジャンルだと思います。が、検索結果を見るに、ここ数年のこの増え方...これって妖怪(ウォッチ)のせいじゃない?!
レゴブロックマニアでゲーム機を持っていない9歳の長男は、昨今のブームには常々「にっくき妖怪」と言っています。せっかく友だちがたくさん集まって遊ぼうという時でも、みんな妖怪ウォッチのゲームに夢中なのだそうです。
スーパーの「ポケモンパン」エリア(シールが欲しいために買ってくれと懇願された)に、今は「妖怪ウォッチパン」が置かれ、「仮面ライダーソーセージ」エリア(カードが欲しいために買ってくれと懇願された)に、今は「妖怪ウォッチソーセージ」が置かれています。「置いてなかったよ。妖怪ウォッチはあった」なんぞと言うと、ますます「妖怪めー!!」と忌々しく言います。(でもテレビは笑って見ています)
6歳の次男の保育園の運動会でも、演技でも競技でもなんでもない時に流れた「妖怪ウォッチ体操」を、年長さんは総立ちで見事に踊りきっていました。多分、毎日練習したであろうお遊戯に劣らぬ完成度で。
目次情報ファイルのゲラをチェックしていると、妖怪図鑑的なものに「トイレの花子さん」「人面犬」「ぶんぶく茶釜」なんかも入っていたり。ちょっと首をかしげたりもしますが、子どもの不思議なもの見たさに応えるように豊富な内容になっているのでしょうね。
こんにちは。データ部新刊目録 大谷です。
月末にお届けしているMARCや検索のおはなしですが、今回は、データ部の局...いえ局という表現は僭越ですので古参の女性社員・大谷が語る「TRCむかし話」の続編です。
「図書館流通センターデータ部」が、一時、編者になっている出版物があります。
その名も「イヤーズブックス -年版新刊案内-」。
1982年から、2004年まで刊行しておりました。
(TRC MARCの歴史を反映しているため、責任表示や出版者名には変遷があります)
おなじみの「新刊全点案内」が週刊なのに対し、前年に刊行された新刊の情報を一挙1冊にまとめた年鑑です(2002年版と2003年版は分冊)。現在皆様がご覧になっている新刊全点案内のイメージとは違い、リストがぎっしり並んだ誌面でしたが、図書館の選書ツールのひとつとして長年親しんでいただきました。
刊行するにあたっては、改めてイヤーズブックス仕様のゲラ刷りを出し、例によってまた端から端まで校正です。データ部全体で手分けをして、通常業務の合間を縫って作業します。MARCを作成するとき既に入念にチェックしているし、リストの出力項目はMARCの一部分だけだし、今更何も見つからないかと思いきや... リストの並び順がなんかヘン → ゲラには出ていないけどヨミの入力に間違いがあるに違いない... などといった先輩のカンの鋭さを知って慌てたものです。校正結果をまとめたらMARCをメンテナンスし、またその確認。
ついに本が出来上がってホカホカのデータ見本が届けられると、「自分たちの本ができた」という感動をちょっとばかし味わえました。
2001年からはインターネットサービスTOOLi、2005年からは、より詳しい情報を盛り込んだTRC MARC/Tタイプのご提供を開始。現在では、イヤーズブックスでご案内するよりずっと詳しい情報を縦横に検索し、選書・発注に役立てていただけるようになりました。
先日、TRC MARC累積件数は350万件を越えました。
より使いやすいMARC、選書ツールをご提供するべく、データ部もまだまだ進化していく所存にございます。
東京ビッグサイトで本日まで開催されている教育ITソリューションEXPOを見学してきました。今年は620社が参加しており、TRCのブースにもたくさんの方が足を運んでくださっていました。
会場を目移りしながら回っているうちにあっという間に時間が...!最新の教材や機器などに触れられてとても有意義な1日でした。
子どもから大人へ
今月の雑記のテーマ「子ども(時代)の勘違い・思い込み」です。
ある日、学校にだいぶ慣れてきたようすの一年生の娘。
ときどきお友達が一緒でない時もあったようですが
「妖精とお話しながら学校に行ってるから、寂しくないよ」と言いました。
まだまだ純粋だった?わが子に、癒された気がしました。
子どもの思い込み、バンザイ!
その後4年生の頃、肩を並べて歩いていると
「もうママとは手をつながないね。
でも、ママが嫌いになったわけじゃないから。
一応言っておくね。」と言いました。
まだまだ、子どもだと思い込んでいた私は、
突然の発言にびっくりして「うん。わかった。」と答えることしかできず
すでに、親と手を繋ぐことが恥ずかしいと思い始める
年頃になっていたことに気づかされました。
いつか、「あの時は、きちんと伝えてくれてありがとう。」
と言おうと思っているのですが、
「えー、そんなこと言ったっけ?」で終わってしまうのかな。
2Fのテラスのラベンター
ところどころですが花芽がずいぶん大きくなって
ほんのり紫色になっていたんですが、わかりますか?
本日は「週刊新刊全点案内」1914号の発行日です。
掲載件数は1116件でした。
*こんな本がありました*
著者の夫は建築家。その夫が設計した家に住んだ30年の記録です。
著者自身は自分が住む家に関して、特に「これでなければ」というこだわりはなかったそうです。
資金面や、家族構成が四世代(!)であるという条件に加え、「建築家として新しい実験を試みようとしていた」ため、設計だけで4年を要したという家。
そのようにして考えられた家と家族は、30年という歳月をどう過ごしたのでしょう。
設計段階での建築家の想定は家族の姿とどう重なり合っていったのか(それとも、いかなかったのか)。
著者は「あまりに特異な構造を持つこの住居に住まうことは、ひとつの戦いでもあった」と書いています。
住む人と住まわれる(という言い方はあるのかな)建物と。
ひとつの大きな生きもののような「家」の時間をたどってみたい一冊です。
こんにちは。新刊目録の望月です。
以前からたびたびこのブログにも登場してきた私の甥っ子ちゃん。いつのまにか小学校3年生になりました。サッカーボールで遊ぶのが好きみたいで、このあいだもボールを蹴って遊んでいました。でもサッカーの練習をするのはきらいらしい...。ああそうね、地道に練習するよりもお友達とボールで遊ぶ方が楽しいもんね。
でも、もしもっと上手になりたい、そのための練習方法があったら知りたいって思ったら?
子どもでも読めるサッカーの練習本なんか、あるといいですね。
TOOLiを使って探してみましょう!
使う項目は「利用対象」と「件名」です。
★利用対象とは...
以前こちらの記事でも紹介していますが、その本に想定されている読者対象を、コード化した情報としてMARCにもたせているものです。
読者対象として設定されているのは
幼児(幼児:0~5歳,0~2歳,3~5歳などの区切りで細分化)
小学生(小学生全般,小学1~2年生,3~4年生,5~6年生)
中学生
高校生
教員
一般
大学生及び大学院生
医療従事者
特定の職業の実務家
研究者
といった項目。年齢や学年のほか、お医者さん向けの本、とか研究職向けの本などといった「対象」を1冊1冊確認して付与しています。
これらを掛け合わせることで年齢や専門分野に応じた本を探すことができるのです。
今回は3年生なので、利用対象は「3~4年生(小中)」を選択。これに件名:サッカーを掛け合わせて検索したら、こんな本が出てきました。
「サッカー教室」
(マンガでマスター)
もうちょっと大きくなったら、サッカー部に入ったりするかもしれません。「中学生(中)」で探してみるとこんな本が。
「ジュニアユースサッカー 強豪チームの〈秘〉練習法、教えます!」
(B.B.MOOK 強くなるドリル・シリーズ)
学校の先生が授業での指導法を知りたかったら「教員(教)」にしてみるのも。
サッカーの本といっても千差万別。目的にあった本を探すのに、「利用対象」を活用してみるのもいいかもしれません。
台風一過ぬけるような青空。気温もまるで夏のようですね。
桜の枝は、昨日の台風のせいか、それとも今日の暑さのせいか、
ちょっとお疲れモードのようです。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まり、会場やスポンサー、追加種目など、実現に向けた具体的なニュースが流れるようになりました。
そのなかで個人的に気になっているのが、中央区晴海に建設する選手村を水素エネルギー等で電力を賄う「水素タウン」として整備するという東京都の発表です。東京オリンピック・パラリンピック選手村の収容人数は約1万7000人とのこと。これだけの人数が使用するエネルギーを水素で供給するというのですから、実現すれば世界中から注目を集めること間違いなし。このビッグプロジェクト、ぜひ成功してほしいです。
さて、そんな話題の水素エネルギーですが、TRC MARCでは「501.6 工業動力.エネルギー」に分類しています。件名もそのものズバリ「水素エネルギー」があります(ちなみに、元素としての水素は435.11、工業的に利用される水素は574.24になります)。
最近出版されたこちらの本。
水素エネルギーを巡る国内外の情報や最新技術等をまとめた一冊です。
ちなみに、太陽熱やバイオマスといった自然エネルギーや、再生可能エネルギー全般、省エネルギーなども501.6に分類しています。501.6に分類した最近の資料タイトルを眺めるだけで、転換期を迎えている日本のエネルギー分野の動向が伝わってきます。
次世代エネルギーに関する資料をお探しの際は、まずは501.6を見てみてくださいね。
小学3年生のころ、ダイヤモンドは大変リーズナブルで手にしやすい宝石だと思っていました。
原因を作ったのはこの本。
「きまぐれロボット」
言わずと知れたSFショートショートの巨匠、星新一の短編集です。
この中に、「九官鳥作戦」という作品が収録されています。
山奥で悪だくみをする男。沢山の九官鳥の足に小型爆弾と袋を付けて、
「ダイヤを入れないと爆弾を投げるぞ」
としゃべるように躾ける。そして町へ九官鳥たちを放つ。
この作戦を実行に移すと、足の袋にダイヤを詰めた九官鳥たちが戻って来るわ来るわ。
大喜びする男。しかし...
というお話。
この短編を読んで、
現代ではダイヤモンドは高級な宝石ではないと「知り」、
ならば家にあるダイヤのようなビーズは全て本物なのだ...つまり、ビーズのようなダイヤなのだ...
と思い込んだのでした。
(なぜかそのビーズはわが家に大量にありました)
「たとえ安い宝石なのだとしても、私は本物の宝石を持っている」
と、ワクワクしたものです。
もちろんクラスの友人に、
「ダイヤモンド?うちにいっぱいあるよ」
と報告するのも忘れませんでした。
本物のダイヤは高価だし、わが家にそんなに本物のダイヤがあるわけがないと分かったときは
星新一にダマされた...
と思ったのでした。
サイエンス・フィクションなんて言葉も知らない、かわいい時代の話です。
今月の雑記、テーマは「子ども(時代)の勘違い・思い込み」でお送りしました。
今月の雑記のテーマは「子ども(時代)の勘違い・思い込み」。
わたしの一番最初の恥ずかしい記憶は、男子トイレと気付かず、なぜか個室にお友達(女の子)がいると信じて、扉のまん前で「ともちゃ~ん!」と呼びまくっていたことです。
まあ、男子トイレにいても許される年齢だったのが唯一の救いですが...。
なぜ子どもって、あんなに周囲が見えていないんでしょうか。
以前、近所に出かけたときのこと。
物影に潜んでトランシーバーで何やら確認しているらしき男性と遭遇。
「え?一体この人なに?」と不安に思いつつ通り過ぎようとしたら、別の若い男の人がすっと私の前に立ちふさがり、手に持っていたボードを見せました。
そこにはなんと、「はじめてのおつかい撮影中です」という文字が!
わたしもあわてて物影に潜み、様子をうかがってみたところ、3歳ぐらいの女の子がおつかいの真っ最中でした。
いや~、まさかこれの撮影に出くわすとは。
ちょっとドキドキしながら、撮影隊が通りすぎるのを待っていたんですが、女の子がもう行ったり来たりするばっかりでまったく進まず、わたしも身動きがとれず...。
あれだけの物々しい撮影隊に囲まれていながら、全く周りが見えていないというのはすごいなあ...と変なところで感心したのでした。
たぶん、物心つく年齢になると、周囲の様子がおかしいことに気付いてしまうので、3歳ぐらいの小さな子どもにおつかいをさせているのかも。
将来彼女が大きくなった時に、このおつかいのことを覚えているといいですね。
はじめてのおつかいをテーマにした絵本はこちら。
↓
明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
4月は5件の件名を新設しました、そのうち4件が標目訂正です。
標目訂正のほとんどが「ジョージア」、コーカサス地方の国(地理区分:2991)関連でした。
もとは「グルジア」でしたが外務省ホームページに、
「「ジョージア」の国名呼称は平成27年4月22日以降「グルジア」から「ジョージア」へ変更しています」
とあり件名も「グルジア」→「ジョージア」に標目訂正しました。
それに伴い「料理(グルジア)」は「料理(ジョージア)」に訂正されています。
目次情報ファイルによると、牛肉の辛いシチュー~ハルチョー~、野菜のクルミペーストあえ ~プハリ~などがあるようです。初めて見るメニューばかりで、なかなか日本とご縁のあるところが見つけられず...
とても遠くにある国なので、呼び方が変わるニュースを聴いた時に、
自分に関わってくるのは件名ファイルくらいかと思っていたのですが、
予想外のところで「ジョージア」に遭遇しました。
それは昨日から始まった大相撲の中継、画面に大きく「ジョージア」の文字が!
ここでもアナウンサーが「ジョージア」の読み方変更について説明をしていました。そういえば出身力士が何人かいたのでした。
これが一般的に身近と言えるのかは微妙なところですが、
探してみると身の回りに「ジョージア」があるかもしれませんね。
こんにちは、典拠の半澤です。
先日娘がこんなことを言い出しました。
元同級生のお母さんで、宝塚音楽学校出身者がいる。
合格発表の掲示版の前で涙を流す場面が毎年テレビで放送されるぐらい狭き門の、あの学校!
是非お近づきになって話を聞いてみたいものです。
宝塚音楽学校は、典拠ファイルではこうです。
21000034258-0000 宝塚音楽学校
タカラズカ/オンガク/ガッコウ
そして卒業生が進む先、宝塚歌劇団。
21000024009-0000 宝塚歌劇団
タカラズカ/カゲキダン
あれれ、宝塚のヨミはタカラヅカでしょ?と思われるかもしれませんが、タカラズカのヨミは「日本目録規則」に従っているのです。
★標目付則 1.片かな表記法 より★
1.1.3 二語の連合または同音の連呼によって生じた「ヂ」「ヅ」は「ジ」「ズ」と表記する。
ちかぢか チカジカ
磯づり イソズリ
かなづかい カナズカイ
ちぢむ チジム
つづり方 ツズリカタ
「日本目録規則」は日本の書誌データの基準ですので、国立国会図書館の典拠データでも、宝塚歌劇団はタカラズカ カゲキダンです。
そして宝塚市に記念館のある漫画家の手塚治虫も、上記のルールによりこのように。
11000066641-0000 手塚/治虫
テズカ,オサム
図書記号も著者から2文字の場合、「テヅ」ではなくて、「テズ」となります。
宝塚といえば、団員の美しい芸名が浮かびますね。
個人で本を書かれたり、件名として出現して典拠ファイルを作成するときに読み方に悩みそうですが、ちゃんとローマ字でヨミが付いている場合が多く、同姓同名もいないので意外にラクなことが多いのです。
きょうは「週刊新刊全点案内」1913号の発行日です。
掲載件数は1650件でした。
5月の表紙はこちら。甘い香りが漂ってきそうです。
* こんな本がありました*
サブタイトルは「古代エジプトのパピルスから電子書籍まで」
洞窟に残された動物の線画と人の手形、木片や動物の骨に記された会計記録、粘土版に楔形文字で刻まれた神話、ヤシの葉に丁寧に書かれた経文...。
図を描き、文字を書いてきたことそのものが、人類の歴史なのだなあ、と思います。
100の中に、日本からは「百万塔陀羅尼」と「源氏物語」がエントリー。
「百万塔陀羅尼」については、名前しか知らなかったのですが、8世紀につくられた世界最古の印刷物なのだそうですね。
国会図書館のサイトでも見られます。
印刷博物館にも。
木版か金属版か、確かにはわからないそうですけれど、100万部刷ったとは!
かわいい文字、キレイに印刷されています。
100万って、すごい数です。
手作業で、バレンなどを使って、版画を刷るみたいにしたのでしょうか?
称徳(孝謙)女帝の発願で作られたとのこと。
聖武天皇の娘ですね。
奈良時代の日本で、世界に先んじて大量印刷という事業が行われていたとは、なんだか誇らしい気分になりました。
ぜひ実物を見てみたいものです。
新年度がついこの前始まったと思ったら、もう楽しみにしていたGWも終わってしまい、出したと思った五月人形もしまわなくてはならず...という今日この頃。
今月の雑記のテーマは子どもの日にちなんで「子ども(時代)の勘違い・思い込み」です。
子どもの言葉の覚え間違いってありますよね。
覚え間違いというか、家庭内でしか通用しないローカル言葉というか。
子どもの頃から家庭内ではその言葉が使われていたので、それが身内でしか通用しない言葉とは知らずに外で恥ずかしい思いをした思い出が多々あります。
一番思い出に残っているのが...高校の数学の時間。
私は数学がとても苦手だったので、いつものように後ろの方で友だちとおしゃべりなんかしていたのですが。
先生が黒板に円柱を描いていました。
そう、ちょうどおでんに入っている大根のような。
そこで私が友だちに向かって発した一言が「なんかこれ、ほろふき大根みたいじゃない?」
...友だち「はっ?なにそれ。もしかして、ふろふき大根?」
...そこで素直に引き下がればよかったものを、私の中では十数年「ほろふき」で来ているものでちょっとがんばってしまい、結果、大変お恥ずかしい思いをいたしました...。
わが家の長男・5歳も、日々ローカル言葉を使いながら成長しています。
エベレーター(エレベーター...これは私も本気でどちらが合っている
のかわからなくなります。)
ストラッピー(スパゲティー)
ストッポ(スポット)
ぬるくなってきた(ぬるぬるしてきた)
下の動物園(井の頭動物園。うちの近くにある動物園が「上野動物
園」なので、祖母の家の近くの動物園は「下の」!!)
などなど。
まだうまくしゃべれなかった時代の言い間違いがおもしろくて、私も乗ってしまったのがいけなかった...。
いつか長男も、そして恐らく兄の背を見て育つ次男も、いつかこんな言葉を外で使ってしまう日が来るのでしょうか。
そんなときは自分の勘違いである可能性を常に考えて、謙虚な態度に出るように教えておきたいと思います。
かつての私のように、自分の恥を自分で大きくしてしまわないように。
2015年度が始まってから早1ヶ月。
新社会人のみなさまも職場に慣れたころでしょうか。
TRCでは本年度11名の新入社員を迎えました。
そのうち3名がデータ部で研修中です。
こちらは、先輩社員が質問に答えているところ。
どちらも真剣です。
同期とランチ中にお邪魔してパチリ。
今後の活躍に期待しています!