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2018年12月 アーカイブ

2018年12月28日

年末のご挨拶

典拠・望月です。
寒波到来中ですが、TRCデータ部は本日が仕事おさめ。
今年も1年ありがとうございました。

2018年は「日本目録規則」の改訂版が公開された年でもありました。
(予備版が3月に公開、2018年版の冊子体が先日刊行)

約30年ぶりという改訂、MARCも図書館も変わっていく節目でもあるのでしょう。
いつだって、変化というものはわくわくします。
データ部も未来を目指し、よりよりMARCのために精進してまいります。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


データ部ログの年内更新は本日が最後となります。来年は、1月7日の月曜日から更新再開の予定です。
皆様、よいお年をお迎えください。


2018年12月26日

きょうのデータ部☆(12/26)

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2018年のきょうのデータ部も今回で最後...ということで、
折角なので綺麗な写真を、と窓から見える夕焼けを写そうと思ったのですが、あいにくの曇り模様。
雲の向こうには素晴らしいオレンジ色が広がっているはず...と、想像で補うことにします。

2018年12月27日

今年の一文字 その4

年の瀬ですね。
年末恒例企画「今年の一文字」も2018年最後の回となりました。

私の一文字は「瞠」です。みはる。目を大きく開いて見る、と辞書にありました。

今年、分類件名を担当する班に異動した私。
新刊データ作成は分業制をとっているため、これまで私が目にするのは既に分類件名を付与された状態のものでした。
異動したてのころ、真っ白なその部分を見てちょっと途方に暮れたことを今でも覚えています。

実際に作業に入ると、発見ばかりの一年でした。
たとえば、この本の主題は...と頭を絞り、まずは件名から攻めてみることにする。
どんぴしゃの件名があって「おお!」
そしてその件名から累積データを検索し、結構な件数が出てくるとまた「おお!」

自分の知らない分野は数多く、そこで営々と知識の集積が行われている。
その現場に立ち会えたような気分で小さく興奮し、しばしば自席でひそかに目を見開いておりました。

そして、家に帰れば子どもの成長に目を瞠る日々。
中でも昨年我が家に仲間入りした末っ子は、つい先日四足から二足歩行に進化したと思ったら、あっという間に奇声を上げつつ家中をのし歩くように(そしてこける)。良くも悪くも目が離せません。

あとは夕方になるとパソコン画面の文字が見づらくなって目を瞠る...それは加齢...

...ららら。

目薬の助けを借りつつ、来年も頑張りたいと思います。

2018年12月25日

いきもの

本日は「週刊新刊全点案内」2092号の発行日です。

掲載件数は1413件でした。


*こんな本がありました*

子どもには聞かせられない動物のひみつ

ルーシー・クック(著)
青土社(2019.1)

「カバは瀉血して健康を保つ」「ビーバーは睾丸を差し出して命乞いをする」「コウノトリは月で越冬する」...
中世以前に言い伝えられていた動物に関するトンデモ説や、大いなる誤解、誤謬、神話を一挙公開。現代科学で判明した驚きの事実も紹介しています。


動物に関する本では、今週号にはこんなものも。

もっと!へんな生き物ずかん

柴田/佳秀(監修)
ほるぷ出版(2018.12)


世界のキレイでこわいいきもの

パイインターナショナル(編著)
パイインターナショナル(2018.12)



ちょっと違う視点の、こんな本もありました。

怖いへんないきものの絵

中野/京子(著)
幻冬舎(2018.12)


人気の変な生き物と絶滅動物折り紙あそび

いしばし/なおこ(著)
ブティック社(2019.1)

2018年12月20日

今年の一文字 その3

今月の雑記のテーマは「今年の一文字」。

個人的な感想というよりも、日本全国これに尽きるのではないかということで、「暑」です。
これが本家の一文字に選ばれても不思議はないと思うのですが...。

夏生まれのせいなのか暑さには比較的強い方で、昼間はともかく、夜寝るときには扇風機オンリーで乗り切ってきた私も、今年はさすがに何度かクーラーを使いました。
気温のことになると、どうしても昔話になってしまうのですが、小さい頃は30度を超えただけでもかなり大騒ぎだったような気がします。
学校にはクーラーがないのが当たり前で、唯一音楽室にのみクーラーが設置してあり、吹奏楽部員だった私は、部活中がオアシスでした。

猛暑と関係があるのかどうか、今年は暖冬ということで、まだ霜柱を見た記憶がありません。
暑さには強いですが、寒さには極端に弱いので、暖冬上等!
地球温暖化も、冬が暖かいならまあいいかな...?と不届きなことを考えているのでした。

2018年12月21日

2018年の新設件名を振り返る~分類・件名のおはなし・89~

2018年の仕事納めまで1週間を切りました。毎年言っていますが、月日の経つのが本当にあっという間!新しい年が始まったと思っているうちに気づいたら年末です。しかし、この1年に新設した件名たちを眺めていたら、確かに1年という月日が過ぎていたんだなぁと感慨深いものがありました。年末恒例、今年新設した件名を振り返る、いってみたいと思います。(新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。)


まずは、時代の流れ的に登場した件名たち。

「フードバンク」
「スマートスピーカー」
「子ども食堂」
「訪問看護ステーション」
「ブックスタート」

中でも、「スマートスピーカー」は「いつ作る?」「AIスピーカー?それともスマートスピーカー?」なんていう議論を交わしたことをよく覚えています。


次は、楽しそう&おいしそうな件名たち。

「潮干狩」
「バーベキュー」
「握り飯」
「甘酒」

どれも新しい言葉ではないですが、満を持して件名に。新設件名のお知らせで「潮干狩」をご紹介したとき「いつか行きたい」と言っていた私ですが、ゴールデンウィークに友人家族に誘われて無事に達成できたことをご報告します。


次は、教育に関係する件名たち。

「プログラミング教育」
「校則」
「通信制高等学校」

2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育。自分たちが習ってきたことは子どもに聞かれて答えられるけど、プログラミング教育って一体子どもは何を教わるの...?私もそう思っている親の一人。そんな人たちに向けた、また実際に教えることになる学校の先生たちに向けた本が続々と出ているようです。


最後に、今年件名になった動物たちをご紹介します。

「はげわし」
「みそさざい」
「レッサーパンダ」
「ごかい」
「かやねずみ」
「テトラヒメナ」
「きぬざる」
「ひくいどり」

こうして見ると、結構マニアック。テトラヒメナって何モノ...?という感じですが、研究者たちの間では有名な繊毛虫で、2度もノーベル賞に輝くほど実験に使われているそうです。レッサーパンダは、パンダの参照形から見事独立を果たしました!


いろいろな件名が新登場した2018年。さて、来年はどんな件名が登場するでしょうか?毎月の「新設件名のお知らせ」もぜひチェックしてみてください。

2018年12月19日

きょうのデータ部☆(12/19)

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データ部で使用している参考資料...の一部。
この他にも色々な資料がフロア中に常備されています。

2018年12月17日

洋書"And then there were none"

10月にお届けしました、企画洋書「ペーパーバック特集 名作とベストセラー」より、御紹介いたします。

翻訳本は読んだことがないのですが、舞台や映画でみたことがある、というのが何冊かあり、懐かしく思いました。

10年以上前のことなので、思い出せないことが多いのですが、
パナソニック・グローブ座だったか、東京グローブ座という名称だったか、JR山手線の新大久保~高田馬場間からみえた、薄いピンク色の円形の劇場がありました。

そこでは、シェークスピア作品を多く上演していて、一度、ここで劇を見てみたいと、思っていました。

そこで、みたのが、こちら。

And then there were none
Agatha Christie
Harper 2015

シェークスピア作品ではなかったのですが、アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」です。

一人ずついなくなるシーンが、やはりインパクトが強く、観劇後、何かしびれるような感じを受けた印象があります。
また、三浦 洋一さんが出ていたのを覚えています。

機会があれば、ぜひ、シェークスピア作品をみたいと思います。

2018年12月14日

クリスマス絵本を探そう

東京もこの1週間ほどでグッと冷え込み、いよいよ冬本番という空気になってきました。

私事ですが、つい先週、初めての姪っ子ができました。
姪っ子ができたら絵本をたくさん買ってあげよう!と前々から心に決めておりまして、(読めるようになるのはまだまだ先ですが...)産まれた翌日にはさっそく えがしらみちこさんの「ゆきみちさんぽ」をプレゼント。
ちょうどその日は二十四節気の「大雪」にあたる日でした。

これからも季節やイベントに合わせて色々な絵本を選んであげたいな、とワクワクしているところです。


季節やイベントと言えば、もうすぐクリスマスですね。

先週のクリスマス音楽に続き、今日はTOOLiを使ったクリスマス絵本の探し方をご紹介したいと思います。

絵本(子ども向けの読み物(フィクション))をテーマで探すには読み物キーワード検索がおすすめです。

探したい言葉に「クリスマス」と入力し、「探す」をクリック
→「クリスマス(えほん)」にチェックを入れて「図書を探す」をクリック
→すると、クリスマスがテーマの絵本が420件超ヒットします。
 さすがクリスマス、たくさんありますね。
→ここからさらに注目度や利用対象での絞り込みも可能です。
(それぞれ一覧上部のチェックボックスにチェックを入れて「GO」をクリック)

同じように、クリスマスにちなんで「キリスト」や「プレゼント」、「クリスマスツリー」や「トナカイ」などと言ったキーワードで探してみるのも面白いかもしれません。

今年のクリスマスには、ご家族・ご友人へ 素敵な絵本のプレゼントなどいかがでしょうか。


*絵本のプレゼントに関してはこちらの過去記事もぜひご覧ください。
お祝いのブックリスト制作~その1~
 お祝いのブックリスト制作~その2~
 ブックリストのプレゼント

2018年12月12日

きょうのデータ部☆(12/12)

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一日の仕事がひと段落したころ、次の出番を待つブックトラックたち。
明日もよろしくお願いします。

2018年12月11日

表紙にひかれて

本日は「週刊新刊全点案内」2090号の発行日です。
掲載件数は1360件でした。


*こんな本がありました*

「あしながおじさん」

ジーン・ウェブスター(作) 谷川俊太郎(訳) 安野光雅(絵)
朝日出版社(2018.12)

谷川俊太郎さん訳、安野光雅さん絵の「あしながおじさん」。
6月に刊行された「赤毛のアン」(岸田衿子さん訳)に続いて、名作児童文学に安野さんが挿絵を付けられたものです。

総ルビなので小学生から読むことができますが、絵の雰囲気からしても、どちらかというと大人が懐かしく読み返す本なのかなと思います。親子で、または祖父母&孫で一緒に読むのもすてきなかんじです。

...と、もっともらしく書いてしまったのですが、実はワタクシ「あしながおじさん」を読んだことがありません。
何度か読んでみようと思ったことはあるのですが、ストーリーのネタバレを知ってしまい(まぁたいていの方はご存知だと思いますが...)今ひとつ乗り気になれず。あとなんとなく主人公のジュディのおしゃまな感じが気恥ずかしかったりして。

こんなに有名作品なのに。
いや、有名だからこそ、もしかして同じような方多いでしょうか?

安野さんの挿絵の効果か、この本はそんな読み逃し組にも手に取りやすい雰囲気があります。お正月にのんびり読んでみようかなぁ。

2018年12月13日

今年の一文字 2

あっという月半ば、
あと20日足らずで新年です。
そんな今月の木曜日は「今年の一文字」を独断にてお送りしてまいります。

私の今年の一文字は「備」です。

天皇陛下の退位と皇太子殿下の即位、元号が変わるという事が決まり、祝日や儀式、新元号についてなど次々とニュースが出ています。
つい先日祝日の特例が決定したので、手元に用意していた来年のカレンダーの該当の日にメモしました。新元号は何になるのか、いつ発表されるのかも気になるところです。

スポーツ関連では、国立競技場をはじめとする競技場の整備や人員の確保など、再来年に迫ったオリンピックに向け、様々な準備が進んでいますね。

また今年も水害、地震等たくさんの天災が起こりました。
天災は予告なく襲うものではありますが、雨や風の被害はある程度進路や規模の予測がたちます。
以前から、学校や会社では天気予報をみて時間を変更したり休むところがありましたが、今年の台風の際、都市圏の公共交通機関が前もって運行中止を決めたのは印象的でした。

身の回りでみると、我が家では息子の来春の中学入学に向け、制服採寸(成長を見越してと言われてもどれくらい大きめサイズを買えばよいのやら)・学校説明会(「生徒と同じく5分前行動です」とのお知らせにビビる大人)などバタバタと支度を進めています。子ども達も小中連携授業などを通じて徐々に中学生へと近づいているようです。

さまざまな事態に備えつつ日々を送る。いつもそうありたいものですが、今年は特にその思いが強まることが多かったです。

2018年12月18日

記憶"に"固執

本日は「週刊新刊全点案内」2091号の発行日です。
掲載件数は1405件でした。


*こんな本がありました*

「記憶術全史 ムネモシュネの饗宴」
(講談社選書メチエ)

桑木野幸司(著)
講談社(2018.12)


12月は何かと忙しいもの。
やらなければならないことが多く、
何か忘れてないかしら?と手帳やメモを何度も確認。
なるほど「師走」という呼び名も付くわけだ...と一人納得する日々です。

そんな時に目にとまったのがこの本。
「記憶術」...なんとも魅力的な響き。
「記憶」と「場所」との結びつきを利用して
膨大な記憶を上手に整理・利用できるようにするというこの技法は、
長大な弁論を暗記するために
古代ギリシアで生まれたものなのだそう。

素敵!私も学びたい!と思ったのですが
この「記憶術」、ルネサンス期に西欧で大流行しながらも
その後17世紀に入って忽然と姿を消してしまったのだとか。残念。

この本はそんな秘儀が辿った歴史を、
ルネサンス期を中心に語ったものです。
しかし、古代に生まれた技術が
ルネサンス期に入ってから流行したとは驚きです。
21世紀を生きる私も惹かれていますし、
いつの時代も「記憶」は人類にとって大きな関心事のようです。

2018年12月10日

今日は何の日?~12月10日は寺山修司の誕生日~


日本には実にさまざまな「○○の日」があります。今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)。第4回目の今日は「寺山修司の誕生日」です。

短歌、詩、演劇、映画など、あらゆる表現手段を用いて人間存在の核心に迫った寺山修司。
今年は没後35年の年でもあります。そういったこともあってか、演劇公演が多いように思います。展覧会も開催されていました。

私にとって初の寺山修司は「演劇実験室◎天井棧敷」の公演でした。難解で、怖かったという思い出と、見てはいけないものを見てしまった感覚...。
それからいくつもの寺山作品の演劇を観に行きましたが、小説とは違う、視覚から入ってくる強烈で圧倒的な力はどの演出も忘れられません。


ほんとうに生きることを問い続けた寺山修司のメッセージを収録したこちら。

「群れるな 寺山修司強く生きぬく言葉」

寺山修司(著)
興陽館(2017.11)

「人は弱いから群れるのではない。 群れるから弱くなるのだ。」
若い人たちは寺山の言葉をどう感じるのでしょうか。聞いてみたい気がします。


こちらは舞台と映画がありました。その映画のノベライズです。

「小説あゝ、荒野 前篇」
(小学館文庫)

寺山修司(原作) 港岳彦(脚本) 岸善幸(脚本) 大石直紀(著)
小学館(2017.10)

「小説あゝ、荒野 後篇」
(小学館文庫)
寺山修司(原作) 港岳彦(脚本) 岸善幸(脚本) 大石直紀(著)
小学館(2017.10)

観てから読むのもよいですね。


こちらは戯曲集です。

「寺山修司幻想劇集」
(平凡社ライブラリー)

寺山修司(著)
平凡社(2017.6)

「レミング」「身毒丸」「奴婢訓」など、演劇実験室◎天井棧敷の中・後期を代表する7作の戯曲が収録されています。


これからもたくさん舞台が観られそうでとても楽しみです。

2018年12月 7日

クリスマス音楽いろいろ

こんにちは、久しぶりにAV班からお届けします。

AV MARCには、TRC独自の音楽分類・音楽件名を付与しております。
TRC AV MARCマニュアルで「TRC音楽分類表」「TRC音楽件名表」をご覧いただけます。

さて、あっちでもこっちでもクリスマスソングが聞かれるようになりました。
音楽件名には「クリスマス音楽」があります。

分類を問わず第2件名以下で採用。
タイトルや帯などからクリスマス曲集又はクリスマス向け商品と判断できれば、トラディショナルな曲に限らず以下のような楽曲に付与しております。


「北欧の冬、そしてクリスマスを歌う」
...スウェーデンのコーラスグループの作品

「宇宙の創世主」
...ルネサンス期のクリスマス音楽

「クリスマス・ピアノ・スタンダード」
...ジャズトリオの演奏

「キッズクリスマス ベスト」
...子どもの歌


特定ジャンルのクリスマス音楽を探したいときには、
好きな音楽のジャンル(分類)とクリスマス音楽をかけあわせてください。
クリスマスの集いやパーティの演出に役立てていただければ幸いです。

2018年12月 6日

今年の一文字 その1

2018年も残すところあとわずかとなりました。
そして年末の雑記、恒例テーマとなっておりますのが
「今年の一文字」。
頭にぱっと思い浮かんだのは、「走」でした。


個人的な所感ですが、今年はたくさんの人やものとの繋がりが増えて、あわただしく駆け回っているうちにいつの間にかこんな時期に差し掛かっていました。

新しく担当となった業務に慣れるまで、そして慣れてきてからも日々奔走。私生活でも大きく変わった環境で日々迷走。
頭がパンクしそうになることもありましたが、周りに助けてもらいながらなんとか駆け抜けることができた、そんな一年でした。


抱える仕事や雑事に一生懸命になっているうちに、一年があっという間に過ぎ去っていってしまうのは、大人ならば誰にでも言えることだと思います。子どもにとっても、見つめる先は違えどそれは同じことかもしれません。


そしてデータ部全体としても、新NCR対応に向けて着々と準備を進めています。なにもかも快走...とまではまだ難しいところですが、TRCMARCの利便性を高めるために、データ部一同心を尽くして力走していきたいと思います。

2018年12月 5日

きょうのデータ部☆(12/5)

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データ部で使用しているICリーダが新しくなりました。
読みこみ速度はピカイチです。

2018年12月 3日

日々辞典にあたっています

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

11月は2件の件名を新設しました。その中に「経営事項審査」があります。

私自身の不勉強で、最初、「経営診断や経営分析とは違うの?」と思ってしまいました。
建設、公共事業に関わる方にはおなじみ、でしょうか。
公共建設工事を請け負う建設業者は、経営に関する客観的事項について審査を受けなければならないと建設業法にさだめられており、その「建設業者の経営に関する事項の審査等」のことだそうです。
あまり新刊書では目にしないように感じていたのですが、実は毎年少数ながらも一定の刊行件数がありました。

件名を付与する作業をしていると、自分が知らない用語、普段曖昧に使っている言葉がいかに多いか思い知らされます。

今月は「人道支援」という件名も新規に採用しました。こちらもニュースなどで見聞きしてはいても、「定義は?」ときかれたら、「一応調べなおしてからお答えします」...となりそうな言葉ですね。

2018年12月 4日

捨てられないモノたち

本日は「週刊新刊全点案内」2089号の発行日です。
掲載件数は1271件でした。
今月の表紙はこちら。

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私が子供の頃は、まだハロウィンなんて巷で知られておらず
何といっても、楽しみはクリスマスでした。
自分の誕生日よりも、ずっと楽しみにしていました。
もう遥か昔ですが・・・・・。
けれど今でも、「クリスマス」と言う響きにはどこかワクワクします!!
そんな気持ちを込めて
クリスマスのベルのイメージでを描いてみました。
(Juriさん)


*こんな本がありました*


年末に向けて部屋の大掃除をしていたところ、大量の紙袋が発掘されました。
「いつか使う日が来るかもしれない」と大事にとっておいた、わりと綺麗めの紙袋たち。
狭い部屋を圧迫しているのはわかっているのですが、なかなか捨てられず。
断舎離ブームの中、これでいいのか?と自問自答していると、こんな本を見つけました。

堤信子のつつみ紙コレクション」

堤信子(著)
玄光社(2018.12)

かわいくておしゃれな包装紙や紙袋、空き箱などのコレクション本です。
おしゃれ具合がわたしのコレクションとは雲泥の差ではありますが、こういうものを取っておきたいという気持ちは間違いではなかった、と確信いたしました。
この著者の堤信子さんは、ちょうど先週の「マツコの知らない世界」に出演されていました。
ヨックモックのシガール(葉巻状の焼き菓子)の空き缶の再利用を紹介していて、「この缶、データ部でもクリップ入れに再利用してる!」と心の中で叫びました。
みんな考えることは同じなんですね。

そして部屋からは大量の紙袋の他に、小学生の頃から大事にとっておいた『りぼん』の付録も発見。
全プレ(応募者全員プレゼントの略)でゲットした、池野恋イラストの手鏡とか...捨てられないっ。
さすがにいつか使う日が来るとは思えませんが、メモリアルとして大事にしまっておくことにします。

りぼんのふろく「カワイイ」のひみつ」」

集英社(2018.7)

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