タイトルが気になる(2012)
明日から2月。新刊図書のTRC MARCナンバーも2012年の12~ナンバーから2013年の13~ナンバーにかわって一月たちました。
思い返せば、昨年もたくさんの本がデータ部にきて、データを作られていったなあ...。
そこでメンバーたちに、昨年刊行された本で記憶に強くのこっている本について聞いてみました。
テーマは、「タイトルが気になった本」。
個人的にウケるタイトル、インパクトがあったタイトル...。誰にでもいくつかあるものです。
「なぜ」から始まるタイトルはやっぱり気になります。
「なぜ儲かる会社には神棚があるのか」
(社内にあったっけ...とみな一瞬考える)
「なぜヤギは、車好きなのか?」
(「車好き」って!? というより、なぜの後の文章はまるで常識のように書いてますが...)
「5月21日,日本全国で太陽が大きく欠ける!金環日食を見よう!」
(こんなに力強く言われては金環日食見ないわけにはいかなかった(笑) ちなみにタイトルが「金環日食を見よう!」でサブタイトルが「5月21日,~」です。あの時期メガネ付きの日食本をいくつも目にしたなあ)
つぎ、食べ物系から。
「飲み食い世界一の大阪 そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの」
(サブタイトルが「そして神戸。~」。一緒に読むと一気に面白い)
「成功する人は生姜焼き定食が好きだ」
(うお、ほんとですかっ!?)
(「図解成功する人は食べるものが違う!」もあります)
「トウガラシの叫び」
(なぜ叫ぶ?!)
容姿についての本はドキっとします。
「正しいブスのほめ方」
「キレイならいいのか」
他に誰か「若いならいいのか」って書いてくれないかな!
若いといえば、今月は成人の日がありました。
「20歳(はたち)は過ぎたけれど」
(「~けれど」で終わる文章ってなんだかそれだけで切ないです)
長めタイトルから。
「ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。」
「新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?」
(うーん、一回では覚えられるかどうか...)
響きがいいタイトルだけど、こちらも正確に覚えづらいかも。
「はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある」
「きままにやさしくいみなくうつくしくいきる」
(ちなみに後者の本は谷川俊太郎訳。)
「文献にマーカーを引いて持っていったら叱られた。なぜだろう?」
(なぜだろう?で終わるタイトルなんて、どうしたって気になるというかズルイというか。タイトル面白そうなのですが、この本は医薬情報担当者のための本です)
音楽ジャンルではこちら。
「ブラウン管からケンバンわ」
「新・ブラウン管があるとサックスィ」
(ケンバンわ→ピアノ、あるとサックスィ→アルトサックス。楽譜本にもこんなダジャレタイトルがあります)
「ジャイアンだって歌がうまくなる!音痴も直る奇跡のボイストレーニング」
(ジャイアン=音痴。ジャイ子を除くみなの共通認識か...)
子供・ヤングアダルトのための本も。
「ついていったら、だまされる」(再刊)
(目次はじめ「序章 きみのかわりにボク、だまされてきます。」内容細目目次データをみるだけでドキドキします)
「ボクのせいかも... お母さんがうつ病になったの」
(シリーズ「家族のこころの病気を子どもに伝える絵本」のもの。キミのせいじゃないよ、といってあげたい。やはり一言いってあげたいタイトルつながりで、週刊新刊全点案内1803号には「わたしはいらない子なの?」という絵本も掲載されます。)
まだまだありますが、続きはまた来月以降に!