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2013年9月 アーカイブ

2013年9月30日

☆児童書は和む★

こんにちは。内容目次班の山老です。

今日は日頃からちょっと感じていたことを。


内容目次班では内容細目ファイルと目次情報ファイルを作成しています。内容細目ファイルは、短編集や対談集、論文集や講演録というような本に、目次情報ファイルは大学生や専門職向けの本、児童書のノンフィクション、楽譜に作成しています。

新刊MARCを作成する班は、まんべんなくいろいろなジャンルの本を目にすることになるのですが、内容(略)と目次(略)を作成する本は、上記のように限定されています。例えばゲームの攻略本やお菓子のレシピ本、旅行ガイドなんかはまずこの部署には来ません。「○○先生古希記念論文集」や「○○学会シンポジウム講演録」「○○文学全集」なんて本が、内容目次班の定番なのです。

柔らかめの本が少ない中、目次(略)作成対象としてやってくる児童書は、見た目ももちろん、なんかフレッシュです。図版も多いし、カラーも挿絵も多いし、文字ポイントも大きく、字体が可愛かったり、私は見ていてちょっと心が和みます。一方、記号が多かったり、特に図鑑などは入力する項目が多かったり、手こずることも少なくないんですけどね。

2013年9月27日

受賞情報~MARCや検索の話~

こんにちは、新刊目録の原田です。

月末にお届けする「MARCや検索の話」。今回は受賞情報についてお届けします。


図書のどこかに「第3回○○賞受賞!」などの表記があったとき、受賞情報としてMARCに入力しております。
直木賞受賞後も好調の「ホテルローヤル」の場合、このようになります。

391$A01  直木賞
391$D01  149(2013上半期)

TOOLiの検索項目に「受賞情報」がありますので、ここから検索していただけます。
ただしヨミはもたせておりませんので、漢字形で検索なさってください。
部分一致検索ができますので、たとえばこのような使い方ができます。

最近、「なんとかノンフィクション賞」をとったらしいのだが...、タイトルも著者もわからず...。というような場合。

TOOLiの受賞情報の窓に「ノンフィクション」と入力し、出版年の窓で過去2年を指定して検索。
それらしき図書が探し出せると思います。


どのような賞が入力されているのでしょう?

TOOLiの上部「コミュニティ」のダブをクリック、「文学賞受賞情報」という項目が出てきますので、そこからご確認いただけます。
一覧を見ると、こんなにたくさんの賞があるのか!! と驚きです。

2013年9月26日

ことばを贈る ~本の贈りもの~


9月木曜のテーマは「本の贈りもの」です。


私の机の上に鎮座している辞書2冊。
2冊とも 記念品としていただいたものです。


1冊は「広辞苑」。
高校の卒業記念品です。
高校3年間の楽しい思い出とともに、
数十万のことばを贈られました。


数十万のことばを収めた辞書は、当然どっしりと重く
ほかにも 卒業アルバムとか
コーヒーカップ(なぜか私の高校の定番記念品)とか
花束とか
...卒業式の帰りは大変なことになりました。


でも、この広辞苑、
社会人になってから会社のデスクで大活躍。
マイ広辞苑があることで、
収められていることばたちに応援されているようで
駆け出しの頃の私は
安心感に包まれたものです。


もう1冊は「新小辞林 特装版」。
成人式の時に記念品として、市からいただきました。
同封されていた「成人をお祝いして」。
市と教育委員会と選挙管理委員会の連名です。


20歳の頃にはさして心に響かなかったのに、
2度目の成人式も過ぎ去ってしまった今 読み返して見ると...


「厳しい現実の社会においては、今までとは違ったさまざまな試練や困難が必ずやあり、
決して穏やかな海原ばかりとはいえません。」


 ... そのとおりです。


 「確かな判断力および強い信念をもってすれば 
おのずと進むべき道は拓かれるでありましょう。」


 ... 頑張ります。


 
辞書に編まれたことばとともに、
大人たちからの餞のことばも贈られていたのでした。


2013年9月25日

きょうのデータ部☆(9/25)

整理を仕事とする私たちですが(ゆえに、というべきか)
MARC作成途中の本の並びはかなりランダム。

図書館でも書店でも見ることのない状態なので
これはこれでおもしろかったりします。

p20130925.jpg

吉田秀和のとなりに書店男子!

2013年9月24日

白い飛行具といえば...?

本日は「週刊新刊全点案内」1833号の発行日です。
掲載件数は1212件でした。


秋の風がさわやかな今日この頃。だいぶ過ごしやすい気候になってきました。

*こんな本がありました*
先日、アニメ界の巨匠・宮崎駿監督の引退会見が一大ニュースになりましたね。もうそれなりの御年なのでしかたないと思いつつ、やはり一抹の寂しさが...。


ところで、みなさんは宮崎アニメのなかで何がいちばん好きですか?私は「魔女の宅急便」も「ルパン三世 カリオストロの城」も好きですが、No.1はやはり「風の谷のナウシカ」。強くて美しくて心優しいナウシカは、女性から見ても本当にカッコイイ!


そんなナウシカが乗っている飛行具といえば、そう、あの白い機体の「メーヴェ」ですよね。ナウシカがメーヴェを自由自在に操って空を駆けるシーンを観ると本当にワクワクします。乗ってみたいなぁと何度思ったことか...。
メーヴェはもちろん架空のものですが、な、なんと!実際にメーヴェを作っている人がいました!


ナウシカの飛行具、作ってみた」

八谷和彦(著)
幻冬舎(2013.10)


そんな素敵なチャレンジをしているのは、メディアアーティストの八谷和彦さん。メーヴェをモデルに、一人乗りのジェットグライダーを開発し、飛行実験をしているそうです。そのプロジェクトを紹介したのがこの本。写真を見ると、確かにメーヴェっぽいです!

ぜひとも一度、飛んでいる姿を見てみたいものです。

2013年9月20日

季節の便り~分類/件名のおはなし・45~

新刊本や雑誌の最新号を眼にする機会が多く、季節を先取りしすぎている傾向のデータ部。いや、どうもまだ9月らしい、と会社の行き帰りに確認する毎日ですが、この時期といえば"ひがんばな"。
最寄り駅までの途中、街路樹の根元にいきなり顔を出すのを見つけるのが毎年の楽しみ(いったいなぜここに、という疑問はさておき)。


さて、このひがんばな。
日本十進分類法(NDC)9版では479.374【ヒガンバナ科】になります(8版は479.37)。
NDCでは植物、動物といったものは類・科などで分けられているので、どれに該当するかを調査し、分類を付与していくことになります。
しかし、ヒガンバナ科ってひがんばなの他にあるのか? と調べると、個人的には意外な面々が...。
TOOLiの典拠検索画面で件名参照分類から検索すると、TRCで使用している件名が確認できます。


それにしても、ひがんばなはどうやって外が秋の彼岸の頃だと知るのかが長年の疑問。年によって条件もいろいろなはずなのに「寝坊!!」などということはないのか?!
気象庁のHPを見ると、しばしばこの名前が出てきて開花の様子がわかります。


ちなみに、近くには花壇で楽しんでいるおうちもあるので、こちらの確認も欠かせません。ひがんばなの栽培方法の本の分類については、NDCをちょっと開いてみてください。
さらには、風習などから見ると? TOOLiの目次情報検索と分類のかけあわせで面白い本がみつかるかもしれません。こちらもお試しください。

2013年9月19日

贈ったつもりが贈られて~本の贈りもの~


こんにちは。新刊目録の大谷です。

今月木曜日のテーマは「本の贈り物」。
私が父に求められてプレゼントした本についてです。
プレゼントというにはちょっと語弊があるかもしれません。

数年前のある日、実家の父から電話があり「このあいだNHKの戦争ドキュメンタリーを見ていたのだが、そこに出てきた人の書いた本が読んでみたい」。

父は読書が趣味というタイプではないので、これはたいへん珍しいことです。こんど実家に行くときまでに探して、お土産に持っていくことにしました(ちょっとハリキリ)。まず、なんとか電話口で作家のフルネームを聞き出すことに成功。「ふるやま、こまお、だったか?えーっと...川越線の駅の...」...古山高麗雄氏でした。

古山氏、戦争文学で知られているようですが、読んだことはありません。とりあえず近所の書店で見つけて「フーコン戦記」を購入。どんな小説なのかなとちょっとのぞいてみたところ...むむむ、これは、自分的に大ヒットの予感...ぜひ、手元に置いてじっくり読んでみたい。父に渡すための本は改めて買い直し。その後、父と本の話で盛り上がったのも十年に一度くらいのことでしょうか。

大切な本との出逢い。お父さんありがとう。

2013年9月18日

きょうのデータ部☆(9/18)

連休がつづくためか、1日の入荷冊数が多くなっています。
データ部は静かななかにもキビシイ雰囲気に。。。

p20130918.jpg

これで1日分。
どっさり感が伝わりますでしょうか...?

処理待ちの本に囲まれ心は急いても、ミスなく丁寧に。
いつもの手順を守ってMARCを作ります。

2013年9月17日

温まるものが嬉しい季節

今日は「週刊新刊全点案内」1832号の発行日です。
掲載件数は1270件でした。

台風18号が列島縦断した三連休でしたね。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一転して、今朝の東京はすっかり秋のさわやかな陽気です。

*こんな本がありました*

1~3玉で編む大人の手編みこもの」
ブティック社(2013.10)

かぎ針編みモチーフつなぎのニット」
ブティック社(2013.10)

満たされスープ」

美才治真澄(著)
世界文化社(2013.9)

『せんねん灸お灸ルーム』の自分でできるはじめてのお灸」

せんねん灸お灸ルーム(監修)阪口珠未(薬膳料理)
主婦の友社(2013.10)

ニット、スープ、お灸...温まるものの本が増えてきました。

2013年9月12日

魔法の1行~本の贈りもの~

こんにちは。新刊目録の伊藤です。

今月木曜日のテーマは「本の贈り物」。
本日は私がもらって嬉しかった本について書きたいと思います。

「もしもしおかあさん」

久保喬(作)いもとようこ(絵)
金の星社(1979.7)

2歳の誕生日に母がプレゼントしてくれた本です。
2歳...?はい。勿論記憶にはございません。
では何故この本を"親が買ってくれた本"ではなく"2さいの誕生日プレゼント"として認識しているか。

それは、見返しの下の方に1行
   「私の名前・日付・2歳のたんじょう日」
と書いてあるからなのです。
この、ただの記録ともいえる1行のおかげで、「もしもしおかあさん」は、家族との共有財産である他の本とは違う"私だけの特別な本"になったのでした。
モノゴコロつく前のお子様へのプレゼントにはこのように書いておくのもいいかもしれません。

さて、こちら、いもとようこさんの絵がとってもかわいくて今でも大のお気に入り。
でも改めて読んでみると、3匹の子猫が母親のもとを巣立っていくという、実はちょっとせつないお話です。
何故この本だったのか母に尋ねても「何でだろう?」と覚えていない様子。

登場するのはおかあさんネコと3匹の子猫。子猫は男の子が2匹、女の子が1匹。
兄が2人いる私は、長兄をクロちゃん、次兄をトラちゃん、自分をミケちゃんだと思って読んでいました。
......。

もしもしおかあさん。プレゼントに選んだ理由、これですね?

2013年9月13日

架空?実在?~典拠のはなし~

NHKの連続TVドラマ「あまちゃん」も今月末で最終回。
あまちゃんブーム、すごかったなあ...
フィクションですが、時々実在の人物が登場するところがこのドラマの面白いところ。
関連商品もたくさん出ており、
オリジナル・サウンドトラックも人気のようです。

たとえば、こちら。

あまちゃん 歌のアルバム
収録曲:
潮騒のメモリー/天野春子歌
暦の上ではディセンバー/アメ横女学園芸能コース歌
地元に帰ろう/GMT歌
いつでも夢を/橋幸夫歌 ほか

このアルバムのAV MARCを作成するときには、
いくつか新規の人名・団体名典拠ファイルも作りました。

「アメ横女学園芸能コース」「GMT」など、現実にはないグループと一緒に橋幸夫さん(当然既に典拠ファイルあり)の名前があるのがなんだか不思議...。

架空の人物・団体については、こちらの過去記事で詳しくご紹介しています。
ガチャピンにあってムックにないものな~んだ?
つかみどころのない人~典拠のはなし~
わて楽団つくりましてん~架空の団体著者~
ついにロスでライブまで~典拠のはなし~

続きを読む "架空?実在?~典拠のはなし~" »

2013年9月11日

きょうのデータ部☆(9/11)

まいにち必ず入荷するお料理本。
さて、きょうの顔ぶれは...

p20130911.jpg

ドドンと大部のもの(1502p!)や、おもしろい切り口の本がありますよ。

2013年9月10日

祝50周年!

本日は「週刊新刊全点案内」1831号の発行日です。
掲載件数は1306件でした。

*こんな本がありました*

 今週はぐりぐら本をよく見るな~と思っていたら、今年は「ぐりとぐら」の誕生50周年だそうです。


ぐりとぐらのてづくりブック ぐりとぐらの絵本

福音館書店編集部 (編著)
福音館書店(2013.9)

ぐりとぐらのあいうえお ぐりとぐらといっしょにおでかけ絵本

なかがわりえこ (さく) やまわきゆりこ(え)
福音館書店(2013.9)


 上はぐりとぐらに登場する料理のレシピやぐりとぐらの人形の作り方などを紹介した本で、下は7冊セット・ペーパーバック版の小さな絵本です。
 両方ともおまけ(上はペーパークラフトキット、下はミニトートバッグ)がついています。

 ところで、ぐりとぐらの帽子は少し形が違うのを、みなさんはご存知だったでしょうか?私は同じ帽子の色違いだと思っていました...。なぜおそろいではないのかの理由もちゃんとあります。「ぐりとぐら」の世界はけっこう奥深いです。

2013年9月 5日

贈ってドキドキ、もらってワクワク ~本の贈りもの~

こんにちは! 新刊目録の原田です。


皆さまは、家族や友人に本をプレゼントすることはありますでしょうか?
私は数年前から、本を気軽な贈り物にするようになりました。

本のプレゼントって難しいと言う方も多いのですが、私のなかではこのようなルールを作っております。
・ 重くないもの(モノとしても内容としても)
・ やや実用的(気分転換含む)
・ 小説は避ける


たとえば誰にどんな本を贈ったかといいますと。

雪深い新潟で大きな家を守る伯母に、バレンタインチョコに添えてツボ押しの本。
「ツボ押し気持ちいいわー。一人でもコタツでもできるし」と電話が。

長年、お茶の稽古を続けている伯母には、雑誌『pen』や『BRUTUS』の茶の湯特集を。
お洒落な男性誌の切り口でお茶の世界を見たら新鮮かな...と。


妹の友達たちの女子会に混ぜてもらったときには、読み終わった文庫本を持ってゆきました。プレゼントというよりは「譲る」感覚です。

お酒の好きな方には「愛と情熱の日本酒」、旅好きには「食べたいほど愛しいイタリア」、お仕事がとっても忙しい人には「ココ・シャネル女を磨く言葉」。これまた忙しくて料理してる?な彼女には「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」。
とりわけ「シャネル」は、タイトルだけでその場を急激に盛り上げる最強アイテムでした!


数年間担当してくれていた美容師さんとお別れするときにも本を贈りました。

体調が優れず、しばらくお休みしたいと聞いていたので「整体から見る気と身体」。
その後担当してくれた方も数年して、結婚してヨソのお店へゆくことに。槇村さとるさんのお洒落エッセイ「スタイル・ノート」を差し上げました。


こうして思い出してみると、頑張って!と応援したい気持ちで本を選んでいるようです。
驚きつつも嬉しそうにしてくださった笑顔で、こちらもハッピーになれました。

2013年9月 6日

引越しの準備

データ部は今秋に引越しを予定しています。
春頃より荷物の整理が始まり、社内での「荷物減量キャンペーン」も4回目。しかし、4回目なのにデータ部だけで処分するダンボールはすでに↓この量!うしろの棚は整理されてスッキリ!

データ部ログ引越し2.jpg

作業を進めていると、謎の開かずのダンボールや、昔の資料なども出てきて、「なんだろう?」「なつかしい!」なんて手が止まりがち...そんな自分たちに鞭打って、整理整頓につとめています。

2013年9月 4日

きょうのデータ部☆(9/4)

p20130904.JPG

おなじみ「週刊新刊全点案内」。
校正にはこういったゲラを使っています。
赤ペン片手に、まちがいがないかチェックします。

2013年9月 9日

登場人物でも探せます~TOOLiで探そう~

先日掲載した「ブックリストのプレゼント」はなかなか好評な記事になりました。
本のプレゼントは相手によっては難しかったりもするので、参考になったのではないでしょうか。


さて、今回はそれに関連して児童書の検索のお話です。
児童書の検索にはいくつか方法があります。
「憲法について調べたい」や「魔法が出てくるファンタジーが読みたい」など、漠然としたテーマの本を探したいときには、「学習件名検索」や「読み物キーワード検索」が便利です。
でも、ピンポイントで特定の児童書を探したいときには、図書検索画面の掛け合わせ検索を使うと、もっと簡単にたどり着くことができます。

例えば。
「ビアンカという名前のねずみが出てきた外国の物語。でもタイトルが思い出せない...」。
そんなことはありませんか?

まずは図書検索の「すべての項目」に、「ビアンカ」を入れてみます。
120件ヒットしました。
さらに児童書に絞るために、別置を「児童」に。
お、あったあった。
「ミス・ビアンカ」というシリーズでした。
かつらをかぶった意地悪な女主人が出てきたんだよね...懐かしいなあ。


これを応用して、プレゼントにできそうな「贈りたい子どもの名前が出てくる絵本」を検索してみましょう。
わたしの姪っ子の名前は「鈴音」。
なので、上と同じように「すべての項目」に「鈴音」、別置を「児童」にして検索。
「はんぴらり!」というシリーズがヒットしました。
が、内容紹介を見てみると、主人公は「鈴音丸」。おしい!

では次に、「すずちゃん」という愛称で検索。
今度は、15件がヒット。
でも、ちょっと年齢が上の子向けの本も出てきてしまいました。
できればもっと小さい子向けの絵本がいいなあ。

そんな時には、利用対象を「幼児」にして再検索してみます。
すると5件ヒットしました。
「おばあちゃんのこもりうた」という絵本は、すずちゃんが登場するみたい。
うん、これで決定!

利用対象ではなくて、ジャンルを「児童書・絵本>絵本」にするという方法もあります。
より年齢を特定したければ利用対象で、絵本か読み物かぐらいの区別でよければジャンルで掛け合わせ検索するといいですよ。

ぜひお試しください!

2013年9月 3日

宇宙への旅

9月になりましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね。

今日は「週刊新刊全点案内」1830号の発行日です。
掲載件数は1423件でした。
9月の表紙はこちら。

p20130902.jpg

*こんな本がありました*

今年も8月のお盆頃にペルセウス流星群が見られました。
日付が変わった頃は雲が出ていたのですがしばらくすると雲が晴れていくつか観測することができました。
たまには夜空や星座をぼんやり眺めるのもいいですよね。
ガイドブックがあればより楽しめそうですね。
宇宙をみせて
(こちらは1993年に刊行されたものの新版です)
宇宙図

またイプシロンの打ち上げは中止となってしまい残念でしたが(とくに夏休み最後の思い出にと楽しみにしていた子どもたちにとって)こんな本はいかがでしょうか。
宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた

読み物としてもおもしろそうです。

今年の中秋の名月は満月とのこと。秋が1年の中で月が一番きれいに見られる季節だそうです。
これからの秋の夜長に天体観測もよさそうですね。

2013年9月 2日

欲しいわけではないけれど、なんだか悔しいような?~新設件名のお知らせ2013年8月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。


8月は1件の件名を新設しました。
といっても実はその1件、標目訂正でした。
実質0件はブログで新設件名のお知らせを扱ってからは初かもしれません。

唯一の1件「走査型プローブ顕微鏡」は「走査型トンネル顕微鏡」から標目訂正したものです。

今までTRCでは「走査型プローブ顕微鏡」が主題の図書には
「走査型トンネル顕微鏡」と「原子間力顕微鏡」の件名を付与していました。

走査型プローブ顕微鏡入門
先日、この本が来た時に「走査型プローブ顕微鏡」についてあらためて調べたところ、「走査型トンネル顕微鏡」や「原子間力顕微鏡」の総称であることが判りましたので、「走査型トンネル顕微鏡」→「走査型プローブ顕微鏡」に標目訂正をしました。
「走査型トンネル顕微鏡」や「原子間力顕微鏡」は参照語に変更しました。


実物はどんなものなんだろう、と
色々とホームページで製品情報を見ていたところ
目に入ってきた文字、それは"キャンペーン価格 980万円"
えっ!キャンペーンでそんなにするの!!
じゃあ定価はいくらなの!!!(思わず絶叫←注:自宅にて)
ケタ違いのすごい顕微鏡ってことは確かみたいです。
欲しい方、キャンペーン中にいかがでしょう。

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