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本日は、週刊新刊全点案内2084号の発行日です。
掲載件数は1243件でした。
*こんな本がありました*
今年は珍しく手作りのものに縁があり、小さなカバンやノートを作るワークショップに参加しました。
普段MARC作成で本を見ているため、特にノートの製本は面白い&大変な体験でした。ノートにする紙を折るにもコツがあったり、きれいに折れてなくてページが不格好になったり、背を糸で綴じていく作業は必死で自然と無口になったり...
時間をかけて完成させると愛着が湧いてしまい、未だに何も書いていないまっさらなノートのままになっています。
そのため気になったのか、そうでなくてもおそらく気になったであろう1冊がこちらです。
かわいいかぎ針編み子供のアニマル帽子&冬こものベストセレクション
(Asahi Original ベストセレクション!リクエスト版)
表紙からしてインパクト大!モチーフは定番のイヌ、ネコ、クマ、ウサギなどから、リス、キリン、ゾウ、フラミンゴ、白鳥、トラ、恐竜などなど。難易度高そう...!と編み物未体験者は怯みましたが、眺めていて全部かわいいです。得意な方なら何個も作れるのだろうなあ。かぶらないときにただ並べていても絵になりそうです。
次、手作りに挑戦するとしたら編み物かな??とひそかに思いました。
第20回図書館総合展がいよいよ明日、10/30から開催されます。
11/1まで。会場はパシフィコ横浜です。
先日も当ブログでお知らせしましたとおり
TRCブースではデータ部主催のプレゼンテーション、ワークショップも開催いたします。(内容の詳細はこちら、スケジュールはこちら)
弊社HPからの予約受付は終了してしまいましたが、
各回とも、定員まで若干の余裕があります!
お席のある回については、当日受付でのご参加が可能となっております。(プレゼンテーションはご予約不要で立ち見可能です。)
実は興味があったのに、という方も
どれに参加するか迷っていた、という方も
期間中の予定がやっと決まった、という方も
ご参加のチャンスはまだありますので、当日ぜひTRCブースにお立ち寄りください。
※〈ワークショップ〉あなたの図書館に本が届くまで~やってみよう!目録&装備~への参加をご希望の方はワークショップに使用する本を1冊ご持参ください。
TRCブースにはデータ部員も常駐していますので、ぜひお気軽にお声かけください。(「データ部ログ読んでるよ」と言っていただけると、お得なことは何も起きませんが、私たちはとても喜びます。)
TRC主催・共催フォーラム、ブース内プレゼンテーションの詳しい情報は弊社HPをご覧ください。
皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。
今月の雑記のテーマは「音楽思い出の1枚」でお送りしています。
私がはじめてお小遣いで買った曲は、実はCDではなく、携帯電話の音楽ダウンロードでした。今はなつかしき着うたフルです。
小学生時代に家族と観に行った映画のテーマソングで、洋楽のロックバンドの曲でした。
とても格好良くて、映画を観たその日のうちにダウンロードしたのをよく覚えています。(1曲まるまるダウンロードしたら、データ通信料が1万円近くかかって両親に叱られた思い出とともに......。)
そこから興味が湧いてほかの曲も聴いてみたくなり(でもダウンロードするとまた叱られるので)、そのバンドのアルバムをCDショップで買いました。
アルバムの中でどの曲が好きか考えたり、歌詞カードを見ながら口ずさんでみたり。
いろんな方法で聴き込むことで、自分にとって特別な1枚になりました。
今の小学生だと音楽のストリーミングサービスを使ったり、Youtubeでミュージックビデオを探したりするのでしょうか?
それはそれで、いろいろな曲に出会うチャンスがあって楽しそうです。知らない曲をたくさん聴いて、お気に入りの1曲を見つけ出すのが音楽配信サービスの醍醐味ではないでしょうか。
でもやっぱり、「1枚」が手元に残るCDの特別感も捨てがたいです。
本日は、TOOLiの図書検索:コード化情報「刊行形態」より、
いくつか項目をピックアップしてご紹介したいと思います。
(*「刊行形態」とは?
⇒特徴的な刊行方式や体裁を持つ図書に対して付与している情報。)
◆複製本
復刻・影印の図書に付与しているコードです。
今では原資料にあたることが困難な古い資料の復刻は、様々な研究の一助として、また、出版文化を継承していく上でも、とても意義深いものだと思います。
刊行形態「複製本」を利用した検索で、その深淵なる書物の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
◆大活字
あの著者の作品を大きな文字で読みたい!
文学賞受賞作品で大活字本になっているものはないか?
...こんなご要望・ご質問にお応えできるのが「大活字」の情報。
刊行形態「大活字」×著者名
刊行形態「大活字」×受賞情報
などの掛け合わせ検索をぜひお試しください。
過去記事はこちら
◆文庫オリジナル
刊行形態「文庫オリジナル」は、文庫書き下ろし、文庫で初めて本になったものに付与しているコードです。
単行本・文庫の重複購入回避のため、
「あの著者の作品を漏れなく読みたい!」にお応えするため、
お役立ていただける情報となっております。
過去記事はこちら
◆新書
同じ体裁で継続的に出版されるシリーズのうち、シリーズ名に「新書」または「文庫」を含み、本の縦が18~19cmのものには、刊行形態「新書」のコードを付与しています。
(※シリーズ名に「新書」「文庫」が含まれていなくても、
実質"新書"であれば付与の対象にしています。
例:「ブルーバックス」「日経プレミアシリーズ」「ディスカヴァー携書」など)
新書に絞った検索ができる他、
新書は新書コーナーにまとめて置きたい場合には、このコードを利用して別置の指定も可能です。
検索&棚作りにぜひご活用ください。
過去記事はこちら
◆紙芝居
ズバリ、紙芝居に付与しているコードです。
最近出た紙芝居にはどんなものがあるかな?
→刊行形態「紙芝居」×出版年月「2018年~」
季節の行事がテーマの紙芝居はないかな?
→刊行形態「紙芝居」×絵本の主題分類「386.1」
などの検索が可能です。
紙芝居は、同じくコード化情報の「ジャンル」からも探すことができます。
→ジャンル「児童書・絵本>紙芝居>行事/社会生活/学習/おはなし/高齢者向け紙芝居」
読み聞かせイベントなどで大活躍の紙芝居。
刊行形態やジャンルからの検索で、選書のヒントにしていただけますと幸いです。
過去記事はこちら
本日は、週刊新刊全点案内2083号の発行日です。
掲載件数は1072件でした。
*こんな本がありました*
魚の生態や習性についての本は数多くありますが、こちらはなんと知的生活。人間のように社会生活を送ったり、道具を使う魚がいたりと、高い知能を持っていることが明らかになってきているそうです。
そもそも魚に感情があるとは想像し辛いところですが、それもただの思い込みでしょうか。最近では動物の感情や行動を解析できるアプリが出てきています。ゆくゆくは魚の気持ちを表現できる時代が来るかもしれません。人間が魚を観察しているように、魚も人間を観察していたりして。飼育もすれば食卓にも並べてしまう人間のことを、本当はどう思っているのでしょうか?
なかなか興味をそそられるテーマでしたが、あまり深読みすぎると今後の食生活に影響が出そうなので、次はこちら。
「だいどころ~」「きょうしつ~」に続くおはなしシリーズの第三弾。前作までの道具たちの会話も面白かったですが、今回は動物園の動物たちが主役。人間に見られる動物たちが普段何を考えて、どんな会話をしているのか。ユーモア交じりの一口童話です。
ほのぼのとした感じで描かれていますが、動物たちのぼやきは意外と切実だったりします。
特にうさぎのプロ意識には頭の下がる思いでした。仕事だと思うと、動物側も色々大変そうです。
10月30日(火)~11月1日(水)パシフィコ横浜にて開催されます第20回図書館総合展に、データ部も参加します。
実際にMARC作成をしているデータ部員によるプレゼンテーション・ワークショップで、TRCをより身近に感じていただける企画になっていますよ。
【ブース内プレゼンテーション】
「あなたの図書館に本が届くまで~つなげる、ささえるTRC MARC~」
【ブース内ワークショップ】
「あなたの図書館に本が届くまで~やってみよう!目録&装備~」
「見つかる、見つけるTRC MARC検索体験」
スケジュールはこちら。
プレゼンテーション・ワークショップのお申し込みはこちら(弊社HPリンク先の各日の一覧の最下部「ブースプレゼンのお申し込みはこちら」というオレンジ色のバーからお進み下さい。)
特にワークショップは各回定員10名の完全予約制です。
ご興味のあるかたは、是非お早めにどうぞ!
図書館総合展まで1週間を切りました。
担当のデータ部員も準備の真っ最中です。
皆さまのお越しを楽しみにお待ちしております。
最近話題になった人物の著作を探したい時
内容細目ファイルを使うと、意外な本が見つかるかもしれません。
まずは、2018年ノーベル医学生理学賞受賞を受賞された本庶佑さん。
「仁科記念講演録集 愛蔵版 1」
この本の449ページに
「動く遺伝子」というタイトルで、本庶さんの講演が掲載されています。
内容細目ファイルでは
MARCにあらわれない作品一編一編のタイトルや
著者の作品を探すことができます。それぞれの
ページ数もあるので、だいたいのボリュームもわかります。
漫画だけではなく、数々のエッセイも残された、さくらももこさんは
この本に、お名前がありました。
「〆切本 2」
この「〆切本」は、データ部内にファンも多く
1巻が出版された時に、データ部ログでもご紹介しました。→
その2巻目の45作品目に、さくらももこさんの作品があります。
〆切りにまつわる、どんな話だったのか、読んでみたくなりました。
そして、さくらももこさんと言えば、アニメ「ちびまる子ちゃん」。
その主題歌の「おどるポンポコリン」を初めて聞いた時
「エジソンはえらい人。そんなの常識~♪」という、歌詞の斬新さに衝撃をうけました。
「おどるポンポコリン」の楽譜がみたい、という時には
目次情報ファイルを探してみてください。
目次情報ファイルには、1冊に収録されている曲のタイトルがすべて掲載されています。
「おどるポンポコリン」で検索をすると226冊!に載っていました。
こんなタイトルの楽譜にも。
「明日から使えるソプラノ・リコーダー!ウケてナンボの一発芸! 2018 」
一発芸向けのアレンジとは、どんなものなのか? 気になります。
今年、東京の10月はお天気のすっきりしない日が多いのですが、それでもときどき見られる空の高さには心癒されます。
遠くに思いを馳せてみたいような...。
とはいえ日々の生活はあわただしく過ぎていき、気づけば今年もあと2カ月ちょっと。
そんな折、会社でこんな本を見かけました。
「プーさんと一緒にマインドフルネス」
この本の件名は「クマのプーさん」...ではなく、「マインドフルネス」です。
(ちなみに、「クマのプーさん」も作品件名として存在します)
「マインドフルネス」とは「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向けて、評価をせずにとらわれのない状態でただ観ること」とのこと。
ためしに件名から検索してみたところ、ここ3年程は毎年40件前後がヒットしました。
コンスタントに関連本が出ています。
「今ここ」にフォーカスした心の状態、またそうした状態に至る技法を扱ったものということで、一般的な「マインドフルネス」の考え方について解説したものは心理学の中、146.8(カウンセリング.精神療法[心理療法])に分類しています。
認知行動療法などの心理療法に取り入れられているものもあり、これはもう少し深く146.811。
ストレスの低減や集中力向上などの実際的な利点が強調される場合も多く、マインドフルネスで心の健康を...という場合は498.39(精神衛生.健脳法)に分類しています。先のプーさんの本もここに入りました。
マインドフルネス自体は宗教色は薄いのですが、もとをたどれば仏教の瞑想に由来するようです。逆輸入(といっていいのか?)されたかたちで仏教的な立場からの著作も見られます。こちらは仏教に分類し、件名の順番としては2番め以降に付与しています(第1件名は「仏教」。)
放っておけばどんどんと先回りして焦ってしまうアタマを意識的に止めてリセットしてみる。なかなか効果的かもしれません。
今月の雑記テーマは「音楽思い出の一枚」でお送りしています。
はじめて自分のお小遣いで買ったCDのタイトルはもう思い出せないですが、形は覚えています。
もうお目にかかることもなくなった、8cmのシングルCDです。
90年代に主に流通していたこの形態のCD、長方形のジャケットで、歌詞はジャケット裏に直接印刷されているんですよね。
手持ちにあった8cmのCDといえば「硝子の少年」「夜空ノムコウ」「だんご3兄弟」...懐かしさにめまいがしそうです。一番聴いたCDは「ポケモン言えるかな?」でした。
いまや国民的ゲームとなっている「ポケットモンスター」。1996年に、これまた懐かしいゲームボーイのソフトとして初めて世に出ました。
「ポケモン言えるかな?」は、この初代「ポケモン」に登場する全151匹のモンスターの名前を歌って覚えようという、改めて考えるとすごい曲でした。ラップ調で始まり、曲調を変えながらもひたすらキャラ名だけを連呼します。最初は笑いながら聴いていましたが、中毒性があって。当時の小学生はみんなこぞって聴きこんでいました。
かくいう私もその一人で、ソラで結構歌えた...はずです。今回20余年ぶりにYouTubeで聴いてみたら、1番はすんなり口ずさめました。でもそのあとは全然覚えておらず、悲しいようなホッとしたような...。
もっと重要な記憶に上書き保存されたと思ってよしとしましょう。
翌日の荷物を受け取るためにスタンバイ中の台車です。
これは雑誌データ作成の見本を載せる用。
色つきのかわいいのもあります。
写真だと分かり辛いですが、小さいサイズ。
地味ですが、必ず毎日使う働き者です。
日本には実にさまざまな「○○の日」があります。
今日が何の日なのかを調べ、それに関する本を紹介してしまおうというこの新企画(不定期掲載)。
第2回目の今日、10月15日は...「きのこの日」だそうです。
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きのこの消費拡大と生産振興を図るため、きのこに対する正しい知識の普及、啓蒙活動を積極的に推進して、消費者にきのこの健康食品としての有用性や調理、利用方法の浸透を図るために、日本特用林産振興会によって制定されました。
以上 日本特用林産振興会HPより
http://nittokusin.jp/wp/kinoko/kinoko_no_hi/
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昨日、デパ地下の高級スーパーに並んでいた、
山盛りのしいたけ、まいたけ。
肉厚で美味しそうでした。(見るだけで買ってない...)
もちろん「きのこ」は、食べるモノ。
きのこの本といえば、まずレシピ本が浮かびます。
「きのこレシピ」
「きのこの教科書」
「キノコと人間 医薬・幻覚・毒キノコ」
「世界のかわいいきのこデザイン」
きのこは、図書館のあちこちに生息しているのですね。
秋の味覚、
森のめぐみ、
人間にとって有用で、ときに危険な菌類、
そしてキュートな図柄として、
......魅力いっぱいのきのこ!!
味も形も生態も不思議な生きものです。
もう少し詳しく知りたい気持ちになってきました。
本日は、週刊新刊全点案内2082号の発行日です。
掲載件数は1167件でした。
*こんな本がありました*
「じみけも マヌルネコ」
「じみけも クオッカ」
「じみけも ナマケモノ」
地味でかわいいけものたち「じみけも」の写真集です。
「じみけも」に選ばれたのは、マヌルネコ、クオッカ、ナマケモノ...確かに人気第1位!という感じではないラインナップ。でも、見ていると穏やかな気持ちになれそうな面々です。
ちなみに、私の一押しはクオッカ。今回初めてこの動物を知りましたが、いつも(なぜか)ニッコリしているクオッカのふくふくした地味可愛さにぐっときました。
今後、じみけも写真集が続くとしたらどんな動物が選ばれるのでしょうか。チベットスナギツネ、マレーグマ、やぶいぬ...自分でじみけもメンバーを考えるのも楽しそうです。
O・Nといっても野球選手ではなく、作家の話です。
17歳でデビューした作家O。私と同世代の方にはファンも多いと思います。
Nという作家がデビューしたのは、2000年代半ばのこと。
作品の雰囲気より、ある時から「Nは実はOなのではないか?」という噂が広まりました。
Oファンだった私、Nの作品を読んで、
「NはOではない。」という結論を出しました。NはOの大ファンなんだ、きっと。だから作風が似ちゃうんだと。(ものすごく失礼ですね。)
そしてこう考えました。
「そもそもOがわざわざ別名で小説を出す理由などないではないか。なぜ使い分ける必要がある?」
物を知らなかった当時の私に教えてあげたい。名前の使い分け、たくさん例がありますよね。
有名どころでは 栗本薫さんと中島梓さん。
ビートたけしさんと北野武さんなどは、当時の私にもピンときたはずです。
栗本薫さんと中島梓さんのように、一人の人物が複数の名前を使い分ける時、典拠ファイルはそれぞれ作成し、お互いに関連付けることで、相互に検索を可能にしています。(=相互参照)。
さて、作家Oはその後、Nは自分であると公表しました。
現在、TRCの典拠ファイルを調べると、もちろん相互参照の関係になっています。
110002719240000 乙一 オツイチ
=110004453060000 中田/永一 ナカタ,エイイチ
=110005134090000 山白/朝子 ヤマシロ,アサコ
(相互参照の作業は同一人物であることを図書や参考資料等で確認できた場合にのみ行います。乙一と中田永一の場合は、2012年に刊行された「読むのが怖い!Z」という本で確認をとり、相互参照としました。)
本人が公表した際、私が「あー、やっぱりねー。そうだと思ったんだよねー」という顔をしたことは言うまでもありません。(そして山白朝子の本を手に取りました。)
乙一先生、中田先生、すみませんでした。どちらの作品も大好きです。
こちらの記事もどうぞ
栗本薫さん、いままでお世話になりました
今月の雑記のテーマは「音楽思い出の一枚」
もちろん、私もレコードを聞いた世代ですが、
今回は、カセットの思い出を書きます。
子供のころ、家にはNHK「みんなのうた」のカセットが
10巻セットがありました。さすがに親が買ってくれたものです。
昭和時代の「みんなのうた」は、歌いやすくて楽しい歌が
いっぱいあったと思います。テレビ放送も、もちろん見て
(聴いて)いましたが、カセットを随分聴いた覚えがあります。
全部の曲名が思い出せるわけではないのですが、それでも、
今現在、曲名だけ覚えているもの、歌詞の一部だけ
覚えているもの、今聞いた方が好きそうなもの
いろいろあります。
例えば
曲名だけ覚えがあるのは
「パンのマーチ」「ちびっこカウボーイ」
歌詞の一部も覚えているのは
「お化けなんてないさ」「トレロ カモミロ」
今聞いた方が好きそうなのは、
「さらば青春」「さらばジャマイカ」
特に、今でも覚えているところだけ無限ループするのは、
「それ行け3組」
先生のアダナが... とか (実は、マントヒヒ)
オール5なんて... とか いうくだり
「44ひきのねこ」
6×7 42の猫が尻尾を組み、あまった2匹は... というフレーズ
「ドラキュラのうた」
もちろん、最後のフレーズですね。
ドラドラキュッキュツ... ちゃんと覚えていると思っていたら
この記事を書くのに検索したところ、
ドラキュラキュッキュツ... だったことが発覚。
他の曲の覚えている曲もそんなところが、いっぱいありそうです。
今度さらっておきましょう。
データ部のある階からは見えないのですが、高層階からは東京スカイツリーが見えます。
10階の会議室から撮影しました。
打ち合せで使ったりすると、「おぉ、今日は見えるね。」なんて眺めてから会議が始まります。
本日は週刊新刊全点案内2081号の発行日です。
掲載件数は1128件でした。
*こんな本がありました*
アリになった数学者
文:森田真生
絵:脇阪克二
福音館書店(2018.10)
今週はどんな本があったかなと、棚に並ぶ本の背を眺めていてなんとなく目に留まったタイトル。
軽い気持ちで手に取ってぱらぱらとページをめくってみたら小さなアリの広大な数の世界に迷い込みました。
人間にとっての数や世界の見え方とアリたちにとっての見え方はまったく異なることにはっとさせられます。
私たちが普段当たり前のように使っている数字。
だが実のところ「1」や「3」そのものはこの世界には存在しない。
その概念を理解することは果たしてできるのか。数の不可思議さをそっと投げかけてくる、流れるような文体の美しさ、心地よさと絵本の色彩もまた瑞々しい感性を呼び覚ましてくれます。
過去の学校生活の中ですっかり数学に対して苦手意識を持ってしまった自分も、そういえばもっと昔、子ども向けに図解された三平方の定理やメビウスの輪だとか、たまごが先かにわとりが先か・・といった命題をあつかった数学の本にわくわくした記憶をふっと思い出しました。
子どもの頃にこんな本に出会っていればまたちょっとものの捉え方が変わったのかも、と思いながら大人になった今でも少し世界が違って見える感覚を覚え、新鮮でした。
10月30日~11月1日、パシフィコ横浜にて開催されます第20回図書館総合展。TRCは今年も出展いたします!
TRCブース内では様々なプレゼンテーションやワークショップを予定していますので、ぜひ弊社HPをチェックしてみてください。
本日はその中からデータ部主催のワークショップを2種類ご紹介します。
1 <ワークショップ>見つかる、見つけるTRC MARC検索体験
図書館専用ポータルサイトTOOLiを使用し、クイズに挑戦!
「こんな本を探したい」という、図書館現場で実際に訊かれそうな問題を解いていただきながら、TRC MARCの特長や資料検索のコツをご紹介いたします。
普段データ部ログをお読みいただいている皆様には簡単かも?
ぜひ腕試しにお越しください!
2 <ワークショップ>あなたの図書館に本が届くまで~やってみよう!目録&装備~
全国の図書館に本をお届けする前にTRCが行っている業務をプチ体験していただくワークショップです。
まずはデータ部が日々行っているTRC MARC作成業務。
こちらは目録の原点である目録カードへの記録で体験していただきます。(本当は私たちがいつも使用しているシステムで体験していただきたいところですが、それは無理なので泣く泣く断念。)
作成した目録カードを元に図書に背ラベルを貼付し、ご希望の方はそのままフィルムコート掛け講座へ。
TRC MARCが、背ラベルや図書館の配架に密接に関わっていることを体感していただけると思います。
※目録作成をし、背ラベルを貼付するための本を1冊ご持参いただきます。
なお、どちらのワークショップも【完全予約制】となっております。
ご予約はこちらから、お早目に。
その他のプレゼンテーション、ワークショップの詳細も同じページからご覧いただけます。
TRCを身近に感じていただけるまたとない機会、皆様のご来場を心よりお待ちしております!
やっと秋らしくなりました。
台風25号が接近中のつかの間の晴れに、
布団を干したかった、と思いながら窓から夕陽を見るばかり。
今月の雑記のテーマは「音楽思い出の一枚」。
もはや、一曲ずつネット配信で好きな音楽を聴ける時代。
もうすぐ「一枚」という数え方も過去のものとなるのかもしれません。
とはいえ、私は「レコード」「カセットテープ」「CD」と、一通り経験してきた世代。
自分のお金で初めて買ったのは、レコードでした。
小学校の頃、音楽クラブに所属していたのですが、音楽の先生が非常にやる気のある方で、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスと、弦楽器がそろっていました。
わたしは先生の指示でバイオリン担当だったのですが、なぜか「大きい楽器の方がかっこいい」という思い込みがあり、せめてチェロがやりたかったと不満たらたらでした。
しかし現金なもので、続けていくうちに「バイオリンはほぼメロディーだし、伴奏のチェロとかコントラバスよりこっちで良かった」と思うようになるのですが。
そんな小学生だったので、初めて買ったレコードも、ポップスとか歌謡曲とかではなく、クラシックでした。
ヴィヴァルディ作曲の「四季」です。
これはさすがに難しくて、小学校の音楽クラブではとても演奏できる曲ではなかったのですが、初めて聞いたときにものすごく心に響いて、個人的にもっと聴きたいと思い、お小遣いをはたいて購入しました。
でも、このレコードを家で聴いた記憶はあまりなく...。
どうやら、買ってしまうとそれで満足して、興味をなくしてしまうタイプのようです。
そのあと、音楽クラブがきっかけで中学では吹奏楽部に入るのですが、バイオリンはそのままやめてしまいました。
今思うと、ちょっともったいなかったような気もするので、いつかまた再チャレンジしてもいいなあと思ったりしています。
本日は週刊新刊全点案内2080号の発行日です。
掲載件数は1280件でした。
今月の表紙はこちら。
大輪の菊を一輪、ポンと描きました。
菊の花といえば
昔、地元の松本城の庭で開催される菊花展を、大人に連れられて見に行ったのを思い出します。
各賞の札の付いた中でも「金賞」の札を付けた鉢の花は、「ひときわ誇らしげに咲いているな!」と子供心にも思いました。
大輪の菊の花期は、10月の中旬~11月の下旬くらいまでらしく
11月に描いてもよかったのですが、先取りで! (Juriさん)
*こんな本がありました*
「アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました」
パソコンが私の日常に入りこんできたのは大学時代のこと。
未だにデジタルなものは得意ではなく、アプリひとつダウンロードするのにも緊張してしまいます。
ネットでの出会いというとつい「ちょっと怪しいんじゃ...」と構えてしまうのですが、同じように感じていた著者の方も最初はアプリでの婚活に抵抗があったよう。
そんな彼女がお見合いアプリに登録し結婚相手を見つけるまでを、実体験に基づいて漫画と文章で綴られています。
こちらの件名、「結婚相談所」と「モバイルアプリ」となっています。
珍しい組み合わせだなと思いましたが、「結婚相談所」と「インターネット」の組み合わせも数件ありました。
婚活の進化を感じます。
明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
今月の新設件名は「訪問看護ステーション」の1件でした。
もっと早くに作成しておくべきだったかと思いますが、「訪問看護」の件名があったこともありこのタイミングとなってしまいました。
件名の新設は、新しい概念が出てきて、関連書が何冊か出て、用語や定義が定まったタイミングで行っていけるとよいのですが、時には遅くなってしまったり、あるいはちょっとフライング気味でその後失速してしまったり(とはいえ一時期は注目された概念なのだから件名にする意味はあるのですが)、かなり概念が重なるけれども微妙に異なる用語が次々に登場したり...となかなか難しいです。
近年作ったなかで、あの件名はいま...とつらつら思いだしてみました。
「電動アシスト自転車」
2013年に新設しましたが、電動アシスト自転車を専門に扱った図書は2016年が最後でした。商品がすっかり普及して、もう普通の自転車の一部となっているのでしょう。
「薪ストーブ」
2015年に新設。こちらは毎年継続して図書が出ていますが、今年はまだ1件です。オンシーズンはこれからでしょうか。そういえば去年実家に帰ったら突然ストーブ(薪ではなくペレットを燃やすタイプ)が導入されていてびっくりしました。
「ハラル」
2016年に新設。こちらも継続して図書がありますが、2014年の刊行が一番多かったですね。注目を集めた時期だったのでしょう。一時期はハラル対応のレストランがオープンしたニュースなどよく見た気がします。
「アントレプレナーシップ」
2017年に新設。起業家精神、ってなんだかモヤッとした言葉だなぁ...と思っていましたが、あっというまに定着した感があります。
ここ数年で気になっているのは、いつか「フィルムカメラ」を作るべきかどうか。「カメラ」「デジタルカメラ」は件名としてありますが、今となっては「フィルム~」の方が珍しくなり、フィルムカメラを使ってみようといった本をちらほら見かけます。「まず、フィルムカメラにはフィルムを入れる必要があります」という説明から始まっていて、フィルム世代(?)としては驚愕。でもまぁそうなるか...。フィルムのプラスチックケースは500円玉を貯めるのにちょうどよかったねぇ、なんて話題で同世代と盛り上がりました。