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2018年11月 アーカイブ

2018年11月29日

秋の東京名所~明治神宮外苑~

こんにちは、典拠班の望月です。
今月の雑記テーマは秋の東京名所。ラストにご紹介するのは神宮外苑のいちょう並木です。

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いまさら紹介する必要もないくらい有名なスポット。

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どこまでも続くようないちょうの木々と奥に見える洋風建築が日本じゃない風景みたいで、たぶんドラマのロケ地なんかにもなっているんじゃないでしょうか。
(撮影したのが10月下旬なので、まだ黄色くなってません)

なぜこの場所に訪れるようになったのか。それもたびたび。

実は、都内にあるラグビー専用の球技場として有名な「秩父宮ラグビー場」の裏(といっていいのかな?バックスタンド側です)の出入り口が、この並木道の中にあるからなんですね。

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ラグビー場のメインスタンドから、いちょう並木を眺めてみました。
今頃の季節には、青々とした葉も黄色く染まり、空の青さに映えていることでしょう。

2018年11月28日

きょうのデータ部☆(11/28)

当社の1階入り口前には、小石川図書館の返却ポストがあります。
通勤通学途中の方が立ち寄って、図書館の本を返却する姿を時折目にします。
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ポストにはその時々のイベント案内が貼ってあるので、
お昼休みで外に出るときなど、ついつい気になって読んでいます。
面白そうなイベントもたくさん。

2018年11月27日

せいかつのしゅくだいのなぞ

今日は「週刊新刊全点案内」2088号の発行日です。
掲載件数は1199件でした。


*こんな本がありました*

「かぎ針で編むルナヘヴンリィの小さな花と実のブーケ」

中里華奈(著)
河出書房新社(2018.11)


昨日家に帰ると小1の娘が宿題をやっていました。「ママがいないとできない宿題なの!」とくってかかってきますが、私は早急に夕飯を作りたい。が、反論しても面倒になるだけなので、ひとまず大人しく座ると、それは家事を調べるせいかつのプリントでした。

「いえのしごと」「やっているひと」「どんなことをする」「どうおもったか」を2パターン書かせるようになっています。既にひとつは書き終え、ふたつめを書こうとしていました。

驚いたのはひとつめ。いえのしごと:あみもの、やっているひと:おかあさん、どんなことをする:はやくてすごい、どうおもったか:うれしい、と書いてあります......


確かに手芸は好きで学校で使う袋物などは楽しんで作りましたが、それは必要あってこそ。編み物なんて子どもが生まれて以来やっていません。一体なんのことを言っているのか?創作?でっちあげ?

おそらく先生は「ご飯を作る」や「洗濯をする」と答えさせ、家事をやってくれる人への感謝を促そうとしてくれたのでしょう。その目的からすると非常にトンチンカンですが、字は精一杯キレイに書いているし、半分終わっているし、やさしく諭す時間も余裕もありません。それに、なんか私(うそでも)褒められてるし。

結局、そのままとしました。


上にあげた本などは、小さいお花をレース編みで編んでアクセサリーを作るらしい。小さければ時間もかからなそうだし、気軽にとっかかれるかしら、なんて思ったのですが。そうだ、最近私は小さいものがすごく見えないのだった。うーん。

2018年11月26日

ADEAC秋の公開情報 その2

みなさま、こんにちは!先週に引き続きADEACの新規情報をお知らせしていきます。
今回は「ADEAC夏の公開情報」掲載以降に公開・更新された機関をいくつかピックアップしてご紹介します。

・『オーテピア高知図書館/オーテピア高知図書館 おためしデジタルギャラリー(図書館総合展2018フォーラムin高知 開催記念)』(9月21日新規公開)
今年7月に開館したオーテピア高知図書館の所蔵資料の一部を実験公開しています。
明治時代の市街図を現在の地図と重ね合わせる、年中行事を描く絵巻物を季節ごとに翻刻と一緒に閲覧できるようにするなど一工夫加えました。厳選された資料はどれも見ごたえ抜群です!

・『長柄町/長柄町デジタルアーカイブ』(10月5日追加公開)
「長柄横穴墓360度パノラマ画像」がコンテンツに追加されました。
ドローンによる360度パノラマ撮影で史跡の横穴墓とその周辺を記録し、ストリートビューのように、家に居ながらにして史跡を探訪することができます。遺跡保存の様子を映した動画を閲覧できる、横穴墓内の線刻画を高精細でじっくり鑑賞できるなどデジタルならではの工夫も満載です。

・『たましん地域文化財団/デジタルアーカイブ(旧:多摩のあゆみバックナンバー)』(11月12日追加公開)
多摩中央信用金庫(現・多摩信用金庫)が店頭で無料配布している地域誌『多摩のあゆみ』のバックナンバーを公開している機関です。今回の更新で新たに東京・多摩に関する地図・絵図やチラシといった所蔵資料がご覧いただけるようになりました。

・『岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所/和田家おぅらい』(11月3日追加公開)
世界中から人の訪れる白川郷の文化や伝統を発信するデジタルアーカイブです。
もともと英語に対応していたこちらのコンテンツですが、今回の更新で、対応言語に簡体字・繁体字・韓国語・タイ語が加わりました。デジタルアーカイブの多言語対応の例としてご覧ください。


今回紹介した以外にも、いくつかの機関がリニューアルや資料追加を行っています。ADEACのトップページに掲示される「新着情報」を見ると思わぬ発見があるかもしれません。

この先、年末から年度末にかけても新規公開が目白押しとなっています。大ボリュームでお届けする予定の次回更新もお楽しみに!

2018年11月22日

秋の東京名所~御茶ノ水~


今月の雑記のテーマは「秋の東京名所」です。

この時期、ほぼ毎年、行く場所があります。

御茶ノ水、というか、お茶の水橋です。

この時期、インフルエンザ予防接種を受けるのですが、私は出版健保会館(出版健康保険組合)で受けることが多く、
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅からお茶の水橋を渡って出版健保会館に行きます。

予防接種の往復のさい、神田川や、その周辺の紅葉が見られ、ほっとするひと時です。


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御茶ノ水に行くのは、昨年までは、確か10月下旬から11月上旬でしたが、
今年は、実は、このブログを書いている今日でした。

例年より時期が少し遅いので、どんな風景が見られるかな、と楽しみしていたのですが、残念ながら、小雨...。

お茶の水橋から聖橋方向は眺めがよかったのですが、何と工事中。


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なので、お茶の水橋から水道橋方向の写真を。


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来年は、また聖橋方向のよい眺めが見られるのでしょうか。

2018年11月30日

入りますか~MARCや検索の話 大きさ~

こんにちは
データ部新刊 中村由美です

 先日10数年ぶりに冷蔵庫を購入しました。
 通常ファミリータイプの少し大きめサイズとうたい文句のある冷蔵庫を選び、店員さんからの「設置場所は1階もしくはエレベーターのある2階以上ですか?」「搬入経路は確保されていますか?」という念押しに「普通の家の1階だしたぶん大丈夫です」と生返事。
 数日後「これからうかがいます」の連絡を受けて「そういえば」とカタログの詳細を見つつ玄関から設置場所までの経路の幅をはかって固まりました。微妙にアウトかも。
 ピンポンと来た配送の方に「すみません入らないかも。返品かも」と話すと、メジャー片手にキリリと「玄関は...無理かな、掃き出し窓は...いけますね」と力強い返事。段ボールを開梱し、押して引いて、ギリギリではありましたが無事設置されました。
 ありがとう 配送の方々! 次はちゃんと測ってから買いに行きますと反省。
 
 図書を選ぶ際にも、どのサイズの書架に収まるかは重要なポイントになりますよね。
MARCを作成する際、メジャーで大きさを測り記録します。家ではぬけてる私も会社に来ればメジャー片手にキリリと作業にあたります。
 
 目録規則では「2.5.3.2(記録の方法)大きさは外形の高さをセンチメートルの単位で,端数を切り上げて記録する。」となっており、大体19cmとなる判型の本でも、19.1mmあったら、20cmと記録します。
本には様々な大きさのものがありますので、
豆本のよう小さな本については、
 ・外形の高さが10cm未満のものは,センチメートルの単位で少数点以下1桁まで入力する。
縦に長い本や横に長い本については、
 ・縦長本(縦≧横×2),横長本(縦≦横)は,縦,横の長さを「×」印で結んで入力する。
等の規定に沿って、多様な大きさをイメージしやすいよう記録しています。

今後も正確な情報をお届けできるよう心してまいります。
TOOLiでは100cm以上ある本や9cm以下の本等、大きさで検索することもできますので、選書の際に是非ご活用ください。

2018年11月20日

空飛ぶ旅して国を知る

今日は「週刊新刊全点案内」2087号の発行日です。
掲載件数は1063件でした。

*こんな本がありました*


『ニルスのふしぎな旅』と日本人 スウェーデンの地理読本は何を伝えてきたのか

村山朝子(著)
新評論(2018.11)


この本を見かけて、私の頭の中には真っ先にかつてNHKで放映されていたアニメ、「ニルスのふしぎな旅」のオープニングソングが流れました。(年齢がバレる。)
ガチョウの背中に乗って、ガンの群れと一緒にラプランドを目指して旅を続ける...。毎週ワクワクしながら見ていたことを思い出します。
そういえば、アニメでしか見たことがなく、訳された物語を読んだことなかったな...そう思いながら、サブタイトルに目をやると、「スウェーデンの地理読本」と書いてあるではありませんか。え?「地理読本」?どういうこと?

そして初めて知りました。「ニルスのふしぎな旅」の作者は、スウェーデンを代表する女流作家、セルマ・ラーゲルレーヴ。彼女が、スウェーデンの国民学校教員協会からの依頼を受けて、国土理解を目的とした小学校で利用する「読本」として創作した物語が「ニルスのふしぎな旅」なんだそうです。
アニメのニルスを見てしばらくたった頃、おはなしの中の場所だと思っていたラプランドが実際にある地名だと知って驚いた記憶があるのですが、そもそもの成り立ちが「地理読本」なんだから、出てくる場所がすべて実在であることは当然のことだったんですね。


今年は、初めて「ニルスのふしぎな旅」が邦訳されてからちょうど100年だそうです。ちなみに、初邦訳時のタイトルは...
「飛行一寸法師」。絶妙!! 
こういう、大正時代くらいに無理矢理邦訳されたタイトル、大好きです。

2018年11月19日

ADEAC秋の公開情報 その1「WEB版 デジタル伊能図」

秋も深まる今日この頃、焼き芋や鍋物が恋しい気候になってきました。
さて、今週・来週の月曜日は、ADEAC秋の公開情報をお届けしていきます。
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今回ご紹介するのは、先月公開したばかりの『WEB版 デジタル伊能図』です!

今から約200年前、伊能忠敬とそのお弟子さんによって、科学的実測に基づく初めての日本地図「伊能図」が作られました。現在の地図と比べても見劣りしないといわれるほどの驚異的な正確さが有名ですね。今年は伊能忠敬没後200年ということもあり、TVで特集番組を見る機会も多くありました。
今回ご紹介する『WEB版 デジタル伊能図』も、伊能忠敬没後200年を記念して、株式会社河出書房新社と東京カートグラフィック株式会社が共同制作した「デジタル伊能図」(DVD版)」を元に、インターネットを介し利⽤できるようにしたものです。

このコンテンツでは、実際に全214枚の「伊能大図」と現在の地図(国土地理院の白地図・単色地図・標準地図・色別標高図・写真)を重ねて比較することができます。

充実した検索システムから見たい地域の伊能図を簡単に選択できて、拡大・縮小・回転は思いのまま!地図の透過率を操作して地形の変化を比べてみれば、見知った場所の思わぬ姿が浮かび上がります。
詳細に書き込まれた地図は、地名や町の様子の変遷を追うのにはもちろん、火山活動の有無などを読み取るのにも活用できる、貴重なデータの宝庫です!

また、このコンテンツがご提供するのは地図データだけではありません。
伊能忠敬は4600日余りに及ぶ測量の様子を「測量日記」(国宝)に几帳面に記録していました。『WEB版 デジタル伊能図』には、その書き下し文を全文フルテキスト化して掲載してあります。測量隊がいつ、どこを歩いて、どこに泊まったかを余すところなく伝えるこの記録を用いることで、測量隊の足跡を詳細に追うことができ、伊能忠敬が実際に測った道(測線)を地図上に表示することもできます。

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以上ご紹介したように伊能図の魅力を最大限引き出していただける「デジタル伊能図」ですが、ADEACの他のコンテンツと異なり有料でのご提供となります。
機能の一部を無料でご体験いただけるお試し版もご用意しておりますので、ぜひ一度お試しください!


来週は前回のお知らせから追加・更新されたADEACの掲載機関をご紹介します。

2018年11月16日

ことばあそび~分類・件名のおはなし・88~

データ部で作業をしている中で時折出会うのが、ちょっとした言葉遊びの絵本です。
意味はまったく違うのに、似た音のする言葉を繰り返すとなんだか無性に楽しくなる...
そんな時期があったのを思い出しました。

あみだだだ」

谷川 俊太郎(文)
福音館書店(2014.2)

楽しい言葉でも詩に件名は付けませんが、言葉遊びに関する本に件名を付与すると「言語遊戯」になります。NDC10版では807.9に分類されます。
「言語遊戯」にはその名の通り、言葉に関する遊びが該当します。早口言葉やしりとり、なぞなぞ、駄洒落も含まれます。
駄洒落ということはつまり...

オヤジギャグ200連発」

オヤジギャグ研究会(編)
PHP研究所(2011.11)

2011年に出版されたものですが、このような本がヒット。当然、件名は「言語遊戯」でした。
最初に目にした際は違和感を覚えましたが、駄洒落...ギャグ...冷静に考えたら納得できました。

言葉遊びは頭を使うため、脳の活性化にも良いとか。ここは一つクロスワードパズルからチャレンジしてみましょうか。

2018年11月21日

きょうのデータ部☆(11/21)番外編

先週、中国国家図書館から研修生の方が2名、TRCの見学にいらっしゃいました。
新座ブックナリーとデータ部、それからICの商材や、デジタル伊能図をはじめとするADEACを、1日がかりでじっくりたっぷりご覧いただきました。


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↑新座ブックナリーでは図書の装備も体験(背ラベルを貼っているところ)


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↑自動貸出機デモの様子


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↑「デジタル伊能図」で、今おふたりが滞在されている地点をチェック

当時から集落のようになっている土地だったことが判明!
河出書房新社・東京カートグラフィック/WEB版デジタル伊能図【お試し版】
(「デジタル伊能図」についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しております。)


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↑浮世絵に隠れた「船えもん」探しに挑戦

なかなか難しいです...!
船橋市西図書館 船橋市デジタルミュージアム「目利き番頭 船えもん」をさがそう


中国国家図書館の方がいらっしゃるのは、実は今年で3年目。
日販さんとの文化交流事業の一環として、毎年2名ずつ語学研修のためこの時期に来日されており、
日本の図書館事情にも関心をお持ちで、縁あって一昨年から学校の合間に見学にいらしてくださるようになったのでした。
後日、大和市立図書館とTRC八千代中央図書館にも見学に行かれる予定とのこと。

毎回とても熱心に話を聴いてくださるので、こちらもとても嬉しく、良い刺激をいただいております。
ご来社ありがとうございました。また次回もお待ちしております!

2018年11月14日

きょうのデータ部☆(11/14)

本日は気持ちのよい秋晴れのお天気でした。
今年は秋になっても暖かいなと感じていたのですが、最近はだんだんと朝晩に寒さを感じる気候になってきました。

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ちょうど道路を挟んで向かい側が工事中で更地になっているので、
2階からでも秋空がよく見えます。

2018年11月15日

秋の東京名所~六義園~

TRCデータ部のある文京区は緑が多いところですが、緑の多い公園の中でも、とりわけ目立つのが大名庭園です。

もちろん一番有名なのは東京ドームでお馴染みの小石川後楽園。
一番近い(徒歩30秒の教育の森公園の中の)のは占春園。

そのどちらも秋の趣はなかなかですが、今回はこちらをご紹介。

文京区本駒込の「六義園(りくぎえん)」。
お昼休みに行ってみました。教育の森公園のサイクルシェアリングのポートから自転車を借りて10分強で到着。

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六義園は柳澤吉保が徳川五代将軍綱吉に与えられた土地に7年をかけて造成したという大規模な庭園です。島に見立てた石が配置された大きな池を、起伏に富んだ小道が囲んでいます。途中に滝や東屋などもあり、どんどんと歩いていくと、今の季節でも一周でけっこう汗ばみます。


凝った庭園は季節ごとに素晴らしい景色を見せてくれます。
春は巨大なしだれ桜、初夏はつつじ、そして秋はもちろん紅葉!!

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例年桜と紅葉の季節は夜にライトアップのイベントがあり、
今年のライトアップは明後日から(詳しい情報はこちら

興味のある方はお出かけください。
異空間のような景色にワクワクすることうけあいです。

末筆ながら、こちらの六義園、
TRC MARCのマニュアルに、数字のカナ表記の例外として掲載されております。

2018年11月12日

今日は何の日~11月14日は埼玉県民の日~


日本には実にさまざまな「○○の日」があります。

今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)、本日は第3回目です。

今回は「今日は何の日」、ちょっと変化球。
明後日11月14日...この日は「埼玉県民の日」です。


先日コンビニでみかけた「埼玉県民手帳」。
そういえば、かつて岩手を旅した時も「岩手県民手帳」を見かけた気が...。

ちょうど今朝聞いていたラジオのニュースでも
県民手帳が秘かなブーム、と言っていました。


ということで、埼玉県民の私、
「埼玉県民手帳」を入手してみました。

スケジュール帳でありながら県の情報が充実。
埼玉県のシンボルや県歌、観光案内、各種統計資料...
けっこう盛りだくさんの内容です。


埼玉県民の日についても、もちろん記されています。


「明治4(1871)年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合を経て、
11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。
昭和46(1971)年に、それからちょうど100年目に当たるのを
記念して、11月14日を「県民の日」としました。」
(埼玉県民手帳2019より)


11月14日に決まったものとしては

県の蝶・ミドリシジミ、県の魚・ムサシトミヨは
埼玉県誕生120年を記念して平成3年11月14日に指定。

県の愛称「彩の国(さいのくに)」は、平成4年11月14日に選定。

県のマスコット「さいたまっち」は、平成26年11月14日に誕生。

「さいたまっち」...最近コバトンじゃないのがいると思ったら
新しく増えていたとは。
各地のマスコットなど実在しないものが本を書いたら...
という記事はこちらをご覧ください。


県民手帳ですから
県の偉人も紹介されています。

掲載されているのは

塙保己一(国学者)、渋沢栄一(実業家)、
荻野吟子(日本で最初の公認女性医師)、
本多静六(日本の公園の父)、
下総皖一(音楽家)。

そしてノーベル賞を受賞した埼玉県ゆかりの人として、大村智さん(北里大学特別栄誉教授)、梶田隆章さん(東京大学宇宙線研究所長)も。
(ノーベル賞受賞者の探し方、個人名典拠ファイルへの受賞情報の追加についてはそれぞれこちら→〔〕〔〕)

ここにご紹介した7人は すべて個人名典拠ファイルで検索が可能です。
「TOOLi」で是非お試しください。
また、大村智さんは、別名義(大村哲史)でも著作があります。
相互参照になっておりますので、ご活用ください。


2018年11月13日

さかさにすると...?

11/13は週刊新刊全点案内2086号の発行日です。
掲載件数は1096件でした。


みなさん、「アンビグラム」をご存知でしょうか。

アンビグラム【ambigram】文字を180度回転させたり鏡像にしたりするなどして見方を変えても、同じ語(あるいは異なる語)に読み取れるようにデザインすること。また、その文字や言葉。

(デジタル大辞泉より)


*こんな本がありました*

「つくろうよ!アンビグラム」

野村一晟(著)
飛鳥新社(2018.11)

最近よく広告などで見かけるようになりましたよね。
変わったフォントだな、と思って見ていると、実はひっくり返しても同じように読めたり、はたまた別の言葉になったり。
こちらの本はそんなアンビグラムの作品集...ではなく、作り方を教えてくれるハウツー本です。
アンビグラムってそんなに簡単に作れるものなの?と思いながらページをめくってみると、たしかに作り方は思っていたより簡単そうかも。

巻末には「アンビグラムにしやすいひらがな50音」も掲載。
各ひらがなをさかさにすると見える文字が一覧になっているので、ここから選ぶだけで簡単にアンビグラムを作れます。
美術が苦手だったわたしにはこの方法が精一杯ですが、絵に自信がある方は実際に書いてみるのも楽しそうです。

2018年11月 8日

秋の東京名所~鷲神社の酉の市~

今月の雑記のテーマは「秋の東京名所」です。

~鷲神社の酉の市~

おとりさま、とも言いますが「浅草 鷲神社」の酉の市です。


酉の市(酉の祭)は、鷲神社御祭神の御神慮を伺い、御神恩に感謝して、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁昌をお祈りするお祭です。<浅草 鷲神社HPより>


酉の市のポスターが目に入り出すと、もう11月か...と感じます。
先週の木曜日11月1日は一の酉でした。

酉の市と言えば、縁起物の熊手。
幼少期連れて来られればやっぱり言います
私「お母さん、小判が付いてる熊手欲しい」
母「あれは商売をしているお家が買うのよ~」
と言って何も買ってくれません←我が家はサラリーマン家庭
しかも屋台で売っているのは芋ばっかり。
(正しくは頭の芋と呼ばれる八頭。出世できるとか子宝に恵まれるなどの縁起物、と大人になって知りました)
子ども心には楽しい思い出が少ないお祭りでした...
大人になってから行くと商談成立の手締めが聞こえてくるだけでもわくわくするので
連れて行かれたタイミングが悪かったな、と
今となっては感じます。
母よ、あの時は盛大にふてくされてごめんなさい。

私もサラリーマンになり熊手は買えない大人になってしまった、と思っていましたが
先週行った知人によると、最近は商売繁盛の他にも
金運隆昌や恋愛成就の熊手もあるのだとか。

今年の酉の市、今後の予定は
11月13日(火) 二の酉
11月25日(日) 三の酉
午前0時から午後24時まで。

三の酉は日曜日!
私も福をかき込もうかな。

2018年11月 9日

世系のある人~典拠のはなし~

こんにちは。典拠・望月です。
先日、こちらの本が典拠班にやってきました。

著者は歌舞伎俳優の市川染五郎さん。この漢字の形で検索をすると、ファイルが二つヒットします。
一つめが市川/染五郎(6代目)、二つ目が市川/染五郎(7代目)

今回の本の著者紹介には、2018年1月、八代目市川染五郎を襲名、とあります。ということは、上記二人とは別の人。典拠ファイルを作成しなければなりません。

漢字形 市川/染五郎
カナ形 イチカワ,ソメゴロウ
標目限定語(専門、世系等) 8代目

歌舞伎のほかにも能楽、文楽、落語など古典芸能と呼ばれるジャンルには、代々継いでいく名前があります。そういう理由で出現した「同姓同名」は○代目、という言葉を用いて区別します。これを世系と呼んでいます。

ほかにも、こんな世系のある人も。

漢字形 木村/庄之助
カナ形 キムラ,ショウノスケ
標目限定語(専門、世系等) 36代目

...大相撲行司

漢字形 梅若/六郎
カナ形 ウメワカ,ロクロウ
標目限定語(専門、世系等) 56代目

...観世流能楽師

2018年11月 6日

子どもと本の出合う場所

本日は、週刊新刊全点案内2085号の発行日です。
掲載件数は1104件でした。
今月の表紙はこちら。

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イチョウの葉を2枚描きました。

国立駅南口のロータリーから続く通りにはそれは大きな銀杏の木が並んでいます。
紅葉の時期には駅からの道すがら、「これは!」と思う葉を2or3枚拾って帰って白い紙の上に並べてみたりする。
真っ黄色のただ奇麗なのよりも、少し茶色かったり、シミがあってまだらだったりするのが素敵・・・!

(Juriさん)


*こんな本がありました*

子ども文庫の100年

高橋 樹一郎(著)
みすず書房(2018.11)

幼い頃、実家の近くで知り合いのおばあさんが開く書道教室に通っていました。授業終わりに毎回もらえる飴をコロコロ舐めながら、おばあさんの自宅にあるたくさんの絵本を見せてもらうのが、楽しみで楽しみで。大好きだったあの空間も『子ども文庫』だったのだなと、この図書を見つけて懐かしい思い出がよみがえりました。

さまざままな本にふれることは、子どもがゆたかな感性を育むのに大きく力を発揮します。そのことを大人たちが昔からわかっていたからこそ、子ども文庫はあらゆる形で小さなひとたちの成長を見守ってきました。
日本における戦前・戦中・戦後の子ども文庫のありかたの変化や、児童文学者の石井桃子さんの影響によって全国に広まり、図書館へと受け継がれていった歴史など。
子どもが本と出合う機会を、懸命に模索してきた人たちの努力の一端にふれることができる一冊です。

2018年11月 7日

きょうのデータ部☆(11/7)番外編     「日販図書館選書センターのイベントへ」

 先日、データ部を飛び出して麹町にある「日販図書館選書センター」(以下、選書センター)にお邪魔してきました。目的は、児童文学作家・くすのきしげのり先生の講演会への参加です。

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 選書センターは、児童書を中心に30,000冊規模の見本を展示しており、本の現物を手に取って選書ができる、図書館にとって心強い施設です。それに加えて、講演会やセミナーなどの魅力的なイベントも開催されているんですね!

 子育て真っ只中の私の心に沁みる、とてもいいお話を聞かせていただきました。ご自分の絵本の読み聞かせもたくさんしてくださいました。日頃子どもたちに読み聞かせをすることがあってもしてもらうことはないので、ゆっくりじっくり聞き入ることができて、とても素敵な時間でした。


おかあしゃん。はぁい。

くすのきしげのり(さく)岡田千晶(え)
佼成出版社(2015.6)


おこだでませんように

くすのきしげのり(作)石井聖岳(絵)
小学館(2008.7)


あっ!みーつけたっ!!

くすのきしげのり(作)大島妙子(絵)
光村教育図書(2015.2)


ふくびき

くすのきしげのり(作)狩野富貴子(絵)
小学館(2010.12)


ぼくのジィちゃん

くすのきしげのり(作)吉田尚令(絵)
佼成出版社(2015.3)


ええたまいっちょう!
(えほんのぼうけん 80)

くすのきしげのり(作)吉田尚令(絵)
岩崎書店(2017.4)


Life

くすのきしげのり(作)松本春野(絵)
瑞雲舎(2015.3)


1冊めから涙線崩壊の私。でも、先生がおもしろいことを言って笑わせてくださるので、泣いたり笑ったり大忙しでした。

 選書センターに入ってすぐの一等地に、くすのき先生の作品がいっぱいの特設コーナーが。

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 くすのき先生ファンにはたまらない、ヒミツ大公開のパネル。
えーっ!!あの登場人物とこの登場人物はこんなふうにつながってたの?!!

 また来年、データ部の別のメンバーが選書センターを見学させていただく予定です。見学記はそのときに、ゆっくりと。

2018年11月 5日

ドライな事情?~新設件名のお知らせ2018年10月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

10月は8件の件名を新設しました。その中に「ドライアイス」があります。

もちろん、モクモクと煙を上げて跡形も残らず消えていくあの氷のことです。新設する前の件名には「二酸化炭素」を使っていました。
私がまだ小さい頃は、生菓子を買う時に保冷材としてよくもらっていた記憶があります。親に触っちゃだめだよ、と言われたのに、目の前の不思議な氷に好奇心が抑えられるはずもなく。明確な意思を以て触ってしまって、突然の痛みに思わず叫んでしまい怒られた思い出が...。

そんなドライアイス、最近は原料不足や需要の大きさのために供給が追い付かなくなっていることもある、という新聞記事を見つけました。
今年の夏は特に追いつかず、出荷制限もしていたとか。とても暑かったですからね。
ここ数年、渡される保冷材としてはあまり見かけなくなったなあと思っていたのですが、それらの影響もあるのでしょうか。
結構身近にあるものだと思っていましたが、その裏に様々な事情があるんだな...と件名から気付くきっかけになりました。

2018年11月 2日

ありがとうございました!図書館総合展

10月30日から昨日まで行われていました図書館総合展。
部ログでも何度かお知らせしていた通り、データ部もさまざまな形で参加させていただきました。
その様子をレポートいたします。


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こちらは、壁面展示に沿った内容のプレゼンテーションの様子です。「あなたの図書館に本が届くまで ~つなげる、ささえるTRC MARC~」と題した展示では、図書館に本をお届けするまでの弊社の業務をご紹介しました。


ワークショップにもたくさんの方が参加してくださいました。

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また、TRC MARC作成に欠かせない「データ部七つ道具」の展示や...

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TRC MARC検索をご体験いただけるコーナーも。

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弊社ブースにお越しいただいた皆様、並びにプレゼンテーションやワークショップにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

2018年11月 1日

秋の東京名所~末廣亭~


今日から11月。今月の雑記のテーマは「秋の東京名所」です。

~新宿末廣亭~

都内に4つある定席のうちのひとつです。
場所は新宿三丁目の駅から歩いてすぐ。
噺家さんの形をした末広通り商店会の目印もあります。
雰囲気のある建物が素敵。

ひと月を10日毎にわけた上席・中席・下席で、
出演者が変わる仕組みになっています。
落語はもちろん、講談やコント、紙切りや太神楽などの色物も。
上方の噺家さんが出られることもありますよ。
昼夜の入れ替えはなし。その気になれば一日中でもいられます。

そしてここは、18時以降は割引料金になるのです。
土曜日には深夜寄席なんていうのもあります。
秋の夜長にいかがでしょう。

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