おなじみの曲が聞こえてきそうなタイトルですが…。
私もよく「そうだ!」と思いつきで、週末1泊旅行を計画したりします。
土曜日の朝イチで出かけて、日曜日の夜、なるべく遅めに帰ってくる計画にすると、結構1泊だけでも楽しめるものですよ。オススメです。
1番すごかったのは、入社2~3年目のとき沖縄1泊というのをやりました。
若かったからできたことでしょうか…。
さて、本題。月末企画「MARCや検索のはなし」の第8弾です。
「京都、行こう!」と思いついたとき、新幹線・宿の手配と共に私がかかせないのがガイドブックの入手です。
図書館専用ポータルサイトTOOLiで京都のガイドブックを探そうと思ったら、まず考え付くのがタイトルに「京都」が含まれるものを検索してみることでしょう。
タイトルの部分一致検索で「京都」、それだと余分な京都の研究書などもひっかかってきてしまうので、資料形式で「旅行ガイド」を選択し、ガイドブックに絞り込みます。さらに、ガイドブックは新しいものでなくては意味がないので、まぁ去年くらいから刊行されたものに限定するとして出版年に2008を指定して、っと。これでバッチリなはず!
…だったのですが。
おやおや?京都のガイドブックが欲しかったのに、なぜか検索結果には「るるぶ東京 都バスで散歩」なんてものも出てきてしまっています。
みなさん、お気づきでしょうか…「~東京 都~」の中に「京都」が隠れていることに!
そこで、「東京都」のものを除いて京都のものだけを検索したいとき役に立つのが、「分かち書き」です。
先ほどの検索条件に、タイトル検索の一致条件を「わかち」にして、「きょうと」とかなで入力して検索してみます。
すると、無事検索結果は京都のものだけになりました!
MARC作成の際、例えば先ほどの「るるぶ東京 都バスで散歩」には、「ルルブ/トウキョウ/トバス/デ/サンポ」と、単語ごとにスラッシュで区切った形でカナヨミを付与しています。
「京都散歩マップ」には、「キョウト/サンポ/マップ」と入力されています。
この区切られた一区画ごとを検索できるのが「わかち」検索です。
これを利用すると、「ブタ」が出てくる本を検索しようとしたときに
・ 「ブレヒト音楽と舞台」
・ 「ブータン 星と大地の暮らし」
・ 「空飛ぶタイヤ」
といったタイトルの本が検索されてしまうことが防げるのです!
(それぞれどこに「ブタ」が隠れているかわかりますか?)
いつもの検索にちょっとひと手間加えてみると、自分の望む検索結果を的確に得ることができたりします。
ぜひ活用してみてください。