きょうのデータ部☆(3/31)
今日で3月も終わり!なんて早い!!
跡見学園の桜が、やっと6~7分咲き。それにしても寒いです。
今日で3月も終わり!なんて早い!!
跡見学園の桜が、やっと6~7分咲き。それにしても寒いです。
本日は、「週刊新刊全点案内」1662号の発行日です。
掲載件数は、1708点でした。
*こんな本がありました*
今週号の目玉は、なんといってもこれです。
自分やお子さんの進路相談やらなにやらで、お世話になったという方も多いのでは?(先日の記事にもありましたね)
そう、2003年に出版され一世を風靡した「13歳のハローワーク」の改訂版が、満を持しての登場です。
特に「13歳の進路」では、中学校卒業以降の進路にスポットを当てています。
なりたいものはあっても、意外と分からないのが「どうやってなるか」なんですよね。高校生・大学生向けの、企業による特別寄稿も充実です。
お仕事つながりで、こんな本もありました。
子どもが自分の親の仕事を自慢する、という形で8種類のお仕事が紹介されています。
と、これまでは正統派のお仕事紹介本でした。
ところが今週号には、真逆のトンデモお仕事を紹介した本も…。
こんにちは。AV(録音・映像資料)の山老です。
AVではCDの目録を作成する時、扱いやすい枚数(10枚前後)を箱に入れて作業をしています。
CDたちの外見はさして変わらず。
通常の1枚入りケース
ちょっと厚めのケースに入った複数枚組
紙ジャケットに入ったもの
薄めのスリムケースに入ったシングルCD
何枚かのケースがまとめて厚紙製の箱に入れられたセット物
種類はこの位です。
最後のセット物は見るからに「やや、こいつには手間取るかもしれぬ」と最初から警戒心が働くのですが、2枚組かな?程度の厚みのケースに「(クラシックなんとかベスト)100」とかついているのを見た時には、一瞬固まります。ベストですから、収録曲が多いのです。収録曲が多ければ、内容細目ファイルの入力やチェックにもそれなりに時間がかかります。
自分が選んで聴くことを考えると、多くの人々に長年愛されてきた名曲の数々をぎゅっと凝縮したベスト盤は、なんてお得なんだ!!と喜んで買ってしまいたくなりますが、MARCを作るとなると・・・。いや、ひるむヒマがあったらせっせと入力しなくてはなりません。
さて今年はショパンの生誕200周年だそうで、ベスト盤がいくつか入ってきています。
ここ2ヶ月でこんなものがありました。
「エヴリデイ ショパン」7枚組(10901629~10901635)
「I・ラブ・ショパン」(ラブはハートマーク)
映画編(10900690)
フィギュア・スケート編(10900691)
CM・ドラマ編(10900692)
「ベスト・オブ・ショパン100」6枚組(10901609)
幸い、ショパンは曲数が多くても、
ワルツ第○番変△長調作品□
ピアノ協奏曲第○番△短調作品□
ノクターン第○番変△短調作品□
なんてタイトルが多いので、入力・チェックはしやすくて、少し助かります。
月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」
今回は、出版年月について取り上げたいと思います。
出版年月は、西暦の年を表す数字と月を表す数字の間に「.」を入れた形で、入力するのは月まで、日にちは採用しません。
新刊で作成している図書は「新刊書籍」です。なので、今週作成しているMARCなら、当然出版年月は「2010.3」のはず…とは限りません。
出版年月は奥付に記載されている発行年月から採用するのですが、同じときに出版される図書であっても、ものによって表記は結構いろいろなのです。
3/23発行の週刊新刊全点案内1661号を見てみると、「2010.4」のものがあったりします。まだ3月なのに。
昨年最終号の12/22発行1649号では、「2010.1」「2010.2」なんていう、翌年の本までありました。
出版年月には、もうひとつ刷の出版年月という項目があります。
新刊では原則初刷の図書からMARCを作成しますので、あまり使用することはないのですが、刷違いでも新刊MARCを作成する旅行ガイドブックなどでは、この項目を使用することもあります。
1661号では、ことりっぷシリーズの「鎌倉」「東京」がそうでした。
この「鎌倉」は7刷の図書なので、出版年月は刷の出版年月の項目に入力します。何刷かわかるように、刷次の項目には「7刷」を入れます。
刷次 7刷
刷の出版年月 2010.1
初刷の出版年月も図書にある場合には、両方とも入力します。
刷次 7刷
初刷の出版年月 2009.3
刷の出版年月 2010.1
こんにちは、典拠・斉藤です。
子どものお気に入り・その3までは小学生でしたが、
今日は、少し年齢が高くなります。
やっと高校受験も終わり、ルンルン気分で、新学期を待つ娘。
未だ読書家には育っておりません。
保育園の頃、仲良くなったお友達には、
絵本をひらくなり、音読する子もいましたが、
人それぞれ…と自分に言い聞かせ、
就寝前の読み聞かせは、小学校高学年まで続きました。
(最後はもっぱら聞き役に)
小さい頃のお気に入りはこちら
虫が好きだったわけでもないのですが、そらよみするほどに…。 虫たちのワイワイ愉しそうな、 やなぎむらの「ほたるホテル」の、 くふうを凝らした様々な草のベット、 ホタルの飛び交う夜景に、行ってみたい!と思ったのかもしれません。その後、小学校6年生頃に二人で眺めたこちらが最後でしょうか。
今年、改訂版「新13歳のハローワーク」も発行されています。
今日は冷たい雨です。
実は「御茶ノ水」にない、「お茶の水女子大学」も会社のすぐ近くです。
もうすぐ悠仁さまが入られる、附属幼稚園もあります。
本日は、「週刊新刊全点案内」1661号の発行日です。
掲載件数は、1555点でした。
昔にくらべ、明るいイメージになったせいでしょうか、鉄道ファンを公言する人が増えました。そんななか、女性の鉄道ファンもひそかなブーム!
「鉄子」「鉄女」などなどと称されるそうですが、私はどうしても、「トットちゃん」(漢字は違いますが)や「元・英国首相」を思い浮かべてしまいます。
そこで、今週号から鉄道関係&女性をテーマにピックアップしてみました。
まずは、食べテツ評論家荷宮和子さんの情熱の「食べまくり」コラム。『朝日新聞』beに連載されていました。鉄道関連の食べ物、しかもあっと驚くB級グルメ情報の数々が楽しめます。
アテンダントは飛行機内だけじゃありません。次は、新幹線アテンダントの新刊を紹介。
JR東日本の売上げナンバー1の茂木久美子さんのヒミツに迫ります。
きりっとしたお仕事スタイルだけでなく、イマドキ女子っぽいプライベート写真も載っています。
車内販売はいわゆる「ひとつの店」と同じ感覚で、新幹線アテンダントたちは各自で仕入等を管理しているそう。自らの裁量で切り盛りしていく姿は商売の基本を見るようで面白いです。
分類や件名について分類部署メンバーが自由に語る、月一回の企画記事「分類・件名のおはなし」。
今回はNDC5類[技術] に注目し、その中の自動車工学(537)をとりあげます。
わたしたちが普段乗るクルマのうち、「エコカー」といわれ減税だ補助金だと騒がれているハイブリッドカーや電気自動車などは、外から見れば昔ながらの自動車とほとんど区別できないのですが、それぞれ別の分類に収めます。
それは動力源が違うからです。537.2[自動車機関]の下はこのようになっています。
537.2 自動車機関
.22 ガソリンエンジン
.23 ディーゼルエンジン
.24 ガスエンジン
.25 電気自動車
.26 蒸気自動車
………
電気自動車は、100%充電した電気を動力源としますので、537.25に収めます。一方、ハイブリッドカーは、走行中に発電した電気エネルギーとガソリンエンジンによる駆動力とを併用します。NDC9版が刊行された当時、こうしたエンジンは想定外だったものと思われ、項目がありません。TRCでは537.2に収めています。
去年1年間で一番売れた車種が、ハイブリッドカーのプリウスだったと聞きました。発売されてもう10年以上になるのだそうですが、たしかに去年あたりから、町で見かけるのが急に増えたように思います。あと10年もしたら、もしかしたらガソリンやディーゼルだけで動く車の方が珍しくなっているかも知れません。
「子どものお気に入り」3回目は、図書館蔵書の渡辺が担当します。
わが家は、小学1年生と3年生の姉妹です。
小学生になると子どもたちが選ぶ本が、絵本から挿絵が少なめの児童書へと変わってきました。
絵がたくさんある本は、赤ちゃんぽいと思い始めたみたいです(笑)
私は、もう少し絵本の世界を一緒に楽しみたかったので残念なのですが、成長したということですよね。
とはいえ、次女が学校の図書室から借りてくるものといえば
かいけつゾロリのシリーズや、歴史・伝記の学習漫画、ひみつシリーズなど、半分は漫画という本が多いです。
1年生には、ぜーんぶ字というのはハードルが高いのかもしれません。
夜、寝る前の読み聞かせタイムに読むものも少し大人っぽく?なってきました。
「長くつ下のピッピ」や「おばけ美術館シリーズ」などの物語を少しずつ読んでいきます。
続きが気になるけれど、1日1章がお約束。
そんな我家で今人気の本はこちら
ひらがなだいぼうけん
宮下すずかさく みやざきひろかずえ
偕成社(2008.11)
リーダー格の「あ」、ちょっとでしゃばりな「は」など、本の中のひらがなたちが活躍するお話が3つ入っています。
けんかをしたはずみで、字がひっくりかえったり、逆さまになって読めなくなってしまったり
「゛」や「゜」が飛んでいってしまい、文の意味がつながらなくなったり。
自分の国語のノートにも、日々似たようなことが起こっている次女などは特に気に入ったようです。
ひらがなを覚えたての子たちにぴったりのこの本
姉妹編に「カタカナダイボウケン」があります。
本日の新刊入荷は500冊を軽くオーバー。
登録作業だけでも大変です。
まだしばらくしんどいですが、急ぎつつ慎重に、頑張ります。
ご近所、跡見学園の桜です。
来週には開いてるかな。
本日は「週刊新刊全点案内」1660号の発行日です。
掲載件数は、1496件でした。
外国人に「ほったいもいじるな」と言うと「What time is it now?」に聞こえる―昔、そんな名前のアイスがあったような。アイスの名前は「いじるな」ではなく「いじくるな」だったように記憶しているのですが、確かではありません。当時小学生だった私は、英語の宿題をしている中学生の姉に向かって「ほったいもいじくるな~」と語尾を疑問文っぽく上げて連呼していた覚えがあります。
これとは逆の置き換えを試みているのがこちらの本。
「ほったいもいじるな 外国人に、声に出して読んでもらいたい日本語」
日本語:前代未聞
変 換:Then die, me moan.
再翻訳:そして、死んでください、私うなります。
意 味:今までまだ一度も聞いたことがないような、変わった珍しい事。
Then die, me moan. ゼンダーイ、ミーモーン。英語らしく発音すればするほど、日本語がうまくない外国人のよう。こんな感じの変換が延々と続いていきます。この本にはさらにプロの通訳の方が吹き込んだCDまで付いているのです! 聞きたい、プロの発音する「ゼンダーイ、ミーモーン」が聞きたい!! おバカだけどとても気になる一冊でした。
こんにちは。新刊目録の望月です。
今月お送りしている、「子どものお気に入り」(その1、その2)。
読んでいると、思わず目頭が熱くなるような、本と子どもさんのエピソードたちです。
今日はその番外編(?)。
甥っ子に絵本を読み聞かせてきたおはなしです。
先日、3歳になる甥っ子と、89歳になる祖母(甥っ子にとっては曾祖母)の合同誕生日会があったので、実家に遊びに行きました。
甥っ子へのプレゼントはこちら。
2歳の誕生日にあげた「わにわにのおふろ」が好評だったので、今年も「わにわに」にしたのです。しかも最新刊!
表紙のわにわにに大興奮の甥っ子。さっそく読んであげることにしましたが、わたしもはじめて読んだので、ページを飛ばしてしまったり、なかなか難しかったです。
読み終わった途端、「もういっかい!」と言われて、結局3回連続読むことになったり。
でも、怪我したわにわにが自分で薬を塗っている場面で、「わにわに怪我しちゃったねえ。あっくん(甥っ子)も、薬塗ってあげようか」と声掛けしたら、すなおに薬をぬりぬりしてあげて、そのあとは何も言わなくても、その場面がくると、人差し指でやさしく塗ってあげて、そのかわいらしさにきゅんとしちゃいました(笑)
そのやさしさはなくさないでほしいと思いつつ、ひとたび剣を握ると正義の味方、なりきりシンケンジャーに変身して大暴れする甥っ子。春からは幼稚園生です!
落語家の三遊亭楽太郎さんが6代目三遊亭円楽を襲名した、というニュースが先日ありました。
円楽さんといって、私の頭にぱっと思い浮かぶのはまだ先代の顔ですが、そのうちに、だんだん馴染んでくるのでしょうね。
さて、ここでなぞかけを。
「襲名披露」とかけまして、「いずれ仕事が増える」とときます。
そのこころは...「典拠ファイルの新規作成および相互参照が必要です」。
今後、楽太郎さんが著すものは「三遊亭円楽著」となるわけで、こちらの名前で書いた本が出たら、
① 「三遊亭円楽」で新たに典拠ファイルを作成
② その典拠ファイルと、これまでの名前「三遊亭楽太郎」の典拠ファイルを相互参照にする
という仕事をします。
①の仕事で注意する点は、先代の円楽さんと混同しないように統一形を整えること。
昨年亡くなった円楽さんは5代目、今回襲名した円楽さんは6代目。この「何代目」という部分がポイントなのです。
5代目円楽さんの典拠ファイルはこうなっています。
漢字形 三遊亭/円楽
カナ形 サンユウテイ,エンラク
標目限定語(専門、世系等) 5代目
同名異人が出現したとき、生没年や専門分野で区別しているということは以前にもお話しましたが、落語家や歌舞伎俳優のように代々継いでいく名前の場合は、○代目という言葉(これを世系とよんでいます)で区別しています。今回襲名した円楽さんの典拠ファイルを作成するときは、標目限定語に「6代目」と入れることになります。
②の仕事をすることで、別の名前の情報を得ることができます。襲名前の名前しか覚えていなくても、あるいは今の名前しか知らなくてもこれで大丈夫です。
相互参照の検索は、知らなかった名前の発見もあって楽しめます。TRCの図書館専用ポータルサイト「TOOLi」の典拠検索画面で、ぜひお試しください。
子どもをもつデータ部メンバーが子どものお気に入りを紹介する、3月木曜の雑記コーナー。2回目の今日は新刊目録・室塚が担当いたします。子どもはふたり、6歳と4歳の娘です。
我が家の読み聞かせタイムは夜、寝る前。部屋の電気を消して枕もとの電気スタンドを点けると、娘たちはいそいそと本棚から「今日の一冊」を取って布団に入ります。10時前なら長い本でも可、11時を過ぎるとすぐに読み終わる赤ちゃん絵本しか選べないことにしています。めったにないのですが、9時までに布団に入ったときのみ選べる、とっておきの一冊があります。
なぜ9時なのか、それはこの本の内容のせい。ページをめくると「かんかんかんかん」「しゅっしゅっしゅっ」「ぴいいいいいい」といった具合に擬音語しかないのです。片っ端から読んでいくと娘たちは大興奮なのですが、読み手の意識はだんだんと遠くなり、最後は本を顔の上に落として夢の中へ…。読むのは大変ですが、姉にとっても妹にとってもこの本は共通のお気に入りです。
年齢のせいなのか、性格のせいなのか、好みに差が出ることもあります。
ゆうべの雪はすごかった!
ですが、今日の茗荷谷は雪の気配などどこにもなく。
会社のご近所です。
高層マンションの向かいは、こんな風になってます。
同潤会大塚女子アパートの跡地。
何年も前に取り壊されてから、ずっと空き地のままです。
もったいない。
日本初の職業婦人専用アパートということで、
建築史や女性史からみても貴重だったようですね。
先日、この建物の本のMARCを作りました。
本日は、「週刊新刊全点案内」1659号の発行日です。
掲載件数は、1477点でした。
*こんな本がありました*
今週号をめくっていただくと、眼をひくのがこちら。
終戦の翌年に創刊された児童雑誌『赤とんぼ』の復刻版です。
分売不可で全32巻!の大きなセット。
新刊案内では8頁にわたっての掲載となりました。
収録作品の豊富さももちろんですが、毎号の編集後記が泣けるのです。
戦後のモノのない時代に児童文学に託した期待と夢がすばらしい…。
原装での復刻で、表紙も毎号ちがうので、面展示できたら壮観だろうなぁと思います。
こんにちは、図書館蔵書小松です。
この週末は、また季節が戻ってしまったように寒かったですね。
図書館蔵書は、年度末の繁忙期のため、このところ毎日大量の本が動いています。
図書館からお預かりする本の内容はいろいろです。新規にTRC MARCを作成するものが大半ですが、すでにTRC MARCのあるもの(ヒットと呼んでいます)や、今まさに新刊目録や図書館蔵書で作成中のものもあります。
中にはTRC MARCを作成する対象ではないものもあります。
たとえばこの本。
和装の図書は、TRC MARCの作成対象ですが・・・、
~~ MARCで探そうQ&A 第5回 ~~
Q:一昨年放送されたドラマ「ラブレター」の小説を読みたいのですが…
小豆島を舞台にしたテレビドラマ「ラブレター」(2008~2009年TBS系列)を小説化した図書をお探しのようです。正式なタイトルも著者も出版社もあやふやとのこと…。こういうケースは多いものです。また、本当にノベライズされているかどうかわからないけど、そういう図書があったら読みたいという場合もありますよね。
さて、どうやって検索すればよいのでしょうか。
タイトル部分一致もしくはキーワード検索「ラブレター」&分類[NDC]913.6(近代の日本語文学「小説」の分類)で複合検索し、一件ずつ内容紹介文で中身を確認していくのも一つの手ですが、なにぶん件数が多いので大変。もっと効率的な方法があるはず!
ヒント:資料形式を活用します
ここでおさらい:
TRC MARC/Tタイプには「資料形式」という項目があります。
この資料形式を分類や件名、タイトル検索と組み合わせることで目的の本を効率よく探し出すことができます。
詳しくは→「資料形式で遊ぶ ~MARCや検索のはなし」
A:
今回は資料形式コードのひとつ、「ノベライズ」を使います。
【MARCマメ知識】
資料形式「ノベライズ」は映画、テレビドラマ、漫画、ゲームなどを小説化したものに付与しています。
では、実際にTOOLiで検索してみましょう。
→ タイトル項目に部分一致で「ラブレター」と入力 and 資料形式欄に「ノベライズ」をセット
→ 結果2件ヒット。
内容紹介文を確認すると、そのうちの1件の児童書に、「美しい小豆島を舞台にした、純粋で切ない恋の物語~…愛の劇場40周年記念番組のノベライズ」という記述があり。
どうやら、この本がお探しのテレビドラマのノベライズと判断してよさそうです。
3月の木曜日の雑記は4回に渡り、子どもをもつデータ部メンバーが子どものお気に入りを紹介します。絵本やヤングノベルなど、やや個人的ではありますが、お楽しみいただければと思います。
第1回はAV(録音・映像資料)の山老から。
子どもは4歳と1歳半の男の子です。
「ラヴ・ユー・フォーエバー(01052904)」という絵本をご存知でしょうか?
これは長男の出産祝にもらった絵本なのですが、アメリカのベストセラーだそうです。箱入り、CD付き、という装丁から、当時私は「大人向け」と即判断。自分のための時間はない日々だったので、もらって久しく開きませんでした。ずいぶん経ったある日、そういえば…と軽い気持ちで開いてみると、なんとなんと。みるみる号泣です。
MARCの内容紹介はこうです。
「お母さんは子どもをだっこしながら歌います。〈アイ・ラブ・ユーどんなときも〉子どもが大きくなって、9さいになり、ティーンエイジャーになっても…。親子の愛情のきずなを静かに語る絵本。」(初版のMARC 97039228から)
無垢な赤ちゃんはすぐに大きくなり、散らかされ、反抗され、体もどんどん大きくなって抱っこしきれないほどに。それでも、いつまでも、かつて自分から生まれた小さな赤ちゃんだったことは変わらない…。
産んではみたものの思うようにならない子どもとの日々に疲れ果てていた私は、お腹にいた時の純粋にいとおしい気持ちに、首根っこをつかまれてぎゅーっと引き戻されるような気がしました。
さて、これを上の息子が読んでくれともってきました。3歳を過ぎた頃のことです。「絵本だけど子どもには面白いかな?」と思いつつ読むと、なんとこちらもぽろぽろ。私が驚いていると「ママ、おばあちゃんにならないでね」。どうやら絵本の子どもに自分を重ねて、母親が年老いることを悲しんだようです。ついこの間生まれたと思っていたのに、もうそんなことを考えるのかとしみじみ。しかしその後「おばさんにもならないでね。ずっと可愛くしてね。髪の毛はリボンでしばってね。シャツはピンクにしてね。ズボンもね。それから・・・」と続きました。全身ピンクは恥ずかしいのでイヤだけど、そう言うともっと泣くので大人しく了承し続けています。
毎回涙ぐむくせに、思い出したように何度もせがまれるのです。
会社のご近所を撮ってみました。
駅から徒歩10秒のところに建設中のマンション。
完成すると、高さ文京区一になるみたいです。
私が入社したころは、茗荷谷駅の周りはまだ
昭和っぽい建物がちらほらあったのですが。
だいぶん風景も変わってきました。
本日は、「週刊新刊全点案内」1658号の発行日です。
掲載件数は、1768点でした。
春の暖かい風が吹いていそうな、3月の表紙です。
ふろしきの中身はお弁当でしょうか。ピクニックに行きたくなりますね。
*こんな本がありました*
さて、先日行われた東京マラソンですが、開催4回目にして応募者は30万人を超えたそうです。
ますますランニング熱が高まる中、以前にもランニングやマラソンの本をご紹介したことがありました。
今日は「走る」本をご紹介します。
タイトルからして熱い!ですが、
注目したいのは、内容紹介の「メキシコの秘境をサンダルだけで一昼夜走り続けるタラウマラ族」。
一般人の私はもちろん、道なき道を走りつづける超耐久競技・ウルトラマラソンのランナーも、彼らにはびっくりですね。
本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
2月は10件の件名を新設しました。
その中に「宇宙エレベータ」という件名があります。
エレベーターは一般用語は音引き、専門的には音引きなしのようです。
その「宇宙エレベータ」とは、ロケットに代わる未来の宇宙輸送手段で、静止衛星と地球をケーブルで繋いだエレベータのこと。エレベータの箱が軌道を伝って上下に移動をするので「軌道エレベータ」とも言われ、こちらは参照形で採用しました。
必要なエネルギーも費用もロケットに比べるとごくわずかで済むのだそうです。わずかといってもロケットは打ち上げるだけでも莫大な費用がかかるので、とてもお得!といえるかどうか微妙なところですが。
「宇宙エレベータ」が完成したら現在よりは宇宙に行ける可能性が広がりそうですね。
個人的には外の景色が見えるタイプは高層ビルの高さでさえ腰が引けてしまうので、スケルトン仕様にはしないで実現して貰いたいなぁと願っております。
こんにちは。雑誌:半澤です。
小学館の「小学五年生」、「小学六年生」が2010年3月号で休刊となります。
小学○年生といえば、盛り沢山の付録が魅力的。
私にとっては高級品のイメージで、風邪をひいて寝込んだ時かお正月だけ買ってもらえた思い出が。
学年が上がるにつれてアイドルやゲームなどの専門誌を背伸びして選ぶようになるのかもしれませんね。
ともあれ一年生から六年生まで6人きょうだいを毎月入力していた身としては、寂しい限りです。
大変長寿なこのきょうだい、どの学年も1922~1925年に創刊された大正生まれです。