データ部から見た志木ブックナリー
さて、志木ブックナリーレポートも今日で最終回となりました。
最終回は、研修を終えた二人のデータ部メンバーから見た「志木ブックナリー」についてお届けします。
普段、一日中本とパソコンとにらめっこしているデータ部を飛び出して、TRCの物流基地へ研修に行き、頭も体もへとへとになりながらとても貴重な体験をしてきました。(本当に広かったなあ!)
なかでも、データ部メンバーが毎日作成しているTRC MARCは図書館の蔵書データベースを作っているだけではない、ということを知ることが出来たのはとても大きかったですね。志木ブックナリーはすべてがシステム化されていますが、TRC MARCは、その物流システムの川上(お客様からの注文受付、発注)から川下(それぞれの図書館の仕様に合わせた本の装備、納品)まで、本当に様々な場面で大活躍していたんです。
このひとつひとつのMARCが、装備済みの本を確実に早くお届けするのにも役立っているなんて、これからさらに頑張ろうという気持ちになりました!(永倉)
片田からみた志木ブックナリーは一言で表すと「別の会社」。
TRCに、図書館を顧客とした「MARC作成・販売会社」というイメージをもって入社してから3ヶ月。まさに思っていた通りだと思っていた片田にとって、倉庫で新刊本を在庫・管理し、装備までして売っている、さらにいうとオンライン書店bk1で図書館以外への販売も行っている志木ブックナリーは、「別の会社」以外に表現がありませんでした。
しかし、どんなに違うことをやっていても、根底には必ずTRC MARCがあり、これがないと全ての業務が成り立たない志木ブックナリーも、やはりTRC。
志木ブックナリーとデータ部、そしてその先に続く図書館との連続性を肌で感じることができた研修でした。
今回の研修で一番片田の印象に残っているのは、年間約670万冊(志木ブックナリーだけの数字です。TRC全体だと1250万冊にも及ぶとか。)もの本を図書館に届けていると聞いたときに感じた、「それだけの冊数を装備までして売っているなんてすごい!」、「それだけの本を新しく購入して、利用者の方に提供している図書館もすごい!」という感動です。
その感動、そして今回の研修の経験全てを活かして、MARC作成に励みつつも、TRCが行っている業務全体、さらにいうと図書館界全体の事を頭の片隅にでも置いて、日々の業務をこなしていければと思います。(片田)
片田と永倉が全9回でお送りしたデータ部ログ志木研修レポート。いかがだったでしょうか?TRCの志木ブックナリーで2人が感じた臨場感を少しでもお伝えできたのならばうれしいです。
長らくお付き合い頂きありがとうございました!